MYRATH







"Tales of the Sands"




チュニジア出身のエキゾチックプログレッシヴメタルバンドによる3rdアルバム。


辺境の地より姿を現し、その独自性で話題をさらったバンドである!その音楽性は
プログレメタルではあるが、技巧ひけらかし系ともここ最近増えてきている
キャッチーさ、メロディー重視の叙情派プログレメタルともまた異なっており、
中東ライクなエキゾチックさを大々的に導入しており、ストリングス系のシンセ
シンフォニックさを見せつつも奏でるメロディーは実にオリエンタルというか
アラビアン
である!ORPHAND LANDがよく比較対象に挙げられているが、さながら
あっちからデス要素を排除した感じと言えそうで、辺境出身ながらプロダクションは良く
アンサンブル、演奏もタイト
メロディーセンス、アレンジ能力も極めて高いぞ!

1曲目のイントロから早速怪しげな琴のような音色、女性Voのスキャットに始まりヘヴィな
バンドサウンドが登場、シンセがエキゾチックなメロを奏で怪しく歌い上げるクリーンの
男Vo
も顔を出し壮大なスケールを感じさせるのう・・・!2曲目も怪しげなストリングス
ヘヴィなバンドサウンドが聴け、シンフォニックかつエキゾチックなムードが漂っており、
3曲目はこれまたパーカッションに怪しげな男Vo、エキゾチックなストリングスが淡々としつつも
ドラマティックさ
を放ち、ヴァイオリンソロも顔を出すぞ。やはりサビのメロディーが良いな・・・!
4曲目はこれまた怪しげなスキャット、ストリングスシンセがオリエンタルなムードを放ち、
パーカッション、ベースが異国情緒を醸し出しヴォーカルの歌い方もかなりアラビアンだ!
5曲目はヴァイオリン、ピアノメロウな泣きを見せその後はタイトなバンドサウンドも登場、
6曲目はいきなりのシャウトからモダンなヘヴィさを見せ、7曲目はヘヴィリフに
ストリングス
がやはりオリエンタルムードを放ち、シンフォニックなストリングスも登場、
8曲目はデジタルシンセにヘヴィリフ、ツーバス連打で爆走するドラムで幕を開け、その後は
スケール感のあるアラビアンメタルとなり、ソロパートがこれまたテクニカルだな・・・!
9曲目はヘヴィかつ細かいリフオリエンタルさを放ち、ヴァイオリンを
バックにしたサビ
がまたアラビアンで怪しくも実にクサいぞ!
10曲目はノリの良いタイトなリフ、シンセが普通の(?)プログレメタルに近いムードを放ち、
11曲目はまるで80年代のメロハーみたいなキャッチーさが見られ、エキゾチックさは皆無なんだが
それでもメロハーとして十分なクオリティーがあり、土台の部分がしかとしているからこそ
奇をてらう事が出来るのだと教えてくれているかのようである・・・!


全体的に非常に洗練された、完成度の高いエキゾチックメタル、オリエンタルメタル
聴かせてくれ、クサメタラーから辺境、変態メタラー、プログレッシャーまで幅広いリスナーを
楽しませてくれる事請け合いの高品質バンド
である!メロディーがまた良く、こういった
アラビアンなオリエンタルムードに興味が無くともグッとくるフックが備わっており、
曲によってはクサさすら感じさせるほどである!独自性とクオリティーが見事に
直結した傑作アルバム
だと言えよう!




