MANDALABAND







"Mandalaband"




イギリス出身のシンフォニック/プログレッシヴロックバンドの1stアルバム。


以前よりプログレッシャーの間では当然のように知られた存在で、一部の
マニアックなクサメタラー、シンフォメタラーの間でも神格化されつつも、
廃盤のため長らく入手困難幻のアルバムとされてきたブリティッシュプログレの
名盤
が今ここに再発された!オーケストラやクワイアを大胆に取り入れた
シンフォニックプログレバンド、MANDALABANDの1作目である!

古くよりプログレシーンはロックとクラシック、オーケストラとの融合
計っており、我々メタラーがイメージするような様式美的なフレージング
ヴァイオリン、チェロのようなストリングスが紡ぐオーケストラサウンド
無くとも、バンドアンサンブルや様々な音色を放つシンセ交響楽的な
複雑さ
高度に絡み合い、これがシンフォニックロックと呼ばれる
スタイルとなったわけだが、彼らMANDALABANDデビュー作にしていきなり
生のオーケストラ
を大々的に取り入れて来ており、まるで映画のサントラのように、
そして時にホーンがジャジーに唸り、さらに下手すりゃ日本のストリングス入り
歌謡曲のように聴こえる箇所
すらある!やはり本作を語るなら1曲目、
いきなりの20分の大作
である“曼陀羅組曲”を語らずには始まらんだろう!
イタリアの濃厚さアメリカのすっきり感もない、英国ならではの陰り
特に強いというわけではないが、優等生的なカッチリした雰囲気の中にどこか
狂気的な、何か事が起こればひとたびプッツンしそうな緊迫感を内包した
バンドサウンドと今の時代でも十分通じる壮麗なストリングス、オーケストラ
絡む様は絶品である!ギターソロもバリバリに弾き倒しており十分ハードロック寄り
言えそうで、この時代にして既にタッピングみたいなプレイも披露しておる!


英国幻のシンフォニックロックが長年の時を経て今ここに再び登場だ!
俺も10年くらい前からずっと本作を探していた・・・と言うほどではないが
気にかけておったなぁ・・・!2ndは普通に手に入ったんだが特に評価が
高いのは本作じゃ!
ちなみに輸入盤で本作と2ndを会わせた2枚組も出ているので
今から興味を持ったリスナーはそっちをチェックしよう!ただ彼等のアルバムにはちょっとした(?)
ゴダゴダ
があり、昔のオリジナル盤とそれ以降でミックスが異なっているようで
オリジナルを知るマニアにとってはそれ以降のミックスは不満でしかないようだ・・・!
だがオリジナルを知らん若きリスナーそういう部分は関係無く楽しめるだろう!




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満足度 86% お気に入り曲 Om Mani Padme Hum







"THE EYE OF WENDOR"




イギリス出身のシンフォニック/プログレッシヴロックバンドの2ndアルバム。


70年代よりロック・・・プログレ生オーケストラ、クワイアの融合を図って来た
英国生まれの知る人ぞ知る実力派バンドである!本作は78年にリリースされた
2作目のアルバム
で、長らく廃盤状態だった1stとは異なりずっと普通に手に入る
アルバム
実に良心的なんだが、方向性としては本作もやはりロック、プログレと
壮大極まりないオーケストレーションの融合
が図られてはいるが、“曼陀羅組曲”
タイトルが示す通りの濃厚さが目立った前作と比べると幾分マイルドで叙情的な
仕上がり
を見せているだろうか!?

1曲目はソフトなファンタジックさを放つフルートで幕を開け桃源郷のような
ムードを演出、そしてピアノストリングス、アコギが続きバグパイプの音色も
顔を出し優雅な盛り上がりを見せるぞ!ストリングスがまた美麗で良いなぁ・・・!
その後はバンドサウンドも顔を出しどこか淡々と展開、ベース、ギターが怪しさを放つぞ。
2曲目もまたフルートチェンバロ、ピアノの音色が優雅なムードを醸し出し重厚な
ストリングス
も登場、ヴォーカルも顔を出しファンタジックなメロウさを放つのう・・・!
3曲目はホーンの音色がハッピーさを放ち、その後はいかにも古臭いギター等も登場し
昭和のムード歌謡のような実にオールドスクールなムードを演出、今聴くとまぁ確かに
ダサさはあるんだが(爆)
それも味か!?4曲目はどこかコミカルなムードを感じさせる
短い繋ぎで、5曲目は女性Voファンタジックさを演出、ドラムも顔を出し緊迫感を放つ
シアトリカル
な曲で、6曲目もシリアスさのあるSE的な繋ぎで7曲目は美麗なストリングス
ピアノが顔を出し男Voも登場、淡々としつつも美麗さを放つミュージカル調の
シンフォニックな楽曲
である!8曲目はシンセがちょいスペイシーさを見せつつストリングスや
フルート
も登場、クワイア系コーラスも顔を出しつつ穏やかなプログレサウンドになるのう・・・!
9曲目はプログレッシヴなアンサンブルと共にクワイアが顔を出しヴォーカルワークも
シアトリカルさを見せているぞ。10曲目はどこか和な印象のある琴っぽい音色
笛やヴォーカル、コーラスが聴け盛り上がる叙情的な曲調で、11曲目はクラシカルな
格調高さを見せるストリングス
で幕を開けるも、その後は軽快でノリの良いバンドサウンド
明るく展開しつつメロウな一面も見せているな・・・!12曲目は美麗なピアノ
アコギ、ストリングスが聴けるシンフォニックで叙情的な短いインスト。
13曲目はそのまま渋みのある泣きのギターが盛り上がりサックスも登場、
前曲のエモーション
そのまま引き継ぐかのような哀愁を放つぞ!14曲目は明るめの
ホーン
クワイアが顔を出し穏やかかつファンタジックなムードを演出する!
15曲目はボーナス扱い7曲目のミックス違いである。日本盤はまた異なる
ボーナスが収録されている
ようだ・・・!


本作もまた前作同様生のストリングスやクワイア、フルートやホーン、チェンバロ等を
ふんだんに使用した壮麗極まりないシンフォニックプログレで、時代が時代だけに
前作同様ちょいとダサめの昭和ムード歌謡ライクな曲もあったりするんだが、
やはりストリングスフルート等によるファンタジック牧歌的かつ壮麗な音作り
見事としか言えん!ただ前作と異なり本作は曲数が多く、短いSE的な繋ぎも多いため
その辺で冗長さ、ダレを感じられるかも知れんなぁ・・・!




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満足度 85% お気に入り曲 The Eye of Wendor(Overture)  Florian's Song  Dawn of a New Day
The Witch of waldow Wood  Aenord's Lament







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