MODEST MIDGET







"The Great Prophecy of a Small Man"




オランダ出身のプログレッシヴロックバンドによる1stアルバム。


GENTLE GIANTFOCUS等の流れを汲んだ新鋭バンドによる2010年リリースの
デビューアルバムで、音楽的にはプログレでありながら技巧以上にキャッチーさ、
取っ付き易さ
が重視された音作りとなっており、テクニックをひけらかす
長尺の大作
は一切存在せず、全曲4分前後で統一されており、どことなく怪しげな
サイケデリックさのあるガレージロック風
でありながら粗雑さは無く、昔ながらの
オールディーズなロック要素
を見せつつも絶妙に捻くれたプログレらしさもあり、
ユーモラスでありながらクラシカルなクサめの叙情美も随所で顔を出すぞ。
Voはどちらかと言ったらオルタナ寄りの気だるい声質だが、音楽性にはマッチしているな。

1曲目はテープ逆回転によるイントロで、2曲目は意外と怪しげなムードを醸し出す
統合感あるガレージロック風で、クラシカルなギターが顔を出し3曲目はサックス
登場しつつも全体的にかなりポップでフックあるキャッチーさが見られる
オールディーズ風。途中カントリー風のヴァイオリンも聴けるのう・・・!
4曲目はシンセ、リードギターがプログレ風味を醸し出すインスト。5曲目はクサめのギター
叙情性を放つメロウなポップロック路線で、6曲目はアコギ弾き語りで途中から
バンドサウンドも登場、美麗なコーラスも聴けどこかカントリー風か!?7曲目は気だるくも
ライトなオールディーズロック風で、怪しいフレーズも顔を出し8曲目は怪しいアコギが登場するも、
ピアノは穏やかなバラードだ。9曲目はオシャレな華やかさがありつつプログレの
怪しさ、胡散臭さ
も垣間見れる、ホーンやヴァイオリンも交えたポップなチェンバーロック
言えそうなインスト。10曲目はポップパンクの領域に足を踏み入れた軽快なアップテンポで、
J-POP臭さもあり、流石にここまで来ると受け入れ難いなぁ・・・!11曲目は穏やかな
クリーンギターが目立ったマイルドなミドル曲。12曲目はリードギターがこれまた穏やかな
空気
を醸し出すインスト。13曲目はファルセットVoが主体のアコギ弾き語りバラードだ。


プログレ畑で語られるバンドではあるが、プログレと聴いて真っ先に思い浮かべる
長々と続くテクニックひけらかしのインタープレイ、複雑な変拍子による滅茶苦茶な
リズムチェンジ
は一切無く、むしろオールディーズ風の怪しく捻くれつつも
絶妙にポップでキャッチーなガレージロックテイストが強く、ポップではあるが
今風の鼻に付くチャラさ、軽薄さが無い、いい意味で古臭いオールディーズの洋楽を
思わせる感じ
が良いな・・・!曲によっては流石にポップ過ぎて聴き苦しいものもあるが、
プログレッシャーよりもメロディックロック好きにオススメしたい叙情キャッチー系バンドである!




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