NEXUS







"Aire"




アルゼンチン出身のシンフォニックプログレッシヴロックバンドの4thアルバム。


70年代後半ブエノスアイレスで結成された相当に古株のベテランバンドだが
アルバムデビューは97年と意外に遅く、長い下積み時代を送ってきたようで本作は
2006年以来久々にリリースされた2012年のアルバムらしく、どうやら元々は
女性シンガーのバンドだったようだが前作で男Voにチェンジしたようだ・・・!
音楽的にはテクニック以上に叙情性を重視したタイプのシンフォニックプログレで、
バンドサウンド以上にオルガン系のシンセが目立った音作りは昔ながらのムード
色濃く漂っておりYESEL&P辺りに通じる要素が強いのう・・・!

1曲目はオルガンの音色で幕を開け牧歌的なムード漂うバンドサウンドも聴けるが
シンセ関係が主役を張る明るめのシンフォ系プログレ泣きのギターも登場、
YESと言うかEL&Pに近いムードがあるな・・・!ヴォーカルはYESっぽいが節回しの隅々からは
南米ライクな独特の怪しい歌い回しが顔を覗かせるぞ!2曲目は哀愁漂うオルガン、シンセ
メロウに幕を開け70年代ユーロロック的濃厚さのある叙情性を演出、ヴォーカルもまた
スペイン語何とも言えない哀愁を放っておるのう・・・!3曲目は意外とヘヴィ寄りの
ムード
を醸し出しダークで怪し気なノリを放つがヴォーカルパートはどこか
サイケデリック
と言えそうか!?オルガンの音色自己主張しておるわい!
ワウを効かせたギターソロはなかなかにハードロック的シンセソロも聴けるぞ。
ドラムやベースも手数の多さが目立つな・・・!4曲目はメロウさ満点クラシカルなシンセ
哀愁漂いまくりの叙情性を演出、続くギターも泣きまくりで実にエモーショナル
ユーロロック系のメロディアスなスロー曲。中盤付近のギターソロの泣きっぷりがまた
半端ではなく後半も凄まじく劇的でメタラーでも十分に悶絶してしまうだろうなぁ・・・!
5曲目はうねりを上げるシンセのソロで幕を開けこれまたエモーショナルな
ギターも登場、
どこか日本のお城系プログレバンドに通じるムードがあるのう・・・!
中盤付近でようやくヴォーカルが顔を出すがそのメロディーがまた
いちいちクサいぞ!(爆)
6曲目はこれまたコテコテのクッサイ哀愁漂うピアノで幕を開け
シンセも登場、ヴォーカルも当然スペイン語歌唱どこか頼りなげな節回しが逆に
メロウなムードを醸し出しておりたまらんな(笑)。ボリューム奏法を披露する
ギターもまた哀愁バリバリである!7曲目は久々にまっとうな(?)プログレ的ムードを醸し出す
シンセ、変拍子リズムが聴け淡々とした展開を見せるぞ。8曲目はムーディーで
穏やか
ラウンジミュージック的な大人の味わいを醸し出すスローチューン。
9曲目は淡々としつつもベースやドラムがパーカッシヴさを見せ中盤で
ハモンドソロも顔を出す怪し気な曲だ。10曲目は頭から早速
哀愁漂う泣きのギター
が聴けるメロウさ満点バラード色濃いインスト
シンセやギターの音色が何とも言えない郷愁を誘うのう・・・!


基本的にはYESEL&P等と言った先人バンドからの影響が強いいかにもな
フォロワー
新鮮味は無いがそこに乗るヴォーカルが南米ライクな節回し独特の
エキゾチックさ
を演出、ユーロロック・・・イタリアンロックに近い濃厚な哀愁、
叙情性
を纏っておりどうにも明るくなりがちなこの手のバンドにあって日本人好みの
メロウなムード
を醸し出しておるのう・・・!時にクサさすらも醸し出すその音世界は
ある意味日本のお城系プログレに通じる部分があるか!?




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満足度 80% お気に入り曲 La Explicacion  Jardin de los Olvidos  La Corte Final
Rey de Piedra  Alta en el Cielo







"Magna Fabulis"




アルゼンチン出身のシンフォニックプログレッシヴロックバンドの5thアルバム。


70年代に結成されたもののアルバムリリースの機会が巡ってこなかっただけに
その反動なのかどうかは知らんが本作は何と上記の前作と同じ2012年に早くも
リリースされた最新アルバムである!
音楽的にはテクニック以上に楽曲重視
姿勢を見せるシンセメインのシンフォニック系プログレで、YESEL&P等と言った
往年のバンドの影響が強く個性的では無いものの南米出身らしいどこか怪し気な
エキゾチックさ
スペイン語ヴォーカル異国情緒を醸し出し、曲によってはまるで
ユーロロック・・・イタリアンプログレのような濃厚さ満点のコッテコテな
哀愁
を放ちクサさすら漂わせる程であった・・・!そして本作だが何と全4曲
20分を越える大作が2曲、残り2曲も8分以上ありプログレらしい
大作志向になった
と言えるだろう・・・!

1曲目はシンセ、ハモンドで幕を開け穏やかなムードを演出、やはりシンセがメインを
張っており明るめのプログレ的展開を見せるが4分過ぎで雰囲気が変わりどこか怪し気な
暗さ
を見せ始めるのう・・・!7分前でようやくヴォーカルが顔を出し前作にあった
叙情的なムードを演出、泣きのギターも聴けその後はシンフォニック系の
シンセ
も顔を出し穏やかながらもメロディアスで良いのう・・・!13分付近で
アコギが顔を出しこれまた穏やかなメロウさを見せ落ち着きのある
バンドサウンド
も登場、シンセはどこか怪しげだな。その後ハモンドソロになり
アップテンポで明るさを見せEL&Pっぽさが強くなり怪し気なノリも見せ始めるぞ!
ラスト付近はシンセをバックに実に胡散臭い怪し気な語りが聴けるのう・・・!2曲目は
怪し気なベースで幕を開けシンセが登場、淡々としたリズムで展開し4分位から
まったりしつつも変態的な絡みを見せるギターとシンセ、オルガンが聴け
泣きのギターソロも顔を出すぞ。7分以降からはアコギ煌びやかなシンセ
カラフルでファンタジックかつサイケなムードも醸し出すのう・・・!そして10分付近で
メロウなピアノと共にようやくヴォーカルが登場するぞ。そして14分辺りで
穏やかなハモンド、泣きのギター淡々としたアダルトなムーディーさを演出するも
その後唐突にテンポアップしシンセが暴れ怪しくもプログレらしいノリの良さを見せるぞ!
3曲目は泣きのギターが聴けつつもこれまた穏やかなムードが漂うアトモスフェリック色濃い
インストのスロー曲。
4曲目はハモンドとヴォーカルで始まりロック要素を見せつつもどこか
土着的なムード漂うパーカッシヴなノリを見せるスロー曲だ。


大作志向になったとは言え方向性としては前作と大きく変わる事は無く、
前作で単品だった曲ひと纏りになって1つの曲になったような印象があり
まぁ確かに冗長ではあるが部分部分を抜き出せば前作のようなコッテコテな叙情性、哀愁は
しかとキープされておる!
基本的にハモンド系のオルガンがメインなのでオルガンフェチには
たまらんバンド
と言えるだろうな・・・!(爆)個人的には非大作主義の前作のほうが好みだな。




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満足度 72% お気に入り曲 Odisea (el Regreso)  La Aventura en el Mar







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