ORIGIN







"Antithesis"




カンザス出身のテクニカルデスメタル/デスコアバンドによる4thアルバム。


スクリーモを発展させ北欧メロデスの流れを汲んだ叙情性、
メロディアスさ
を持ったメタルコアとは異なりブルータルデスプログレデス、
カオティックコア
の要素を濃く感じさせメロディアスさよりも技巧やアグレッション
重視した今最も話題のヒップなメタルスタイルとも言えるデスコア・・・!
彼等ORIGINもまたそんな極めてデスメタル色濃いエクストリームメタル
プレイするバンドだがそれと同時にBRAIN DRILL、THE FACELESS等に通じる
テクニカルプログレカオティック要素を持っており、スウィープ多用の複雑かつ
変態的なギター、アグレッシヴな事この上ない爆走ドラム、奥に引っ込み気味なものの
低音、高音の両方で攻め立てるデスVoとまさしく技巧派テクニカルデスコアの
王道
を行くクレイジーかつアグレッシヴなエクストリームメタル
プレイしておる!クリーンVoは皆無で終始デスVoを聴かせただただ攻撃的で激しく
過激なデスメタルサウンド
を繰り広げる様はまさに圧巻!リズムも実に複雑だが
終始爆走しまくっているのも好印象で部分部分でベースも自己主張し唸りを上げ、曲によっては
リフなんかで多少はメロデス、メロブラに通じるメロディーが顔を出すこともあり
4曲目なんかまさにそんな感じでギターソロもメロディアスなリードプレイを披露しており
こういう部分がいいアクセントになっているな・・・!8曲目はスウィープ多用ながら
ブラストで爆走し本作中最もブルデスに近い雰囲気を持っているか!?
ラストは完全に変拍子プログレデスだ!9曲目のイントロなどで聴けるギターも狂っており
良いのう!どこかSLAYERに通じる禍々しさ、邪悪さが感じられるな・・・!
10曲目は何と10分近くある大作で爆走以上にドラマティックな要素
色濃い練りこみを感じさせる曲だな。後半でメロディアスなギターも聴け
得意のスウィープを交えつつもなかなかにエモーショナルである!


ヴォーカルが引っ込み気味なのが気になるもドラムは流石にBRAIN DRILLほどではないが
十分に手数足数多く叩きまくっておりギター、ベースも凄まじくテクニカルである!
バキバキに唸るベース、変拍子リズムスウィープを連発しまくるギター等
楽器やる人間にとって非常に興味深い音を聴かせてくれよう・・・!まぁこの手の
ジャンルらしくこれと言った個性は無いのだがエクストリームメタル好きならば
確実に気に入るだろう!同じタイプの楽曲が続くがそれ故に捨て曲は無い!
爆走パート
が続きダレる所が一切無く最後まですんなり聴き通せるのも強みである!
個人的には4曲目みたいなメロディアスさをもっと出してもいいと思うがライヴで
モッシュしたい暴れ盛りの体育会系キッズ
にとってそういう要素は
軟弱化、セルアウト以外の何物でもないんだろうなぁ・・・!




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満足度 83% お気に入り曲 全部。特に“Wrath Of Vishnu”







"Entity"




カンザス出身のテクニカルデスメタル/デスコアバンドによる5thアルバム。


過去作はRelapse Recordsからリリースして来たが、通産5作目の本作で名門の
Nuclear Blastに移籍する事になった、
カンザス出身の超絶テクニカル変態
エクストリームメタルバンドである!
どうやら前作リリース後にメンバーが
脱退
しており、本作は残った3人のメンバーでレコーディングされたようだが、
ここで聴けるサウンドは過去作を踏襲した、とにかくひたすらに凶暴かつ
テクニカルな変態性
を発散しまくるピロピロ爆走テクニカルデスとなっており、
高速ギターも冴え渡りリズムも緻密な印象があるな。

1曲目から早速の高速ピロピロギターが炸裂し、禍々しくもテクニカル
爆走しまくり2曲目も禍々しさを放ち、やはり変態的なテクニカルさが見られ
3曲目はブルデスに近い邪悪なドロドロ感が見られつつミシンのようなドラムで爆走!
ギターソロは怪しくも少しメロディーがあるか!?4曲目も捩れたギターと共に爆走し、
5曲目もスウィープを交えたテクニカルギターが聴け、スローパートも目立ち
怪しいヘヴィさもあり、ギターソロはシュレッド主体かつメロディーも感じさせるぞ。
6曲目は怪しい静けさ漂う短い繋ぎで、7曲目は細かいギター、リズムで突き進むメカニカル
雰囲気があり、8曲目は胡散臭いテンションの高さを感じさせるカオティック寄りで、
ヒステリックなギターが目立ちどことなくコミカルな印象すらあるな・・・!
9曲目はスウィープに始まり勢い良く爆走、ノリの良さもありハードコア寄りな感じで
10曲目も高速ギターで始まりピロピロしながら爆走!怪しいノリも見られ
後半では珍しく中東風の泣きのギターソロが顔を出す7分ある曲だ。11曲目はこれまた
焦燥感ある爆走チューンで、怪しさもありボーナス扱いの12曲目は細かいリフ
ノリの良さを放つ、ブラックメタル的な胡散臭さも感じさせる曲だな。


