MADDER MORTEM







"Eight Ways"




ノルウェー出身のゴシックメタルバンドによる5thアルバム。


1993年に結成されたなかなかのベテランで、どうやら前作まではまだごく普通の
ゴシックメタル
だったらしいが本作からシアトリカル路線に走ったらしく、だからと言って
よくあるオペラティックなシンフォニックゴシックとは異なりどこか気だるいアンニュイな
空気
が全体を支配しており、それでいてバンドサウンドはやけにヘヴィでタイトなのも印象的だな・・・!
女性Voが呪詛的とも言えそうな大仰さを放っており、そこがシアトリカルな
雰囲気を発散している大きな要因
だろうか!?

1曲目は怪しげなパーカッション類に始まり穏やかかつ胡散臭い空気を発散、気だるさのある
女性Voも登場しアンニュイ感を放っており、2分近く経ってようやくヘヴィサウンドが聴け
オペラティックなゴシックメタル
に接近するぞ。2曲目は乾いたヘヴィさを放ちつつ怪しげな
空気
を醸し出しており、穏やかなアコギパートもフックになっているな。3曲目は気だるさの漂う
淡々としたマイルドな曲
で、どこか場末の酒場的な空気があり安易にファンタジーに逃げない
姿勢
も好印象だな。途中から次第にへヴィさ、怪しさを放ち始めるぞ。4曲目もまた気だるさを醸し出しており穏やかに展開、
中盤がまた怪しくヘヴィになるのう・・・!5曲目は淡々としたヘヴィさを放ち重厚な退廃ムードを演出、
6曲目はヘヴィパートと共にアダルトさのある穏やかなパートも目立っており、コーラスがまた怪しげだな。
7曲目もまた穏やかさの強い曲で、オシャレでアダルトなジャズ風味がある辺りが他の
ゴシックメタル勢
とは一線を画しておるな・・・!中盤以降で唐突にヘヴィになるぞ。8曲目もまたアンニュイなジャズ風の
穏やかな大人の空気
を発散しつつメタルサウンドも登場、9曲目はどこかエキゾチックな響きのギターが聴け
中盤では怪しげな民謡風のクサい展開も顔を出すぞ!10曲目はヘヴィかつ軽快なリズムで展開する
怪しげなアップテンポチューンとなり、エキゾチックなフレーズも聴け男Voもシンガロングで参加しておる!
11曲目はゴシックメタルらしい気だるさを放つスローチューンで、12曲目もまたゴシックメタル色濃い
怪しげなヘヴィさ
を放っており、リフがトレモロなんでブラックメタルに通じる禍々しさもあるだろうか!?


シアトリカルゴシックながらシンフォニックさ、壮麗さに逃げずある意味70年代サイケデリックとすら
言えそうな怪しい胡散臭さ、アンニュイな気だるさを持った個性的な女性Voゴシックメタルである!
バンドサウンドのヘヴィさ、タイトさも心地良いが、女性Voがかなりのスキルを持っており大仰で
禍々しく歌い上げ
芝居がかっていると同時に歌唱力もかなり高く、バンドの大きなセールスポイントに
なっている
と言えるだろうな・・・!ナード臭いシンフォニックゴシックに飽きたゴサーにオススメの、
大人の渋みを醸し出すシアトリカルゴシックメタルである!




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満足度 80% お気に入り曲 Formaldehyde  Life, Lust & Liberty
The Eighth Wave







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