MASAL







"Viens Des Quatre Vents"




フランス出身のプログレッシヴ/ジャズロックユニットによる2ndアルバム。


マサルというネーミングが日本人的には些か脱力モノな響きだが、
1984年にMAGMA直系のサウンドマニアを喜ばせたソロ名義のアルバム
“MASAL”で知られるマルチプレイヤー、Jean-Paul Pratによって結成された
ユニット的なプロジェクトらしく、本作は2014年にリリースされた
通産2作目のフルアルバム
のようだ。音楽的にはジャズロックではあるが、
MAGMAのような怪しさ、胡散臭さは薄く、フュージョン的な軽やかさ、
オシャレさ
メロウな優雅さを混ぜ合わせたような仕上がりとなっており、
ただの技巧のひけらかしでは無く、ジャズ的なオシャレさの中にメロディアスさ、
叙情性
が感じられるな・・・!

1曲目は落ち着きを見せつつメロウなピアノオシャレなシンセ、サックスが登場、
次第に怪しさを醸し出し始め、2曲目も怪しいリズム、ピアノポリリズムで展開、
雰囲気重視な印象の強い11分以上ある長尺で、3曲目はピアノ、サックス等が
穏やかなメロウさを演出する美麗アンビエントだな。
4曲目はジャズ的な軽やかさの中にマイルドな空気を内包した10分の曲で、
5曲目はピアノ、サックス、クリーンギターが複雑に絡み合うテクニカルな10分の曲だ。


オールインストのジャズロックで、怪しさもあるが同時にメロウさ、
叙情性
もあり、ジャズロックの範疇内でメロディアスにしようという意識が感じられ
技巧だけのオナニーバンドよりかは遥かに聴ける仕上がりになっているな。
とは言えそのメロディーラインや空気はあくまでもジャズ、フュージョン
それなので、クラシカルなクサさ、民族的なクサさは微塵も無く、そういうのを
プログレに求めるリスナーには合わないだろう・・・!




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