MALEVOLENTIA







"Republique"




フランス出身のシンフォニックブラックメタルバンドによる3rdアルバム。


OTARGOSのメンバーが在籍しているらしい、女性Voのブラックメタルバンド
本作は2016年リリースの通産3作目のようだ・・・!音楽的にはホーンや
ストリングス系
のオーケストレーションを大々的に導入した、CRADLE OF FILTH
DIMMU BORGIR、或いは同郷のANOREXIA NERVOSA辺りに通じる
シンフォニックブラックで、特に彼等ならではの個性は薄いながらに演奏、プロダクション、楽曲共に
高品質でシンフォブラが好きであればその欲求は十分に満たされるだろうな・・・!
女性Voによるグロウルはひっくり返るタイプの吐き捨て系喚きシャウトで、
部分的にクワイア等も顔を出すぞ。

1曲目はピアノ、オーケストレーションによるイントロで、続く2曲目は喚きVoと共に
シンフォニックな大仰さを放ちつつ疾走!3曲目はミドルテンポながらこれまた大仰かつ
禍々しいホーン
が聴け、途中怪しげにもなり泣きのギターソプラノVo、
クワイア
等も登場し、4曲目は早速の大仰なストリングス、トレモロ、クワイア等と共に疾走!
ホーンの音色がとにかく大仰で良いな・・・!5曲目は民族的な怪しさを放つ短い繋ぎで、
6曲目はこれまた大仰なオーケストラで疾走し、途中のギターがネオクラシカル風味
その後怪しげなオーケストラパートになるぞ。7曲目はトレモロ、ブラスト主体で
ブラックメタルらしさが強まりつつもクワイアが盛り上がり、8曲目は怪しげかつ
神秘的なスキャットVoに始まり、これまた大仰さを放つクワイア、オーケストラ
派手に目立ったスロー曲だな。9曲目はブラストで疾走しつつ怪しげな
スローパート
も混ざり、10曲目はソプラノVo、オーケストラが神秘的な空気を演出し、
ブラストで爆走もする短い曲で、11曲目はクワイアに始まりこれまた大仰さ満点の
シンフォニックな爆走チューンだ!12曲目はピアノ、クワイア等による短い繋ぎ
13曲目はドラムロールに始まり大仰かつ禍々しさが見られ、14曲目は本作唯一の
低音クリーン男Voが登場、トレモロをバックに何故かニューウェイヴ風だな・・・!


女性Voという特異性を持ちつつも、王道を行くストレートで判り易い大仰な
シンフォニックブラックとなっており、上記したよう個性的では無いんだが
クオリティーは高く、ブラックメタルとしてはプロダクションも良好
時にクワイアを交え大仰さはかなりのものである!それでいて壮麗さ、劇的さよりも
禍々しさのほうが強い辺りがシンフォブラックらしい所か!?ブラストもそこまで
多用されている訳では無く、またブラスト自体のテンポも比較的遅いため意外と
聴き易いのも持ち味だな。ブラックメタルシーンはここ最近ポストブラック、
シューゲイザー系
がやけに目立ち、アート志向が強い感じになって来ており、
リスナーも斜に構えた連中が増え、教会に放火したりする時代とはまた違った意味で
取っ付き辛いシーンになりつつあるが、この手の大仰で劇的なブラックメタルも
まだまだ負けてはおらんな!





Amazon.co.jpで見てみる





満足度 85% お気に入り曲 Annuit Coeptis  Etemenanki
Magnus Frater Spectat Te  Requiem Eternam Deo  Ordo Ab Chao







もどる


inserted by FC2 system