MOON SAFARI







"Lover's End"




スウェーデン出身のメロディアスプログレッシヴロックバンドの3rdアルバム。


プログレといえば引けらかし過ぎな印象もある高度な演奏技術やら時に冗長さすら
感じさせてしまう長丁場の楽曲、頭でっかちな部分
がありストレートな疾走曲を
好むメタラー
には何かと敬遠されがちな傾向にあるのが一般的だがそんなプログレにも
メロディー、美旋律を何よりも重視した美メロバンドも確かに存在しておる!ここ最近の
若手で何よりもメロディアスさ、叙情性、美しさを重視したバンドの代表と言えるのが
彼らMOON SAFARIだ!プログレッシャーの間でも話題沸騰の存在で、その音楽性は
哀愁と言うよりは明るくポップな印象が強いもののとにかく繊細で叙情的なフレーズ、
アレンジ
をこれでもかというほど盛り込んでおりそのキャッチーさは凄まじく強烈QUEEN辺りに
通じる立体的なコーラスワーク
も取り入れシンセはピアノやハモンドの音色をメインと
しており
ギターはボリューム奏法に近い繊細極まりない泣きを発散、まるでCAMELの
アンディ・ラティマーが如きプレイ
を聴かせてくれるぞ!

1曲目は早速メロウでキャッチーなピアノに始まりハーモニカ、ハモンドに
ヴォーカル
も登場、穏やかかつポップなフィーリングを放ちアコギも聴け
プログレ要素はシンセに面影を残すのみ
でかなりメロディー重視の音世界
展開しておる!コーラスも実に美しいのう・・・!後半のギターは泣きつつも
アトモスフェリックな質感
を見せるボリューム奏法でその後はフルートも登場、
アコギ
と共に実に繊細な叙情美を見せておるわい!2曲目はロック要素を増した
バンドサウンド、ギターにハモンドが聴け
シンセの音色やリズムはまさしく
プログレ以外の何物でもない
技巧系ではなくファンタジック叙情系のムードを
プンプン放っておりQUEEN的な折り重なるコーラスも登場、やはりメロディーが
非常に美しく
コーラスがまた美麗でQUEEN要素が強いのがまた良いな(笑)。中盤の
シンセソロが続くパートは多少ダレるかも知れんがそこを過ぎればテンポアップし
軽快で明るくもファンタジックな印象
を放ちドラマティックに盛り上がるぞ!
ギター、シンセのソロはやはりテクニカルでこの辺はプログレバンドの面目躍如だろう・・・!
そしてピアノや厚めのコーラスも後半で顔を出しただひたすらに美しさを追求する!
10分を超える大作
だがとにかくメロディーを重視しているのが印象的だな。3曲目は穏やかかつ
厳かな印象のクワイア的コーラス
が聴けピアノ、ボリューム奏法のギターも登場、
アトモスフェリックというかアンビエント的なムードを放つが電子音の類は無く
人間味を感じさせる繊細さを見せているのが特徴である。美麗コーラスも顔を出すぞ!
4曲目はこれまた美しいピアノ、泣きのギターで幕を開け穏やかなリズム、コーラスが聴ける
バラード寄りのスロー曲
だが途中で雰囲気が変わりテンポも少々アップ、美麗コーラスがまるで
クリスマス的な冬の叙情性を強烈に放つ非常に美しい曲である!5曲目は
これまた美しいピアノ重なり合う立体的コーラスポップかつメロウなムードを放ち
シンセやギター、リズムのアレンジがプログレッシヴなのも聴き所だな。中盤のコーラスが
またクサく劇的じゃのう・・・!ラストもまた美しい事この上無いコーラス、そして
聴き覚えあるピアノで幕だ(笑)。6曲目は叙情プログレお約束のメロトロンで始まり
バンドサウンドも登場、ギターが繊細な泣きを演出するもヴォーカルはどこかノリの良さを
見せているか!?
その後はいかにもプログレな複雑さのあるリズムで展開しつつも
A.C.Tに通じるムードがあり美麗さは決して忘れない!中盤以降は曲調が変わり
どこかジャズロック、フュージョン的な雰囲気も醸し出されるのう・・・!7曲目は繊細さ抜群の
ピアノ、アコギ
にこれまた重なり合う美麗コーラスが聴け実に美しく涼やかさすら
感じさせるぞ!
途中からはアコーディオンの音色も顔を出しメロディーもまたクサさすら
見せているわい!
泣きのギターも繊細に紡がれ北欧らしい透明感を持っているが
北欧メタルのような厳かさは無く晴れた昼下がりの北欧のようだ・・・!後半のギターが
また凄まじく丁寧でクサいメロディーを弾いておるわい!8曲目はアコギに
コーラスが素朴な美を演出する穏やかで純朴な短い曲。コーラスがこれまた
QUEEN色濃くそこが良いな(笑)。


