LITTLE TRAGEDIES







"At Night"




ロシア出身のプログレッシヴロックバンドによる10thアルバム。


1994年に結成され2000年にデビューアルバムをリリース、その後はかなりの
ハイペースでアルバムを世に送り出し、2008年には何と1年で3枚ものアルバムを
リリースしており、
スローな活動ペースのバンドが多いプログレシーンにおいて
異例のペースの速さを見せ付けるバンドである!本作は2014年にリリースされた
通産10作目で、どうやらキーボーディストのGENNADY ILYINがバンドのブレインらしく
音楽的にはシンセ類を多用したスペイシーかつシンフォニックなプログレとなっており、
ハモンドムーグを多用、目立たないながらギター等バンドサウンドはそこそこハード
タイトさを見せており、時にゲームサントラ、特にファイナルファンタジーの曲みたいな
雰囲気が感じられ、ゲームミュージックのルーツがプログレであるという事実を
改めて思い出させるドラマティックな楽曲を聴かせてくれるぞ!

1曲目は早速の12分ある大作で、ハモンドスペイシーなシンセ等が怪しく唸り
アップテンポで展開、ギター等HM/HRでは無いが意外とヘヴィさ、ダークさがあり
ゲームサントラ的
な印象が強いな・・・!途中から母国語Voに加えツーバス連打も登場!
サックスも後半で目立ち始めるぞ。2曲目はピアノ、シンセが美麗な叙情性を放つバラード風。
ロシア語Vo
もなかなかにエモーショナルだな。3曲目はクラシカルなピアノ
これまた叙情的で次第に歌謡曲のようなクサい盛り上がりを見せるぞ。4曲目はギターが
民謡的なクサメロを奏でこの曲もバラード寄りだな。5曲目はハモンド、ムーグ等シンセが
派手に目立ちメタリックなアップテンポでゲームサントラ的なムードを演出!
6曲目は淡々としたピアノが聴け、途中でチェンバロ呟きVoも登場、この曲もまた
クラシカルさが強いな・・・!7曲目もクラシカルで美麗なピアノにVoが乗り、朗らかな
印象
があり8曲目は叙情的なリードギターが目立ちつつ、どこか牧歌的な感じだが
疾走感もありホーン系シンセがチープな勇壮さを演出、こういう部分がロシアっぽさだろうか!?
9曲目は哀愁漂うピアノ、Voがバラード風味を放つが、その後はシンセ、バンドサウンド
ゲームサントラ的プログレハード感を演出、10曲目はクラシカルな
ピアノ
が聴けるメロウさ満点のバラードだな。


シンセ奏者が中心なだけあってスペイシーなシンセからムーグ、オルガン、ピアノ等が
メインを張るシンフォニックプログレとなっており、テクニカルさ、タイトさもあるが
それ以上にドラマティックさ、叙情性を重視したスタイルで技巧に溺れないスタイルが
嬉しいのう・・・!1曲目こそ大作だが、それ以降は意外とコンパクトな仕上がり
ダラダラと冗長にインタープレイが続くような事が無いのも聴き易くて良いな。
ムーグ等のシンセが時にゲームミュージック的な雰囲気を放つのも俺等のような
叙情プログレ好きにはツボである!イタリアとも北欧とも、日本のバンドとも違う
ロシア産ならではの翳り、暗さがあるのもポイントで、ある意味ロシアンメタルに
通じるクサさ
があるためクサメタラーにもオススメだろうか!?




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満足度 84% お気に入り曲 At Nights  Forest. Darkness...  Dawn
Comrade  Late Autumn Time  Spring Chatter  Walking Stick







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