NOCTURNAL BLOODLUST







"Ivy"




日本のヴィジュアル系デスコアバンドのミニアルバム。


色々な意味で話題のバンドである!元々はゴリゴリのデスコアをプレイしていた
本格志向のバンドだったのだが何を思ったのか唐突にヴィジュアル系化!
そんなわけで賛否両論・・・というか明らかに非が多い茨の道を突き進む事を
決意したバンドで最近増えてきたヴォーカルだけV系でそれ以外はメタルな
バンドの一つと数えられる
だろうが彼らの場合は流石にデスコア上がりだけに
デスVoが本格志向で評判では8種類のデスVoを操る等と言われている!
デスVoに8種類も発声法があるのかどうかは知らんが(爆)グロウルに
特化した赤飯
みたいな立ち位置と言えるだろうか!?

1曲目は鐘の音、アトモスフェリックなシンセ、リズムが聴こえるイントロで
続く2曲目はデジタル音も交えたモダンなへヴィサウンドが聴け絶叫シャウトも登場、
疾走はせずグルーヴィーさ重視の不穏なムードを湛えしわがれたシャウトに絶叫を
交えダンサブルなパートも顔を出しつつ確かにデスVoは評判通りの本格志向だが
サビはV系らしさ満点のクリーンVoになりキャッチーさはあるがこういうスタイルなら
ガチのデスコア、モダンメタルに徹して貰いたいのう・・・!中盤はビートダウンで
ガテラル、ピッグスクィールも登場、
ギターソロはメロディアスな泣きがメインの
プレイ
だな。3曲目はインダストリアルムードも出しつつノリの良い疾走感を見せ
ピアノもバックで登場、ヴォーカルは吐き捨て、絶叫等デスVoは流石だがどうにも
クリーンが弱弱しくサビはポップ過ぎるか!?4曲目はモダンなノリの良さを見せる
アップテンポのへヴィチューンダミ声シャウトが登場、デスVoは実に本格的だが
やはりサビが中途半端なV系クリーンポップ色が濃すぎて浮いちまっておるのう!
ギターソロはメロディアスかつ流麗さもありテクニックも確かだな・・・!5曲目は
V系のお約束らしい、往年のDIR EN GREY“THE FINAL”に似たムードを持つ
バラード寄りの曲。モダンになるパートもあるが中盤もどうにも最近のDIRっぽく
いくらV系化したからといってもこんな所までV系マナーを踏襲せんでもなぁ・・・!(爆)
6曲目は荒々しくもへヴィな勢いを感じさせるモダンな曲で絶叫等を駆使するデスVoが
実に熱くアグレッシヴで好印象じゃのう!ビートダウンにガテラル、ピッグスクィールも
顔を出すが中盤はエキゾチックさのあるギターフレーズにV系クリーンVoも顔を出し
ギターソロは疾走するぞ!7曲目はやはりシャウトが熱くイントロは中華っぽい
シンセ
が聴けるもその後はデスコアというかメタルコア然としたリフで疾走!
グルーヴ重視のノリ
が多い本作としては珍しい疾走チューンでV系クリーンも
顔を出すがやはり聴き所はデスVoである!中盤はビートダウンシンガロングが
登場し
その後はガテラルだ!


ガチのデスコアからモダンヴィジュアル系になったという事で基本はデスVoだが
サビのクリーンがV系まんまでそこに激しく違和感を覚えてしまうのう・・・!
8種類のデスVoは言いすぎだが(爆)
デスVoには確かなスキルがありバンドサウンドも
なんちゃってメタルでも無ければありがちなDIRフォロワーでもないガチの
デスコア上がりらしい本格志向
を見せているだけにデスVoに反してクリーンVoの
貧弱さが浮きまくってしまっておるわい!
V系ファン・・・バンギャからしてみれば
デスコア要素が強すぎるし、メタルファンからしてみればクリーンVoパートが
どうにも弱く中途半端な立ち位置にいる
事は否めないのう・・・!メロディーも
相当にポップでこの辺も浮きまくっているしな。売れるのはV系だろうが
なまじ実力があるだけにデスコアスタイルで硬派に勝負してもらいたかったわい!
これもある意味セルアウトか・・・!




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満足度 75% お気に入り曲 Vanilla  A Bullet Of Skyline  Trigger  Gift Of Prophecy







"GRIMOIRE"




日本のヴィジュアル系デスコアバンドの1stアルバム。


元々は超本格的なデスコアをプレイしていたのに何故かヴィジュアル系にセルアウト(?)し
知名度は上げた
ものの賛否両論・・・いや否のほうが多いであろう国産バンドによる
フルアルバムである!前作はどちらかと言ったらミニアルバム的な側面が強かったので
15曲入りの長丁場アルバムは本作が初である。音楽的には前アルバムの流れを汲んだ
サビだけヴィジュアル系クリーンのゴリゴリのデスコア
で、クリーンVoパートはやはり
弱めでメロディーもありがちなJ-POP系で正直浮きまくっているんだが、それ以外は
相当に本格的なモッシュ上等のガチのデスコアとなっており、それでいてバックで
エレクトロニカ系のデジタルシンセ
叙情的なピアノも効果的に使われており
ただへヴィなだけでは無い素養も見せておるのう・・・!

