MELVINS







"Bride Screamed Murder"




アメリカ出身の大物へヴィロックバンドの最新アルバム。


オルタナ、モダンへヴィネスシーンで古くよりその地位を築き上げてきた
大物中の大物バンドで、NIRVANAのカート・コバーンがリスペクトしていたようで
28年近くの活動暦を誇りリリースしたアルバムの枚数も数多く、中には聴き手を
おちょくった
ようなものもあり外部とのコラボも多彩にこなしマイク・パットンとも
絡んでいる。本作はそんなMELVINSの通産何作目かは知らんが、ツインドラム体制
なってから3作目のアルバムになっておりドラムが二人いるという特異性を
存分に生かしたツインドラムのバトル、絡みが随所で顔を出すぞ!

音自体は確かにゴリゴリのへヴィロック重苦しく野蛮なのだが決して
メタリックという訳ではなく埃を被ったような質感がありこの辺があくまでも
へヴィロックであってへヴィメタルではない所以だろう。時折コミカルな表情
見せつつも非常に荒々しい重さがありツインドラムという事で随所にそれを感じさせる
ドラムバトル的なパートがありヴォーカルはデスVoではなく吐き捨てダミ声
男臭いシンガロング系が目立っており1曲目なんか最初はへヴィサウンドだが
途中から軍隊の掛け声みたいなシンガロングが最後まで続きまるで今は亡き
マイケル・ジャクソンの名曲“BAD”のPVのラストのシーンというか昔懐かし
ファミコンウォーズのCMみたいだ(爆)。2曲目も後半でツインドラムのバトル
展開しこういったやり方はメタル畑のバンドではありえない発想じゃのう・・・!
6曲目は比較的穏やかだがやはり途中でドラムが暴れ後半は何とカオティックさを
持った怪しいジャズ
と化すぞ!7曲目は疾走感のあるパンキッシュな質感の曲だが
途中からやはり怪しい雰囲気になるのう・・・。ドラムも熱いぞ!8曲目はTHE WHOの
カヴァー
で彼等はよくこういったカヴァーソングをやるようだが非常に重苦しい
引き摺るようなストーナーロック
と化しており違和感がまるで無いがかなり原曲を
崩している
のだろう・・・!9曲目はバグパイプで始まりアイリッシュな郷愁
誘いコーラスもシリアスさを演出、中盤でギターも登場するがリズムは無い静寂系の曲だな。


一貫して埃臭い荒々しいへヴィサウンドが貫かれてはいるがやはり上記したように
へヴィロックであって決してメタルではなく、読めない曲展開は面白いが
キャッチーさ、メロディアスさは皆無でやはり彼等を愛聴するのはメタラーではなく
パンク、オルタナ、ラウド系のリスナーなんだろうなぁ・・・!あっちの畑は
良くも悪くも(?)保守的なメタラーと違いこういう型にはまらない新しいもの、
ヘンなもの
幅広く受け入れる土壌がしかと出来ておりその辺が時折羨ましくも
感じたりする
やっぱ俺はメタラーなんで本作の方向性は好みじゃないなぁ・・・!
ドゥーム、ストーナーロックに通じる質感もありそういった音を愛する
リスナーになら喜ばれるだろうし、非常に面白いことをやっており好感も
持てるんだがやっぱ俺はヨーロピアンメタラーなんでな(笑)。まぁ聴き込んで
良さが判るスルメ盤
といった所だろうか・・・!




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満足度 70% お気に入り曲 The Water Glass、Electric Flower、
Inhumanity And Death







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