Klaus Schulze







"Irrlicht"




ドイツ出身のプログレ/トランスミュージシャンの1stアルバム。


プログレの世界で語られながらもその機械的なミニマリズムやら
エレクトロニクス要素からテクノ、トランスの開祖とされる
ジャーマンプログレ。ここに紹介するKlaus Schulze
Tangerine DreamAsh Ra Tempel等に参加しドイツのロック黎明期に
活動、クラウトロックの礎を築き上げた先駆者の一人とされている
ミュージシャンである!そんなわけで本作はKlaus Schulzeの
ソロ名義によるデビュー作にあたり、電子音と生のオーケストラを
融合
させており全3曲で合計50分のアルバムに仕上がっているぞ!

ノイジーなシンセと遠くで鳴るストリングスがただただ
ひたすら延々とほの暗いダークで鬱な世界を演出し
リズムは無くただただシンセ、クラシカルなオルガンによる
暗黒の雰囲気がプンプンと漂い少しずつ狂気が増していく
20分超えの1曲目、うねるシンセが登場しスペイシーさ
放つもやはり根底に病んだ空気が漂う短い(といっても5分ある)
2曲目、これまた終始効果音的なアトモスフェリックサウンド
漂い続ける3曲目と、どの曲も完全に雰囲気重視の作りに
なっておりリズムも無ければメロディーも、アレンジも
ヴォーカルも存在しない!
本作はロックではなくかといって
テクノ、トランスと呼べるようなスタイルでも無く判りやすく言うなら
ひたすらダークで絶望的なアンビエント系である!
北欧のプリミティヴなブラックメタラーもこういった
音世界に手を出し精神的なヤバさを表現しているが
本作はまさにそんなスタイルの先駆者とも言えそうな
雰囲気がプンプンである!こういった気質がいかにも
ドイツ人らしい所
じゃのう・・・。メタラーにとって
ドイツといえばやはりHELLOWEENGAMMA RAYに代表される
ジャーマンメタルやさらに遡ってSCORPIONSを思い起こす
だろうがこの日本人に通じる生真面目さが生むシリアス要素
前面に出された暗い世界観もまたドイツらしさと言えるだろう!
初期のSCORPIONSRAMMSTEINこれに通じる陰りがあるしな。
終始同じような音が繰り返されるミニマル要素は個人的に
まったく好みじゃないがアトモスフェリックな要素を好むブラックメタラーに
十分オススメできる病んだ暗黒世界が広がっているぞ!
ただ踊るための音楽と思ったら大間違いである!




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満足度 50% お気に入り曲 Satz: Ebene







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