ORPHEUS BLADE







"Wolf's Cry"




イスラエル出身のシアトリカル/オペラティックメタルバンドによる1stアルバム。


女性シンガー率いる男女ツインVoバンドらしく、本作がデビューアルバムとなっているがどうやら
製作に6年も費やした大作のようで、音楽的にはとりあえずはプログレッシヴメタルのカテゴリーに
属しているらしいが、実際にはかなりシンフォニックでシアトリカルな要素が強く、技巧以上に
ドラマ性、大仰さを重視しているようで、出自を感じさせるエキゾチックな面も見せつつ男女ツインVoで
オペラティックに展開する劇的なアルバム
に仕上がっておる!ちなみに男VoはMETALIUM等で
知られるヘニング・バッセ
である。

1曲目は叙情的なギターに始まりエキゾチックな空気を放つイントロで、2曲目はシアトリカルな
怪しさを発散するシンセ、低音男Vo
が登場しさらにシンフォニックさを演出!女性Voも顔を出し
バンドサウンド、ツインリードもかなりドラマティックじゃのう・・・!3曲目はシンフォニックかつ
プログレメタル然としたテクニカルさを見せており、男女ツインVoも登場し怪しげな
中東風味
を醸し出すパートも登場、後半聴けるアコギ、ピアノが美しいな。4曲目はうって変わって明るさ、
爽やかさ
を放つツインリードがアメリカンな空気を演出しているが、その後はミステリアスになり
劇的なギター、男女ツインVo
も聴けるぞ。5曲目は壮麗なオーケストレーションに始まり
かなりシアトリカルな男Voミュージカルライクなムードを演出、歌唱力の高さ
存分に見せ付けているぞ!6曲目は語りによる短い繋ぎで、7曲目はこれまたシアトリカルな怪しさ、
神秘性
を醸し出しており優雅なリードギターも登場、淡々とした怪しげな空気もあるな。
中盤のコーラスも劇的じゃのう・・・!8曲目は多少のデジタル要素も見られるがやはり基本は
シアトリカル
な感じで、オペラティックに歌い上げる女性Voが聴け途中からバンドサウンド、
泣きのギター
が聴けるぞ。9曲目もまた相当にシアトリカルな歌い回しを見せる女性Voが目立ちつつ
無機質なヘヴィサウンドも登場、リードギターがエキゾチックな泣きを見せているな・・・!
中盤以降はテクニカルさも見られるぞ。10曲目もまた演劇的な歌い回しを見せる女性Voが聴け
怪しさを演出、後半のフィメールクワイア神秘的じゃのう・・・!11曲目はストリングス、
チェロの音色
呟くような女性Voが聴ける短い繋ぎで、12曲目はミステリアスな空気を醸し出し
シンフォニックさを見せつつテクニカルなギターも登場、プログレメタルらしい部分もあるインストで、
13曲目はそのまま壮麗な空気を醸し出し、穏やかながら女性Voは実にシアトリカルである!
後半のコーラスワークがまた相当に劇的で良いな・・・!


無名の存在ながらかなりの健闘を見せているアルバムで、演奏、プロダクション等実に良質で
B級的なショボさ、チープさが一切見られない高品質な仕上がりを見せておる!判り易いメロスピ、
クサメタルでは無く、
メロディーにも特別フック、キャッチーさ、クサさがある訳では無いので
クサメタラーがすぐに飛びつくような音楽性では無いのかも知れんが、
大仰なシンフォニックさが目立ち、プログレッシヴメタルでありつつテクニカルさよりも
ドラマティックさを重視したシアトリカルなオペラティックメタルとして一級品である!
METALIUMのヘニング・バッセがまたかなりの好パフォーマンスを披露しており、繊細な表現から
パワフルな歌い回しSYMPHONY Xのラッセル・アレンを彷彿とさせる程じゃのう・・・!
怪しく神秘的でオペラティック、シアトリカルな雰囲気に浸りたい1枚だな。




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