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"New World Shadows"




フィンランド出身のプログレ/メロディックデスメタルバンドの5thアルバム。


叙情派メロディックデスプログレ等の要素を盛り込み独自性を出すバンド
通算5作目に当るアルバムである!過去作は未聴だが以前はもっとストレートな音
出していたらしく、アルバムを重ねる度に進化していったのかどうかは判らんが
本作は慟哭系の古き良きメロデス要素プログレライクな捻くれた曲展開を盛り込み
さらに叙情派ニュースクールに通じる胸を焦がす哀愁のメロディーもバンバンブチ込んでおり
部分的に顔を出すストリングス系のシンセも曲を盛り上げるのに一役買っているぞ!
技巧に頼らず強烈な泣きを見せるリードギターも印象的だが疾走チューンは少なくミドル、
スロー曲
が多い辺り評価が分かれそうだな・・・!

1曲目はシンセがアトモスフェリックなムードを出しつつベースが唸りそして胸を焦がす
哀愁に満ちた叙情的なトレモロ
が登場、泣きのリードギターも顔を出しメロデス
言うよりはニュースクール・ハードコアのノリを醸し出しヴォーカルはガテラル系の低音で
苦しむような唸り声
を出しミドルテンポで物悲しく展開する9分を超える大作である!
中盤でアコギが登場し穏やかなムードになり後半はスローテンポで重苦しさも感じさせるが
メロディーが良いためダレは無く最後まで楽しめるのう・・・!ラスト間際でようやく
ブラストを披露しシンセストリングスも盛り上がるぞ!2曲目は王道の慟哭系リフで
ストレートな疾走感
を見せギターがキャッチーなメロディーを奏でる比較的判りやすい曲。
ギターソロは流麗な速弾きを見せつつメロディアスさも十分で良いな・・・!
ラストのシンセ、ギターはどこかプログレ風か!?3曲目はアトモスフェリック系
電子音、ベース、ドラムがスペイシーなムードを醸し出しへヴィリフも顔を出す今風っぽい
スロー曲。
これまたストリングスシンセが盛り上がりギターフレーズも印象的だな。
ピコピコしたデジタル音、クリーンVoのコーラスも聴けるぞ!4曲目はクリーンギターから
ブルータルなノリのへヴィリフがザクザクと突進しつつもテンポはスローでこれまた
重苦しいムードを発散するがサビ(?)のバックで聴ける泣きのギターは良いな!その後は再び
クリーンギターが顔を出しウィスパー系のクリーンVo、シンセが穏やかなアトモスフェリック要素を醸し出し
ポストロックのスタイルも取り入れているな・・・!ラストでテンポが上がるぞ。5曲目はモダンな
空気のへヴィリフ
からどこか正統派メタルに通じるリフワークに変わりシンセをバックにアップテンポで展開、
ヴォーカルが入るとギターはスクリーモ系のオブリを挿入し始めアップテンポかつ無機質な
フワフワした質感
を醸し出すのう・・・!後半のギターはどこかプログレに通じるフレーズを披露するぞ。
6曲目もどこかスクリーモっぽいギターのオブリが目立ち穏やかなパートも多いが
へヴィなパートもしかとあり中盤でベースが唸りその後はビートダウンっぽくなりそして泣きと言うよりは
空間系プログレ(?)の要素を感じさせるギターソロが登場!その後はこれまたポストロック系
広がりを見せる叙情性を演出するぞ。7曲目は穏やかなアコギに始まりこれまた
ポストロックに通じる静寂ムードからシンセが少しずつ緊迫感を放ちそしてモダンなリフ泣きの
リードギター
が聴けるスローテンポの叙情インスト。8曲目はプログレメタル然とした
バンドサウンドに唸るシンセも顔を出しアップテンポでテクニカルかつ軽快に展開、リズムはノリが良く
一歩間違えりゃダンサブルとすら形容できそうなムードが漂っているがその後これまた静寂さを
醸し出すパート
も僅かながら覗かせギターソロはタッピングで切り込みテクニカルな印象が強いな。
9曲目は1曲目同様大作で怪しい静寂ムードを醸し出すイントロからへヴィリフ、デスVoが登場しスローテンポで
重苦しさを発散、
その後の泣きを見せるリードギターのメロディーが良くバックのアコギも
味を出し、そしてピアノ、クリーンVoによるコーラスも聴け退廃的かつ叙情的な要素が強くなるぞ!


大作チューンの1曲目こそダレる事無くドラマティックで胸を焦がす哀愁
堪能させてくれるがやはり全体的にミドル、スロー曲が大半を占めているため途中途中で
ちょいとダレを覚える部分が出てくるのは否めないのう・・・!プログレのみならず
アトモスフェリック、ポストロック系のスタイルも取り入れているためそういう音に
理解が無いとさらにダレを感じるだろうなぁ・・・!泣きのギター等メロディーは
なかなかにいいモノがあるのでそういった要素ももっと見せてくれると良いんだがねぇ・・・!




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満足度 79% お気に入り曲 Everfields、Ego







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