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"Colossal Darkness"




セルビア出身のシンフォニックブラックメタルバンドによる1stアルバム。


HM/HR辺境地セルビアから登場したバンドで、音楽的にはオーケストレーションを
大々的に導入したブラックメタル
ではあるが、よくある禍々しく邪悪なシンフォニックブラックでは無く、
エピックメタル的な大仰さ、勇壮さを前面に押し出したクサさ満点のシンフォブラとなっており、
喚きグロウルのみならずクリーンVoも顔を出し、ある意味ヴォーカルだけグロウルな
メロパワ、シンフォニックメタル
な印象が強いのう・・・!

1曲目はチープさの残るシンフォニックなシンセオーケストレーションによる勇壮なイントロで、
続く2曲目はまるでRPGのサントラみたいなシンセに意外とパワーメタル寄りな印象のある
バンドサウンド
が登場、エピックな勇壮さを放ちつつもヴォーカルはブラックメタルらしい
しわがれたダミ声
だが、朗々としたクリーンVoも顔を出しSTORMLORD辺りに近い印象もあるか!?
3曲目は煌びやかな音色に始まりこれまた勇壮な印象を強烈に発散、戦場SEも顔を出し後半の
ギターソロ
はどこかエキゾチックなフレーズも聴けるか!?4曲目はこれまた勇壮さ満点のシンセと共に
疾走感
を放つエピックメタル色濃い楽曲となるぞ!5曲目は鐘の音に始まりスペイシーなシンセも登場、
ホラー風味を放ちつつ疾走しており、やはりブラックメタル的な禍々しさは見られず
勇壮な面も強いのう・・・!6曲目は結構淡々とした印象のあるミドルチューンで、
朗々としたクリーンVoも久々に登場し語りのような低音声BAL-SAGOTH風味を放っているな。
中盤以降でテンポアップするぞ。7曲目は勇壮なストリングスシンセ、ホーン
目立ちつつもリズムは淡々としたミドルテンポで、この辺がまたエピックメタル色濃い部分だな。
8曲目はピアノ、呟き声淡々とした空気を放ち、続いてオーバーダブされたギター等が
盛り上がりを放つパワーバラード風の勇壮なスロー曲である。後半のホーン等がいかにもエピックじゃのう・・・!


STORMLORDBAL-SAGOTH辺りを思わせるエピックメタル風味漂うシンフォブラックで、
ブラックメタル的な邪悪さ、禍々しさは薄くブラストトレモロで爆走したりもせず、
基本は勇壮なミドル〜アップテンポなのもエピック系のパワーメタルに近い部分だろう・・・!
音はまぁ悪いと言えば悪いんだが、ブラックメタルとしてはシャリシャリなスカスカさが無く
プロダクション的にもB級パワーメタル
な印象があり、ブラックメタラーよりも
シンフォニックメタルを好むクサメタラーにオススメのバンド
だな。




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"Sword And Sorcer"




セルビア出身のシンフォニックブラックメタルバンドによる2ndアルバム。


HM/HR辺境地から登場し話題を呼んだ、エクストリームメタルでありながらも大仰で
勇壮
なエピック系オーケストレーションがRHAPSODY OF FIRE的なムードを演出する
クサメタルバンドである!本作は2015年にリリースされた通産2作目のアルバムで、
その後2016年にレーベルを変え楽曲を追加して再リリースされたようだ・・・!
音楽的には前作の流れを汲んだ、Voだけグロウルなエピック系シンフォニックメタルで、
STORMLORD、BAL-SAGOTHが引き合いに出された前作以上に脱ブラックメタルし、
まんまRHAPSODY OF FIREな世界観
に接近しただろうか!?ただプロダクションはまだ甘く、
全体的にB級な印象が残っており
そこがマニアには嬉しいだろうか!?

1曲目は勇壮かつチープなオーケストレーションによるイントロで、2曲目もまた大仰な
ストリングスシンセ
エピック的クサさを放ち疾走!RHAPSODY OF FIREを
幾分かショボくした
ような曲調で、吐き捨てグロウルのみならずハイトーン系の
クリーンVo
も顔を出すぞ。3曲目もまた勇壮さ漂うクサメタルで、グロウル以外は完全にエピックメタル
仕上がりだろうか!?4曲目はオーケストレーション、ピアノによる繋ぎで、5曲目はバンドサウンドが
やけに耳に刺さる、これまたRHAPSODY OF FIRE風の大仰なクサメタルとなり
6曲目は勇壮かつ淡々としたミドルテンポで、グロウルが顔を出すぞ。7曲目はフォーク的なイントロが聴ける、
これまたまんまRHAPSODY OF FIREなアップテンポ曲だな。8曲目はチェロ、ハープの音色による繋ぎで、
9曲目はグロウルメインの怪しげなミドル〜アップテンポ曲。10曲目はミステリアスな空気が漂う
シンフォニックメタルとなり、多少はダーティーさもあるか!?クラシックのフレーズを崩した
ギターソロ
も聴けるぞ。これ以降は追加された曲で、11曲目はストリングス、ピアノが
クラシカルなムード
を放つダークで怪しげな曲。12曲目はオーケストラによる
短い繋ぎ
で、13曲目は珍しくブラストトレモロが顔を出すシンフォブラック寄りだな。
14曲目もシンフォニックかつダークで怪しげな印象があり、ブラストも聴けるぞ。15曲目もまた怪しく
トリッキー
な印象もありドラムソロも登場、プログレメタルに通じる面があるだろうか!?


Voだけグロウルなエピック系シンフォニックメタル路線をさらに推し進めており、
本作で聴けるのは最早ブラックメタルでは無く、RHAPSODY OF FIREフォロワー
言えそうなファンタジック系シンフォニッククサメタルとなっており、このスタイルで
喜ぶのはエクストリームメタラーでは無くナード、ギーク系クサメタラーだろうな・・・!
まだまだプロダクションが甘く、全体的にチープでバンドサウンド、オーケストラの
バランスがイマイチだったりと、B級っぽさが強く残っているのも特徴だろうか!?
正直この路線で行くならグロウルは不要だろう。クサさは保障出来るので、
B級好きのクサメタラーならば楽しめよう!




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Dragon Of Erebor







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