NICK MAGNUS







"Inhaling Green"




イギリス出身のプログレキーボーディストによる2ndソロアルバム。


THE ENIDスティーヴ・ハケットのバンドに参加していた事で知られるキーボーディスト、
ニック・マグナス
ソロ名義による通産2作目のアルバムで、流石にシンセプレイヤーによる
ソロアルバム
なんで基本はシンセが主体だが、バリバリに弾きまくるテクニカルプログレ
言うよりも雰囲気重視の雄大かつ壮大なシンフォニックプログレと言えそうな雰囲気があり、
スペイシーでありながら大自然の厳かさを感じさせ、それでいてメロディーも良いのが
流石に実力派の証であろう・・・!


1曲目はやけに壮大なSE風シンセをバックに軽快なノリを見せるフュージョン風プログレで、
キャッチーな叙情メロも登場、2曲目は神秘的なムードを放つシンセやフルート等が壮大さを
醸し出す雄大な曲。
途中で泣きのギターも顔を出しメロディーが良いのう・・・!3曲目もまた
雰囲気を重視した印象があり、ピアノ穏やかさを醸し出しており4曲目はダンサブルなリズム
ソプラノスキャットが乗る、妙に80年代ライクなポップさを見せるスペイシーな曲となるぞ!
流石にダサさも目立っているが、メロディーがやけに良くキャッチーなのがインパクトあるわい!
5曲目はフルート系の音色、淡々としたオーケストレーションクラシカルな叙情を放っており
壮大な盛り上がりも見せてくれるぞ。6曲目はどこかジャズっぽい出だしだが、ピアノと共に聴ける
シンセの音色
がどことなくゲームミュージック風で、ゲームサントラのルーツがプログレに
ある
事を改めて思い出させてくれるのう・・・!7曲目は民謡に接近したような空気を放つシンセ、アコギ
穏やかな牧歌ムードを演出、8曲目はオルガンに始まり淡々としたダンサブルなリズム
これまた80年代ライクなダサめの(爆)リードシンセが聴けるBGMライクな曲。
9曲目は雄大かつヒーリング、イージーリスニング要素の強いアトモスフェリックな大作で、
途中から淡々としたデジタルリズムが顔を出しラップ風の呟きフィメールスキャットも聴けるぞ。


全曲インストテクニカルプログレでは無く雰囲気重視の雄大なBGMと言えそうな楽曲となっており、
シンセメインと言うのもありバンドサウンド、ロック的なノリは一切期待出来ないんだが、それでも
各曲に流れる空気そのものを楽しむ事が可能な、雰囲気モノとして至極正しい1枚に仕上がっておる!
この手のジャンルの欠点であるメロディーもしっかりしており、随所で泣きのギターが聴けるのも
大きな利点だな・・・!叙情派プログレッシャーならば押えておきたい1枚か!?




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