MUSEO ROSENBACH







"Zarathustra"




イタリア出身のプログレッシヴロックバンドによる1stアルバム。


70年代に隆盛を極めたイタリアンロック、イタリアンプログレシーンにおいて
シンフォニックさとハードさ、ヘヴィさの両面でもって高いクオリティーを見せた
伝説的バンド
である!本作1枚のみのリリースでシーンから姿を消したが、今なお
プログレッシャーの間では神格化されており長い間崇められ続けていた・・・!
だがここに来て何と再結成しまさかの最新アルバムをリリース、さらに来日公演まで行い
多くのオッサンプログレッシャーを歓喜させた!
本作は73年にリリースされた、
長らく唯一のアルバムとされてきた1枚
なんだが彼らは本作のみでシーンに
その名を永遠に刻み伝説となったのだ!


1曲目は早速の20分ある大作で、叙情的ながらも厳かなオルガン、シンセで幕を開け
当時のプログレらしい荘厳さを演出、ヴォーカルもいかにもイタリアンロックな哀愁
強烈に放っており実に甘美じゃのう・・・!そしてドラムやギターが登場しオルガン、
シンセ
と共に盛り上がりを見せるパートは今聴いても何ら色褪せる事は無い!その後は
メロウなピアノパートになり淡々とした叙情性を演出、ティンパニも顔を出しそして
再び盛り上がりを見せ高いテンションを放っておるわい!劇的なギターフレーズ、
メロトロンの音色もたまらんのう・・・!
中盤以降は疾走手数の多いドラムが暴れるが
その後はまたメロウな叙情性を放ちさらにオルガン、ムーグが劇的に盛り上がるぞ!
後半はまたメロトロンが顔を出し、続くバンドサウンドもまた強烈極まりない泣きを放ち
これぞイタリアンロック
と呼ぶに相応しい、濃厚極まりない哀愁を見せておるわい!
2曲目はこれまた繊細な叙情性を放つメロトロンに始まり濃厚かつ気だるい怪しさも見せる
バンドサウンド
が登場、エモーショナルなギター緊迫感あるアンサンブルが炸裂し
やけに牧歌的なオルガンも顔を出すのう・・・!3曲目はいかにもプログレ然とした
オルガン、シンセ
に淡々としつつもテクニカルなバンドサウンドが聴けるがヴォーカルは
哀愁漂いまくりで、いかにもイタリアらしい濃厚なクサさがあるわい!やけに能天気な
スキャットVo
インパクトあるのう・・・!4曲目は実に怪しげなバンドサウンド、シンセ
ヘヴィな印象を放つもその後は穏やかになり、フルートのような音色が実にエモーショナルだが
間髪入れず勢いある音作りに変貌、十分ハードなギター手数多すぎのドラム、オルガンが
プログレッシヴな疾走感
を見せておるわい!中盤以降の規則正しい淡々とした行進風リズム
暑苦しい哀愁を纏った熱唱、叙情性に満ちたアコギがまたたまらんのう・・・!


70年代のサウンドだがその濃厚さ、叙情性、緊迫感は今聴いても何ら色褪せる事は無い!
都市伝説
で本作が日本に入荷された当時、西新宿帰りのマニアが手にする袋には必ず本作が
入っていた
とまで言われている程である!(爆)バカロフ関係の美麗ストリングスとは異なる、
オルガンメロトロンがメインでバンドサウンドは当時としては相当にアグレッシヴだが、
根底に横たわるイタリア臭さ満点の濃厚な叙情性は何ら変わるものでは無い!熱心な
ユーロロックファン
のみならず叙情、哀愁にこだわるリスナーなら是非とも
手にして頂きたい珠玉の1枚である!