全編に渡って捩れたような高速ピロピロギター、爆走ドラム
凶暴に展開する超絶技巧ブルデス、デスコアとなっており、リズム面で上記したよう
緻密さもあり、メロディアスさ叙情性は皆無なんだが怪しい雰囲気はあるな。
この手のテクニカルデスのお決まりとして、プロダクション的にはそこまで
音圧の激しいゴリゴリ感
は無く、やや軽い部分もあるがこれ位音数の多い
密度の濃いサウンド
でヘヴィ過ぎると疲れちまうんでこんなモンで丁度良いな。




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満足度 80% お気に入り曲 どの曲も似たようなモン







"Omnipresent"




カンザス出身のテクニカルデスメタル/デスコアバンドによる6thアルバム。


ピロピロギター、高速ドラム圧倒的なテクニカルさを放つ、カンザス産の
テクニカルデスメタルバンドによる通産6作目で、どうやら本作でVoが交代したようだが
特に音楽的に変わったような部分は無く、従来通りのピロピロ高速爆走テクデス
徹底的に踏襲しており、グロウル、スクリーム主体かつ昔ながらのデスメタル感
漂わせるVoも前任者と比べて大差無く、過去作の流れのままに聴けるのう・・・!

1曲目は早速の禍々しくも大仰なテクニカルさが見られ、ギターはスウィープ
連発しまくり2曲目も捩れたようなテクニカルさを放ち爆走!それでいてヘヴィな
ブレイクダウン
も顔を出し、3曲目はネオクラシカル風味すら感じさせるギターが聴ける
短いインストで、4曲目は再び邪悪なテクデスとなり、ヘヴィなブレイクダウンも多いな。
5曲目はガテラルも顔を出し爆走するテクデスで、6曲目はパンクっぽいリフが聴ける
爆走チューンだな。7曲目はピロピロギターシンセスペイシーな美麗さを放つインスト。
8曲目は捩れた乱雑さが見られ、ストロングな勢いもありベースとギターの
ユニゾン
が印象的だが、後半のブレイクダウンはややダレるな・・・!9曲目は軽快なドラムに始まり
これまたパンクっぽい頭の悪いノリが見られる疾走曲だな。10曲目はシンセに始まりどこか
ブラックメタルに通じる禍々しさが見られ、細かいギターも聴ける繋ぎのインストで、
11曲目はヘヴィなミドル、スローテンポながらテクニカルな高速パートも顔を出し、
12曲目もブラスト入りながら禍々しいスローパートが目立っているな・・・!


シンガー交代の影響は特に見られない、過去作を踏襲した捩れたような邪悪な
テクニカルさ
を放ちまくる高速ピロピロ爆走テクデスだが、多少ヘヴィな
スロー、ミドルパートが増えた
ような印象があり、そこで評価が分かれるかもな・・・!
似たり寄ったり感も相変わらずだが、アルバム後半で禍々しいスロー曲がかなり増え
もうちょい爆走パートを交えても良かっただろうか!?




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満足度 78% お気に入り曲 All Things Dead  The Absurdity of What I







"Unparalleled Universe"




カンザス出身のテクニカルデスメタル/デスコアバンドによる7thアルバム。


似たり寄ったりながら高度なスキルを見せる、カンザス産テクデスバンドによる
3年振りにリリースされた通産7作目で、元SKINLESSのシンガー、Jason Keyser
加入してこれで2作目となる1枚である。音楽的にはやはり過去作を踏襲した、
ピロピロ高速ギター、爆走ドラム
による変態テクニカルデスメタルとなっており、
前作で見られたヘヴィ路線のスローチューンも目立ちつつ、反復的な要素も感じさせるだろうか!?

1曲目は早速得意の高速ピロピロギター、ミシンのような爆走ドラムが登場、
2曲目はヘヴィなスローテンポメインながらやはりスピーディーさも見られ、
3曲目もテンポ自体はスローだがギター、ドラムはやはり速く、ラストは怪しく不穏な
メロディー
が聴けるぞ。4曲目はカオティックコアに接近した変態的な爆走っぷりを見せ、
5曲目はややブルデス風になりつつパンク寄りのリフも聴ける爆走チューンだな。6曲目はヘヴィな
スローテンポ
禍々しさを演出、7曲目は高速シュレッドギター、ドラムで幕を開け
ヘヴィでワイルドなノリの良さも見られつつブラストも登場、8曲目はスラッシュメタル的かつ
グルーヴィーなノリがあり、爆走もするが途中で唐突なブレイクダウンになるのう・・・!
9曲目はブラックメタル風の禍々しいギターが目立った疾走チューンだが、途中ヘヴィなパートも見られ
ややダレる10分近くある長尺曲だ。10曲目はBRUJERIAのカヴァーで、ジミ・ヘンドリックスの
“Star Spangled Banner”
オマージュに始まるヘヴィグルーヴ主体のスロー曲だな。


基本的には過去作を踏襲した、テクニカルな高速ピロピロギター、ミシンのような
爆走ドラム
を主軸としたテクデスなんだが、前作で見られたヘヴィなスロー曲は
本作でもそれなりに目立っており、
前々からあったんだが反復的な要素
なかなかに強く、構築美を求めると肩透かしになる可能性はあるな・・・!似たような
曲ばかりという印象が薄れた
のは評価出来るだろうか!?




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満足度 79% お気に入り曲 Infinitesimal to the Infinite  Mithridatic  Dajjal







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