なんでプログレやってるのか分からなくなる程に美を追求した超ドラマティック
叙情泣きまくり美旋律プログレである!
シンセの音色やテクニカルなリズム、曲展開はまさしく
プログレ
なれど下手なメロハーバンドが裸足で逃げ出すほどの芳醇極まりない
美メロの数々!
実に素晴らしいわい!QUEENというかA.C.T、VALENSIA辺りに通じる
キャッチーかつ鮮烈なコーラス
も多いのでクサメタラーでも十分に聴けそうである!
こういうプログレがもっと増えればマニアックなジャンルとは思われなくなるだろうか!?まったくもって
ジャケで大損こいているアルバムである!(爆)




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"Himlabacken Vol.1"




スウェーデン出身のメロディアスプログレッシヴロックバンドの4thアルバム。


通算3作目に当る前作でその美麗極まりない豊潤なメロディアスさでもって
プログレッシャーのみならず数多くのメロディー派リスナーの間にその名を
知らしめた、近代プログレ界髄一のメロディーメイカー
による待望の4作目である!
本作もまた期待にしかと答えてくれる力作振りで、プログレッシヴな部分を見せつつも
あくまでも根底にあるのは美しすぎるメロディアスさ、ドラマティックさとなっており
プログレッシャー以上にメロディー重視のリスナー全てに聴いて
貰いたい程
のハイレベルさをこれでもかと言う程見せ付けておる!

1曲目は穏やかなマーチングドラム美麗さを放つシンセオーケストレーション、
アコギ、美しさ満点のコーラス
で幕を明けるイントロで、続く2曲目はこれまた
美麗で叙情的かつ穏やかさも湛えたオルガン、シンセ、ピアノ、泣きのギター
聴ける、実に美しくキャッチーな曲で相変わらずそこいらのメロハーバンドが
裸足で逃げ出す程
質の高いメロディアスさ、美しさを見せ付けておる!疾走感も
ありつつ
コーラスもQUEENに通じる構築された印象がありたまらんなぁ・・・!
ギターソロも実にエモーショナルだな。
3曲目は淡々としたムードを醸し出しつつ
穏やかな美麗さを見せておりフルートも登場、やはりコーラスが美しく、しかも途中で
急に雰囲気が変わりQUEENライクなシアトリカル系のシンフォニックさまで見せておる!
さらにハモンドギター風変わりなプログレ要素も放ち始め、あくまでも出自は
プログレッシヴロック畑
なのだと言う事をアピールしておるのう・・・!勿論ただの
テクニック重視
になるハズも無く、ファンタジックさが全面に押し出された美麗な
メロディアスさが最優先
されており実に素晴らしい!4曲目もまた美麗なピアノや
アコギ、オルガン
等が目立ちつつもどこか怪しげでダークな印象もあり、コーラスは
やはりQUEENの影響を感じさせる
な・・・!泣きのギター中盤以降の展開もまた
実に素晴らしい!
5曲目は穏やかな美しさを放つアコギ、ストリングス、切々と歌う
ヴォーカル
実に美麗でエモーショナル泣きまくりの美麗バラードだが、
途中からバンドサウンドも顔を出しファンタジックな盛り上がりを見せ始めるぞ!
コーラスもまた凄まじく美麗じゃわい!6曲目はちょいと雰囲気が変わり、軽快なノリを放つ
アコギ、マイルドなヴォーカル
ライトなポップさを放つ小曲的な弾き語り曲。
7曲目はこれまた軽快なピアノで幕を開けハモンドも登場、クリーン寄りのギターが
細かいフレーズを弾き
シンセと共にプログレらしさを醸し出すが、やはり技巧よりも
ファンタジックさ、メロディアスさ
が目立っており良いな。中盤の展開もまたプログレッシヴだな。
8曲目は穏やかなピアノ、ヴォーカルストリングスがそっと挿入されフルートの音色も微かに聴こえ、
QUEENライクなコーラスと共にシアトリカルさを発揮!ロマンティックな要素もあり
優雅な美麗さを強烈に見せ付けており、途中からプログレ要素を放ち始めるが
その後のコーラスはポジティヴな印象もあり、ギターリフはハードロック寄りだろうか!?
後半のギターソロがまた泣きまくっておるのう・・・!9、10曲目はボーナスで、
前者はイントロである1曲目のアカペラコーラス何パターンか収録、
後者は6曲目の別ヴァージョンである。


あまりにも美し過ぎた前作以上にQUEENライクなコーラスファンタジック性、
ドラマティックなシアトリカルさ
を追求している印象がありそのクオリティーは
さらに向上
しておる!プログレ要素いいフックとして機能し、豊潤な事この上無い
ファンタジック・メロディックプログレの最高峰
と言いたくなる叙情性を
存分に見せ付けておる!
この季節、冬に聴くのにうってつけの音世界だな・・・!




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