LULU(LOU REED & METALLICA)







"LULU"




LOU REEDとMETALLICAがコラボレーションしたアルバム。


メタルシーン及びオルタナシーンリリース前に話題騒然となったまさかの
コラボレーションアルバムである!我々にとっては説明不要のビッグネームである
METALLICAオルタナ畑で語られるバンドでありつつも結成は65年というベテラン中の
ベテランバンドTHE VELVET UNDERGROUND
ルー・リードがコラボというよう判らん
組み合わせ
によって作られた2枚組の大作アルバムだ!そんなわけでジャンル的に
全く違うシーンのミュージシャン同士
によって作られた本作、音楽的にどんな感じに
仕上がっているのか皆目検討が付かないのだが一体どうなっているのであろうか!?

1曲目は穏やかなアコギで幕を開け呟くようなヴォーカルが登場、そしてバンドサウンドが
顔を出しハードさはMETALLICAの素養だろうが随分とレイドバックした曲調である!
反復フレーズを延々と繰り返すスタイルでジェイムズ・ヘッドフィールドのVoもバックで
聴こえるがメインはルー・リードのヴォーカルで結構スキャットタイプの歌唱だな。
2曲目はスローなドラムへヴィかつブルージーな味わいも醸し出すバンドサウンドが
実に渋いムードを醸し出すアシッド要素の強いスロー曲だが中盤以降でテンポアップするぞ。
ギターソロの速弾きだけがメタルなんで逆に不自然か!?3曲目はヴァイオリン
音色が顔を出しMETALLICA寄りのへヴィサウンドが登場するも中盤以降は暗く淡々としたムード
演出されヴォーカルもルー・リードの語りのような声だがリフ、ドラムは確かにMETALLICAだ。
後半は何とメタリックに疾走!この辺はコラボならではの味だな・・・!4曲目はオルガン
音色がノイジーさを出しすぐさまスラッシーに疾走!だがヴォーカルはやはりルー・リードの
気の抜けた声
で(爆)激しく浮いてしまっているなぁ・・・!5曲目はバンドサウンドこそ
そこそこハードさがある
が雰囲気は明るく淡々とした感じだ。6曲目は穏やかかつ怪しい
アトモスフェリックなシンセ
が聴けノイジーなギター、ベースストリングスも登場し
ダラダラと続いた後に呟きVoが顔を出すが後半はミドルテンポ
METALLICAらしさを感じさせるグルーヴにジェイムズのヴォーカルも聴けるぞ。

2枚目の1曲目はこれまたヒステリックさのある不協和音ストリングス、オルガン
幕を開けアンダーグラウンド臭をプンプンに放ちそしてへヴィなグルーヴ感満点の
重々しいバンドサウンド
が登場!まぁヴォーカルは呟きだが・・・。途中から呟きと
ドラムが緊迫感を放つぞ。後半はノリの良いへヴィサウンドでアップテンポになるのう・・・!
2曲目はアコギが渋いブルージーさを見せ暗く淡々としたムードダラダラと続くなぁ・・・!
ノイジーなギターやベース、ドラムも聴けるが効果音的な使われ方だ。3曲目はノイジーな
ギターだかベースだか
アバンギャルドなムードを醸し出し呟きVoも登場、極めて
アンダーグラウンド色濃い音を出しているなぁ・・・!ある意味プリミティヴブラックに近いか!?(爆)
途中からMETALLICAらしいメタリックなグルーヴ感を持ったサウンドが聴けるぞ。
4曲目は重厚さのあるストリングスフィードバック的なアンビエントムード
醸し出しヴォーカルも低音でハミング、そしてドラム、クリーンギターも顔を出す暗い曲。
ダラダラとした長い展開で後半は延々とストリングスのノイズが垂れ流されリスナーに
嫌がらせをしている
かのようだが音色は弦楽器なんでまだ聴けるか!?


METALLICAファン、メタルファンならばまさしく「何がルルじゃ!風邪薬でもキメて
ラリってろ!」
とでも言わんばかりに失望間違い無しとされる1枚でハードさこそあれど基本は
ルー・リード色の濃いスタイルになっておりブルージーさの強いレイドバックした
6〜70年代ロック
へヴィにしたような感じでサイケデリック、アシッド的な
要素も強くスラッシュメタルファンというかへヴィメタルファンが楽しめる要素は
確かに薄い!
リリース前の話題性に反してリリース後は速攻で忘れ去られただけの
事はあるな・・・!(爆)
どうやらただのコラボアルバムではなく元々オペラだか戯曲だか
何かのコンセプト
があってどうたらこうたらでMETALLICAが即興で曲を作っていったから
こうなったらしいがメタラー基本は歌詞読まず!(爆)曲が微妙だと楽しめないのじゃ!!
METALLICAムード満点メタリックな疾走パートや一発で彼等と判る独特のグルーヴ
しかとあるがそこに乗るヴォーカルがルー・リードの気の抜けた語りのような声のため
どっちも浮いてしまっており微妙に感じられる部分も数多い!METALLICAの名前に釣られて
聴くから駄作に感じられるのであって逆に「アシッドなサイケデリックロックがメタル要素を
取り入れたアルバム」
だと思って聴けばこういう音に理解のあるリスナーならば
楽しめそう
だがそれでも冗長さも目立つしやはり俺の好みとは程遠い音楽性だ・・・!




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