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満足度 92% お気に入り曲 全部。特に“Braving The Seas”“Wide Shut”
   “Requiem for a Goodbye”“Beyond the Stars”







"Legacy"




チュニジア出身のエキゾチックプログレッシヴメタルバンドによる4thアルバム。


バリバリの辺境バンドでありながらも、辺境地特有のチープさ、B級っぽさを
微塵も感じさせず、
それでいて辺境ならではのエキゾチックな個性を前面に押し出し
圧倒的なクオリティーの高さを見せた、本格派の超実力派バンドである!出世作となった
前作で世界中を圧倒し、日本国内でも話題を呼び大絶賛されまくり、通産4作目の
本作も早い段階で年間ベストは確実との声も上がっておる!方向性としては前作の
流れを汲んだ、プログレッシヴながら技巧よりも楽曲のドラマティックさを重視した、
極めて洗練された高品質のHM/HRでありつつ同時にエキゾチックさ、アラビアンな
情緒
を存分に導入しており、個性とクオリティーの高さが両立した数少ない
成功例となっておるのう・・・!


1曲目はアラビアンな笛で幕を開け、エキゾチックさを強烈に発散する超劇的なイントロで、
2曲目は雄大なアラビアン感を放つ壮大なシンフォニックメタルとなり、
中盤のスケール感がまた凄まじい!3曲目はヘヴィなプログレメタルに接近しつつ
やはりエキゾチックな叙情性が見られ、4曲目は中東フレーズをエモーショナルに奏でる
ヴァイオリンが泣かせるキャッチーかつヘヴィな曲で、5曲目は重厚で壮大な
シンフォニックさ、ヘヴィさが見られるが、同時にかなりキャッチーでもあり
それでいてエキゾチックさもしかと残っている高水準の楽曲だな・・・!
6曲目は早速泣きのシンフォニックさが見られ、壮麗で美麗なムードを放ちつつ
穏やかな叙情性もあり、シンフォニックなプログレメタルとして恐ろしい程の
完成度
を見せているわい!7曲目はヘヴィなプログレメタル的でありつつ穏やかさ、
エキゾチックさ
もしかとあり、8曲目は哀愁漂うストリングスが聴けるバラード寄りの曲で
盛り上がりも見られ、ギターソロもかなりエモーショナルに泣いているな・・・!
9曲目もバラード的な面があるが、スペイシーなシンセが登場しシンフォニックな
壮大さ、エキゾチックさ
があるぞ。10曲目もやはり相当にアラビアンでエキゾチックな
美麗ストリングス
が盛り上がり、穏やかでありつつヘヴィリフも登場、サビもかなりの
フックがあり、後半のヴァイオリン相当にクサくたまらんなぁ・・・!
11曲目はヘヴィなプログレメタル路線だがストリングスも登場、流麗さのある
メロディーライン
がまた良いな。13曲目は輸入盤ボーナスで、これもまたオリエンタルで
エキゾチックな美麗メロ
に彩られた良曲である!


現代HM/HRシーンにおける最高峰のバンドが前作に続き本作も見事にやってくれた!
前作で聴けた究極レベルのシンフォニックかつプログレッシヴ、それでいて
エキゾチックでアラビアンな超個性的サウンドが融合した、極めて質の高い
シンフォニックメタル
をさらに推し進めたかのようなドラマティックさにただただ脱帽である!
個人的に大好きなインド、ボリウッド映画のような雰囲気を感じられたのもまた嬉しいな(笑)。
演奏、楽曲、プロダクション共に申し分無く、Voがグロウルに走らずエモーショナルで
音楽性にマッチした上手さ
を見せているのがある意味最大の武器かも知れんな・・・!
洗練されれば洗練される程クサさ、味、魅力を失い、個性を出せば出す程コアで
マニアックなB級路線になっちまう
のが世の常なれど、本当に実力があれば
この相反する要素の両立も可能なのだと言う事を改めて実証した1枚である!

ただ、日本盤ボーナスがどうでもいいカラオケなんで本来はマトモなボートラ入りの
輸入盤
をオススメしたいんだが、輸入盤のみどうやら1曲目と2曲目の間に一瞬だけ
ブランクがあり、
気になる人は気になるだろうなぁ・・・!俺は気にならんが(笑)。




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満足度 94% お気に入り曲 全部。特に“Believer”“Nobody's Lives”
“The Needle”“Through Your Eyes”“Duat”“Endure the Silence”







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