1曲目はSEエレクトロニカ系のデジタルサウンドが顔を出すイントロで、
2曲目はいかにもデスコアなゴリゴリしたへヴィリフが聴けるもバックでピアノ
微かに顔を出しアグレッシヴな低音ガテラル、高音シャウトが矢継ぎ早に登場!
シンガロングも聴けここまでは普通にデスコアで良いのだがサビのクリーンVoは
やはりいかにもヴィジュアル系
ってな感じで、凶悪極まるデスVoと比べて
どうにも弱いのが気になるのう・・・!
後半のビートダウンも本格的ピアノに加え
悲鳴系ホイッスルVoも披露、ギターソロは泣きのメロディー重視だな。
3曲目もまたブルータルさのあるへヴィリフが聴けつつ叙情的なピアノも顔を出し
デスVoと共に疾走!ガテラルも高音絶叫も凄まじいブチ切れ具合なのにやはり
サビはイマイチなV系クリーンになってしまいメロディーもありがちじゃのう・・・!
ギターソロはメロデス系の叙情フレーズを披露するぞ!4曲目はへヴィリフに
デジタルサウンド
が顔を出しエレクトロニカ要素も見せ重々しくも軽快さを見せる
部分
もありクリーンVoはやはり類型的だが、その後クリーンギターによるカッティング、
オブリ
も顔を出しさらにチャラいビッチシンガロングまで登場!ギターソロは何と
両手タッピング(?)と思しきフレーズ
まで顔を出すぞ!5曲目は淡々としたムードを醸し出し
ギターが叙情性を見せ疾走
するメタルコア寄りのデスコアで、クリーンVoは
やはりヴィジュアル系スタイルでメロディーもありがちなJ-POP風じゃのう・・・!
中盤はベースがテクニカルな高速フレーズを披露、ギターソロは意外とオーソドックスか!?
6曲目も勢いある疾走感を見せるゴリゴリのデスコアだがピアノデジタルサウンド
バックで顔を出しビートダウンも登場、途中何故かムーディーなマイルドさも見せるが
基本はアグレッシヴで後半はDIR EN GREYライクなムードも醸し出されるか!?
7曲目はクラシカルなピアノで幕を開けへヴィサウンド壮麗なストリングス系シンセ
顔を出しシンフォニックさを演出!FLESHGOD APOCALYPSEを彷彿とさせるも疾走はせず
怪しげな低音呟きVo
が顔を出し、この辺はV系らしいんだがへヴィパートは流石の
デスコア振りである!
後半はエレクトロニカ系のデジタル音も顔を出すのう・・・!
8曲目はメロウなピアノ、V系クリーンVoが聴けるバラード。在り来たりながらも
こういう曲はデスコアには無いV系らしい部分だな。ギターソロはメロディアスで
エモーショナル
じゃのう・・・!9曲目はエレクトロニカ系シンセチャラさ
見せつつへヴィサウンドもキチンと顔を出しインダストリアルメタル風になるか!?
クリーンVoはどうにもありがちV系ってな感じで、やはり彼らはデスVoしてこそナンボじゃろう・・・!
10曲目もデジタルサウンドへヴィリフが聴けブチ切れ高音絶叫、シンガロングが登場!
エレクトロニカ系の音はチャラいんだが、やはり彼らはクリーンよりもデスVoのほうが良いのう!
まぁサビはイマドキらしい、相当にチャラい加工クリーンVoになり鼻に付くんだが・・・!(爆)
ギターソロはメロディー重視のプレイだな。11曲目は本格的デスコア、メタルコアに近い
硬派な曲調
に戻り、クリーンVoもメタルコア寄りなのが好印象である!途中怪しげなムードを放つ
ビートダウン
も顔を出し、その後はアトモスフェリック風V系クリーンVoも聴けるのう・・・!
12曲目もデスコア、メタルコアに舞い戻ったストレートな曲調で、サビはクリーン、後半は
ビートダウン
判り易い展開を見せているか!?13曲目はデジタル音入りへヴィかつ
軽快なノリ
を見せるメタルコア、デスコア寄りの曲で、サビは例によってありがちな
J-POPメロディーのV系クリーンVo
になるぞ。ギターソロはメロディーを弾きつつも部分部分で鋭い
タッピングやシュレッド
を披露するのう・・・!14曲目は怪しげなシンセへヴィリフが聴け疾走!
ゴリゴリのデスコアムード
を放ちビートダウンも炸裂!やはりこういう方向性が
最もマッチしている
と思うが如何だろうか!?15曲目はイントロから早速テクニカルに爆走する
テンションの高いファストチューン
だ!まぁすぐにビートダウンに持っていく辺りが
いかにもデスコアなんだが、その後のギターはメタルコアライクな叙情性
見せておるのう・・・!途中からムードが変わり怪しげなピアノホラー的雰囲気を演出、その後も
本格的なゴリゴリのビートダウンだが、オルゴールも顔を出し実に胡散臭いのう・・・!
クリーンVoはやはりV系っぽいなぁ・・・!中盤以降のカオティックパートは
近年のDIR EN GREY
を思わせるがギターソロは結構王道のHM/HR風である!


