Nozomu Wakai's DESTINIA







"Metal Souls"




日本のギタリストによるソロ名義の2ndアルバム。


元々はTHE POWERNUDEのメンバーとして活動するも、その後RUSHMOREなる
テクニカルプログレ要素入りのオルタナ路線(?)バンドに参加していたが、
おそらく食うために仕方無くやっていた黒歴史のようで、その後は晴れて
ガチのHM/HRをやるためソロ名義のDESTINIAを結成、ロブ・ロック等海外の
超大物シンガー
とコラボレーションし瞬く間に知名度を上げた実力派である!
本作はミニアルバムを挟んでリリースされた通産2作目で、ソロの要素が
強かった過去作
と比べて本作はシンガーがLORDS OF BLACKのロニー・ロメロ一人で、
バックのメンバーWHITESNAKEの面子が揃っており、ミックス
フレデリック・ノルドストローム、マスタリングをイェンス・ボグレンが手掛け、
過去作は未聴だがバンドとしての纏まりが強くなった印象があるだろうか!?

1曲目は意外にも明るめの印象がある正統派HM/HRとなり、Voの見事さが
早速発揮され
2曲目もオーソドックスな80年代メロハー風で、
3曲目もアメリカンな明るさがありつつ、同時に憂いあるキャッチーさも見られ
サビ等日本人的な感性も感じさせる軽快なアップテンポだな。4曲目も80年代的なシンセが
顔を出すそんな感じのキャッチー路線で、ROYAL HUNTの線を目指しつつも
微妙に届いていない感じだろうか!?5曲目はポップ路線爽やかバラード
スロー曲。6曲目も80年代メロハー路線のスロー、ミドル曲。7曲目は珍しく劇的さのある
軽快なアップテンポで、やはりキャッチーな印象も強く8曲目もキャッチー路線のサビが
日本人的なメロハー系。9曲目はアップテンポキャッチーさを醸し出す
メロハー系のなかなかに劇的な曲だが、やはり産業ロック(死語)感があるのは否めないな・・・!
10曲目もアップテンポのキャッチー路線で、FAIR WARNINGっぽさがあるな。


流石は世界に名だたる超実力派シンガーとのコラボレーションなだけあり、
国産HM/HR最大の弱点であるVoが完璧なものとなっており、そこに不満を唱える者は
まず居ないだろう!
本人のプレイもバックのメンバーも一切問題無く良質な
パフォーマンス
を披露しており、総じてレベルは高いと思うんだが意外と
曲に驚きが無いと言うか、質は低くないものの凡庸なメロハー、アメリカンHM
要素が強い感じで、もっと劇的な様式美HM/HRを期待していただけに
肩透かしなのは否めないなぁ・・・!ぶっちゃけギタープレイ
「まぁ巧いね」で終わってしまう感じで、ギターソロに魅力が無いのも惜しいのう!
元々ポップバンドやってたり、サポートアクトの経歴が長い分どうしても
半端に売れ線を意識してしまっているのかも知れんな。どうせHM/HRなんざ
どう足掻いても売れるジャンルじゃねぇんだから、キャッチーさ、ポップさなんざ
捨てて本気のコアなHM/HRをやって貰いたい所じゃわい!




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満足度 70% お気に入り曲 The End of Love  Be a Hero
Cross The Line







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