MINSTREL 〜吟遊家〜







"Departure for Daydream Orbit"




台湾出身のメロディックパワーメタルバンドによる1stアルバム。


言わずと知れたCHTHONICの活躍で知られる台湾から今度は非デス系で相当に強烈な
クサさを見せるバンドが現れた!
本作の存在が日本で知られるようになったのは
最近だが、実は2012年に既にリリースされており知る人ぞ知る
マニアックな存在だったようだ・・・!
その音楽性は所謂メロパワ、メロスピ、
クサメタル
なんだがプログレッシヴなテクニカルさも見せており、名前の似ている
MINSTRELIXに近い部分もある
んだがそれ以上にGALNERYUSフォロワーと
呼ぶのが相応しいサウンド
を披露しておる!正確にはYAMA-B氏在籍時のGALNERYUSである!

1曲目は風のSEクリーンギター淡々としたムードを演出、その後はアコギ等も
顔を出しバンドサウンド、シンセも続くイントロで、2曲目は早速の疾走サウンド
ギターがオブリを放り込みテクニカルな面を見せつつヴォーカルはかなりYAMA-B氏に
近い声質
じゃのう・・・!演奏の節々で結構つまづいたりヴォーカルがまだ弱さを
感じさせたりする
ものの楽曲自体はかなりGALNERYUSに近く、中盤のプログレメタル的な
アンサンブル、キラキラしたチェンバロ系シンセ、ドラマティックなギターソロ

大きな聴き所である!ラストのヴォーカルは高音部が苦しい感じだがクサさはしかとあるな。
3曲目もまたGALNERYUSを思わせるクサいリードギターが聴け、Aメロ以降はちょいと
淡々とするも
サビ付近はまた疾走するぞ!インストパートもまたGALNERYUSっぽいな・・・!
4曲目は様式美系のチェンバロクラシカルなクサさを演出し疾走するも、オルガン系の音色がまた
テクニカルさを見せており優雅なピアノも登場、バラードっぽい展開になりテンポアップする
箇所
も見られ雰囲気は良いんだが素直に疾走してもらいたかっただろうか!?
5曲目は穏やかなアコギ、笛の音色に始まり分厚めのコーラス、バンドサウンドが顔を出し
どこか爽やかな空気を放つ明るい曲調になるぞ。こういうスタイルもGALNERYUSがよくプレイしておるのう・・・!
インストパートはかなりプログレメタル的である!6曲目はスペイシーなシンセに始まる
プログレメタル寄りの曲調
で、基本は明るめだがサビで一瞬クサくなりつつヴォーカルは
結構ハイトーンが苦しい感じだな・・・!7曲目はベースが自己主張しつつダークな印象を放つ曲だが、
途中ファンク風のパートが顔を出しこれまたプログレメタルの要素が強いインストである。
シンセフレーズはどこかエキゾチックさがありリードギターはクサい泣きを披露しておる!
8曲目は早速のクサいギターで幕を開けつつテクニカルなキメも見せ、プログレメタルの
要素
を見せつつも疾走するぞ!ソロパートもクサさを放っており、後半の雄雄しい
コーラス
がまた初期GALNERYUSライクじゃのう・・・!9曲目はメロウなピアノやシンセ、
クリーンギター
メルヘンチックな叙情性を放つアウトロ的なインストだ。


流石にプロダクション演奏の部分部分でまだアラが見られ、本家GALNERYUSには
及んでいない面
が目に付くも楽曲的にはかなりいい線行っており、これでヴォーカルや演奏が
もっと洗練されてタイトになればかなりのものになる
だろうな・・・!まぁそれでもぶっちゃけ
まんま初期GALNERYUSな部分
もあり、個性も欲しい所なんだがクサメタラー的には
クサけりゃ関係無いか!?(爆)
今後の成長が楽しみな若手バンドである!




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満足度 80% お気に入り曲 Time goes by  Purly Salvation  星光







"夢蝶"




台湾出身のメロディックパワーメタルバンドによるミニアルバム。


正統派寄り、エクストリーム系共に次第に面白いバンドが登場しつつある台湾が誇る
実力派メロディックパワーメタルバンド
で、まだ来日公演の経験は無いんだが
日本のクサメタラーの間でも「台湾のGALNERYUS」等と呼ばれ評判を集めている
期待の若手である!
本作は先のフルアルバムに続いて久々にリリースされたミニアルバムで、
前作がGALNERYUSタイプのテクニカルなメロパワ、メロスピでストレートに
攻めていたのに対し、本作はそういった要素をキープしつつもよりプログレッシヴに、
それでいて台湾らしい情緒、民族性を押し出したスタイルにシフトしており、
個性が出て来た感じだろうか!?台湾で大変お世話になった盟友的存在ではあるが、
アルバムレビューは冷静な、客観的な姿勢で行わせて頂こう!

1曲目は戦場SEに続きシンセ、バンドサウンドがプログレメタル感を放つイントロで、
2曲目は勇壮な空気を漂わせつつもテクニカルさを感じさせるメロパワチューンだ!
インストパート等プログレメタル的な面もありつつ母国語Voがまた力強さを感じさせ、
3曲目は笛や琴の音が和の情緒を醸し出し、プログレメタル的な印象の
アンサンブル
が聴けつつ穏やかな叙情性を演出、和とも中華ともまた異なる、
台湾らしさのようなものが強烈に漂っておりエモーショナルだな・・・!
4曲目は勇壮さ漂うギターフレーズが登場、全体的な印象はプログレメタルなんだが
メロディーには台湾らしい土着の叙情性が漂っており、力強くもメランコリック
ドラマティックなギターフレーズ、クサい憂いを放つピアノも聴け
ギターソロも構築されており、クラシカルな印象もあるだろうか!?6曲目はアコギ、シンセが
メランコリックな憂いを発散、ラウンジ的な穏やかさも見られるアウトロだ。


曲数の少ないミニアルバムだからか、各曲それぞれが異なる方向性を持った印象があり
GALNERYUSを髣髴とさせるテクニカルなプログレメタル要素を持った
メロパワチューン
から台湾土着の民族的な情緒を強烈に発散する曲まで
様々な面が見られるが、全体を通して共通しているのは台湾らしいオリエンタルかつ
力強いエキゾチックなメロウさ
である!バリバリに疾走しまくり判り易いクサさを
放ちまくるヨーロピアンなメロスピ、クサメタルを求めると肩透かしかも知れんが、
台湾のアイデンティティーが滲み出た個性的な仕上がりとなっているのう・・・!




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満足度 78% お気に入り曲 真相  君夢  蕪







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