前の売り文句8種類のデスVoだったが本作ではせいぜい高音絶叫とガテラルの
2〜3種類位しか使われていないんだが(爆)、
まぁそれはともかく前作から方向性が
変わる事は無く順当に進化を遂げてきた
印象のあるアルバムである!やはり弱点は
クリーンVoの弱さ、在り来たり感
だろうなぁ・・・!見た目V系だからと言って
何もV系丸出しクリーンVoをやる必要は無いだろうし、いっその事クリーン無しにして
見た目V系、中身ガチのデスコアで勝負しても良い
のでは無いだろうか!?
範馬勇次郎も言ってただろう!「競うなッ!持ち味を生かせッッ!」




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満足度 79% お気に入り曲 Pandemic  Last relapse  Disaster
Lost Memory  Bury me  Pleasure of Torture  A Day to Re:member







"THE OMNIGOD"




日本のヴィジュアル系デスコアバンドによる2ndアルバム。


世に数多く存在するラウド寄りのヴィジュアル系バンドが皆DIR EN GREYフォロワーとして
スタートを切った
のに対し、本格的エクストリームメタル、デスコア畑から何故かV系に
転身した超実力派バンドである!
音楽的にはラウド系なんだが、デスコア出身のため
DIRフォロワーという呼び方はまったく当てはまらず
演奏力もDIR EN GREYとは比べ物に
ならん程高く、ホンマモンのメタル畑のスキル
を存分に披露してくれておる!音楽的には
前作と変わらぬ、クリーンVoだけヴィジュアル系だがそれ以外はガチのデスコアとなっており、
トリッキーなテクニカルさを見せるギター、パワフルさ満点の高低デスVo
健在ならクリーンVoが弱いのも変わらずである(爆)。

1曲目はストリングスシンセ等によるイントロで、2曲目は早速のゴリゴリなギターが登場し
ヘヴィなデスコアサウンドを披露!3曲目はいきなりのブラストビートで爆走し
シンガロング的なデスVo
男らしい勢いを放っており、ギターワークもトレモロで叙情メロデスに
近い面を見せている
のが良いな!4曲目はチャラさのあるミクスチャー的な
側面
を見せる今風な感じで、5曲目はヘヴィサウンドグルーヴィーな重苦しさを披露、
6曲目はポストロック的な穏やかさを見せる短い繋ぎで、7曲目はメロデス的な疾走を見せつつも
グルーヴィーさを放っており、リードギターがどこかエキゾチックなフレーズを奏でているぞ。
8曲目はストリングス、語り映画のサントラ的な雰囲気を演出、その後はゴリゴリの
デスコア
となり怪しげな空気も放たれ中盤から疾走するが、後半ラップみたいな
ダミ声
が登場しこれは微妙じゃのう・・・!(爆)9曲目はアコギV系クリーンVoが乗る
穏やかなバラード。こういう曲はそこいらによくあるヴィジュアル系まんまな感じで
彼等がわざわざやる必要は無いなぁ・・・!(爆)10曲目はエモ的なギターに始まりハードさを放ちつつも
よくあるV系っぽい明るいポップさの目立った曲。これもやはり彼等に求めるサウンドでは無いのう!
11曲目はノイズに始まり待ってましたのゴリゴリなヘヴィさを放つラウド寄りの楽曲となるが、
リードギターはやけに明るめだな。12曲目もゴリゴリのヘヴィさを放つ
ラウドでグルーヴィーなミドルチューン
となり、13曲目はピアノ、ストリングスシンセ
クリーンVoが乗るいかにもヴィジュアル系らしいバラードである。


DIR EN GREYアルバム重ねる毎に成長していったのに対し、彼等はデビュー時点で
演奏、プロダクション、ヴォーカル、楽曲
既に完成されているが故に本作も前作と
何ら変わらぬクオリティーを有しており、音楽性も何ら変わっていないので安心して聴ける半面
新鮮味も無い
のが難点と言えば難点だろうか!?クリーンVoも前作と何ら変わらぬ弱めの
ヴィジュアル歌唱
なんだが、他が凄すぎるため相対的に弱く聴こえるだけで
V系クリーンVoの平均レベルはしかとクリアしているだろうな。この手のバンドがメジャー行ってアルバム重ねると
必ずと言っていい程セルアウトし売れ線軟弱ポップス化しちまうので、マンネリだろうと
このままの方向性で突き進むのが一番
じゃろうて・・・!今風のチャラいデジタル要素よりも
FLESHGOD APOCALYPSE的なシリアスさを個人的には求めたい所だな。




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満足度 79% お気に入り曲 DESPERATE  GENESIS







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