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"Barbarica"




イタリア出身のプログレッシヴロックバンドによる再結成アルバム。


音源1〜2枚で速攻消滅してしまうバンドが異様に多かった70年代のイタリアンロックシーン
おいて、彼らも例外では無く上記の名盤“Zarathustra”1枚でシーンから消滅、長らく伝説の
バンドとされて来たが、
ここ最近の往年のユーロプログレバンド来日ラッシュに乗っかったのか
まさかの来日公演を行いさらに本作をリリース!まぁ実は2000年に一度再結成“Exit”なる
アルバム
をリリースするも速攻で廃盤の憂き目に合い、他にもレア音源やライヴ音源も
ちゃっかりリリースしていたりするようだ・・・!
そんなわけで本作はとりあえずは通算3作目に
当たるフルアルバム
となっており、オリジナルメンバーは3人だけのようだが音楽的には上記の
名盤“Zarathustra”
と変わらぬ暗黒ヘヴィシンフォ系往年のオッサンプログレッシャーを
唸らせるに十分な仕上がり
を見せておる!

  1曲目は早速のシリアスで重厚なダークさを放つ荘厳なシンセで幕を開けギターも登場、
実にドラマティックなムードを醸し出しシンフォニックな質感も十分あるのう・・・!
ヴォーカルもエモーショナル様式美的なクサさもあるぞ!バンドサウンドはどこか
エキゾチックな側面
がありメタリックでは無いが意外と正統派HM/HRに近い部分も垣間見れるな。
アコーディオン風シンセがまたクサいな(笑)。5分辺りからのピアノ、ヴォーカルもまた
哀愁バリバリ
で中盤以降はどこか気だるいブルージーっぽさを見せつつハードに
盛り上がり
後半はまたシンフォニック&クラシカルなドラマティックさを放っておる!
2曲目はストリングス系シンセ、エモーショナルなヴォーカル叙情性を演出、その後は
穏やかなクリーンギターも顔を出しメロウで大人しめの展開を見せバラード系の
雰囲気
を放つが中盤以降はハードなバンドサウンドが顔を出し劇的かつクラシカルに盛り上がる!
後半は相当にハードロック要素が強まるのう・・・!3曲目はパーカッシヴなドラム笛の音
どこか儀式的な民謡、民族音楽ライクなムードを放ち怪しげなシンガロングも登場、その後は
スローテンポで退廃的な空気を放ちつつもヴォーカルがイタリアらしい哀愁を放っておるわい!
淡々としたシンセソロも聴けるぞ。4曲目はスペイシーさのあるシンセが顔を出しバンドサウンドは
退廃的なムード
を演出、ヴォーカルもちょいとイマドキらしい加工が施されているがその後は
ギターがクラシカルなフレーズを奏でドラマティックかつメロウな展開になり笛も登場、
オルガン、ミュートギター、煌びやかなシンセ、エモーショナルなヴォーカル
が実に美麗じゃのう・・・!
後半はシンセが目立ちつつもハードに盛り上がるぞ。5曲目はクリーンギター、フルートに
シンセ
で幕を開け淡々とした盛り上がりを演出、ある意味ポストロック的な側面もあるが
ムーグ系のフレーズプログレ以外の何者でも無いな・・・!中盤で唐突に雰囲気が変わり
ギターリフ、ヴォーカルの歌い回しは何故かIRON MAIDENっぽくなるぞ(爆)。


2013年のアルバムなんでプロダクションは当然ながら向上、まぁプログレなんで近代的な
モダンさ、メタリックさ
は無くあくまでもハードロック的な重さ、アグレッションを見せており
雰囲気的には“Zarathustra”とさほど遠くない、ダークで怪しく重苦しくもクラシカルで濃厚な
哀愁漂うイタリアンヘヴィシンフォ系プログレ
となっておる!“Zarathustra”と比べて洗練された印象もあり、
当時のバタ臭さも含めて愛したマニアには物足りんかも知れんが逆に最近のリスナーには
本作の方が入り易い
かも知れんか!?




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満足度 86% お気に入り曲 Il Respiro Del Pianeta  La Coda Del Diavolo  Fiore Di Vendetta







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