Kylesa







"Spiral Shadow"




アメリカ出身のスラッジ/ストーナー系バンドの5thアルバム。


男女ツインVoツインギター、さらにMELVINS同様ドラムもツイン体制と言う
非常に変わったラインナップのバンドである!音楽的には埃臭さがプンプンの
意図的な古さ
を感じさせルーズさ、荒さも取り入れたハードロックサウンド今の
ラウドさ
で体現した所謂スラッジコア、ストーナーロック系の音作りが施されており、
さらに上記のMELVINSBARONESS、ISIS辺りに通じるアートメタル的な要素もあり
どうやら先進的なメタル/ラウドロックリスナーの間で知られる存在になっているようだ・・・!

1曲目は叙情的でほの暗いクリーンギターに始まりラウドなバンドサウンドが登場!
ヴォーカルはパンキッシュなシャウト系だがクリーンな女性Voも顔を出しワウを
かませたギターリフ
昔のハードロック的な色合いもあるな・・・!2曲目は
ノイジーなギター、アトモスフェリックなシンセ(?)疾走するドラムが聴け
古い、埃臭い質感を出しつつもギターがタッピングを披露、リードギターはどこか
叙情的なムードを感じさせるのう・・・!3曲目はギターがこれまた叙情的でメロウな
空気
を放ちストーナー系のHR的バンドサウンドラウドかつルーズに鳴り響く曲。
後半はテンポアップツインドラムの持ち味を生かすかのようなパーカッシヴなリズム
堪能できるぞ!4曲目もドラムがやかましくバンドサウンドもノイジーでラフなラウドさ
放っておりヴォーカルはパンク、ハードコア系のノリである。中盤のギターソロがなぜか
東洋的な和音階オリエンタルメロディーを奏でており独特の雰囲気を放っているな・・・!
その後のタッピングも聴き所か!?5曲目は退廃的ノリの良さを感じさせ鬱屈した中に
奇妙な開放感
を内包したスロー曲。6曲目はこれまたルーズな空気を放つ気だるい展開
リードギターがメロディアスなフレーズを導入したラウドかつ叙情的なスローチューンだ。
後半でテンポアップしツインドラムが暴れギターもリードフレーズに潰れたノイジーな
リフ
を聴かせてくれるぞ。7曲目もクリーンギターがブルージーなルーズ感を出し女性Voが歌う
スロー曲。ノイジーさのあるリードギターが印象的である。8曲目は悲鳴のようなギター
ツインドラムが聴け久々のアップテンポパートが顔を出すもその後はやはり気だるさ全開の
ルーズなスローパート
になるのう・・・!9曲目はギターがメロディアスさを出しワウを
かましたプレイ
も披露、ブルージーなフィーリングを発散させ女性Voがアトモスフェリック系の
歌唱
を披露するメロウ寄りの曲。中盤でノイジーなへヴィリフも登場しギターソロはこれまた
ブルージーな泣きのプレイである。10曲目はギターフレーズにツインドラムが乗り
その後オールドスクールなパンクというかロックンロール的軽快なノリを放つ
風変わりなアップテンポ曲だ!11曲目は穏やかかつ怪しいムード漂うギターが聴け
ヴォーカルが低音で淡々と歌いベースがノイジーさを放つスローでルーズな曲。


基本は気だるく退廃的でルーズな荒さ、ラフさが目立った古臭いハードロック今風の
ラウドさ
で包んだストーナーロック、スラッジコアなのだがそこに東洋的なフィーリングを
醸し出すリードギター
叙情的なメロディーも多数導入し、この手のストーナー系に興味を
示さないメロディー重視のリスナーも何とか付いて来れる音作りに仕上げているのは中々に
面白いセンス
だと言えよう!アメリカの乾いた大地というか、砂漠の中気だるく
ダラダラする
ようなクリーンギターに引き摺るようなラフさを持ったへヴィリフが印象的で
アルバム中盤でスロー曲が目立ち始めちょいとダレる部分もあるがメロウさを放つリードギターが
他のストーナー/スラッジ勢と異なる部分で聴き手を惹き付ける彼等の個性となっているな。
まぁ正直個人的に好みのサウンドでは無いのだがこのギターフレーズはなかなかに良いのう!




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満足度 67% お気に入り曲 DROP OUT、SPIRAL SHADOW







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