君はアメコミ映画の新たなる傑作 映画版KICK-ASSを知っているか!?







君はアメコミ映画の新たなる傑作 映画版KICK-ASSを知っているか!?



アメリカンコミック映画の結びつきの深さ・・・それは今更言うまでも無いだろう!
古くはスーパーマンバットマンがその礎を築き2000年代に入ってからは最新CG技術
これまでは無理だと思われてきた表現が可能になったのと、あとは脚本のネタ切れにより(爆)
思い切りズッコケたらしいハルクから成功を収めたスパイダーマンに続き
ファンタスティックフォーやらアイアンマン、最近じゃマイティ・ソーやら
グリーンランタン、キャプテンアメリカやら次々とアメコミ原作モノがハリウッドの手によって
CGバリバリ映画に変貌を遂げ、ちょい前だがついにはWATCHMENまでもが映像化されDR.マンハッタンの
フルチン
さえも完全再現できる世の中になった!アメリカンコミック映画の結びつき・・・
それはまさにYOSHIKIとTOSHI、ガチャピンとムック、独身男とTENGA等など
まさにスパイダーマンとその他のマーベルヒーローがチームアップ(チームを組むって事)する企画
“マーベル・チームアップ”が如き鉄壁の、夜の夫婦の営みレベルの繋がりと言えるだろう!
そしてそんなCGバリバリのド派手アメコミモノが跳梁跋扈しまくる中見るからに低予算なB級で
宣伝もあんまされていない
のに異様に面白く主に口コミでその存在が広がっていった
稀有なアメコミ原作モノがここに姿を現した!それが今ここに紹介する“KICK-ASS”なのだ!










そんなわけで本作は原作つきではあるが実は原作と同時進行で映画化も進められていたようで、
原作にあたるコミックは厳密には原作と言うにはちょいとニュアンスが異なり、ストーリー展開が
まったく違ってきており人物設定やオチも別物なのである意味1粒で2度楽しめる
メディア
なのかも知れないか!?だが基本的なストーリーラインは同じで、冴えないナードでギークな
アメコミ坊や、デイヴ・リゼウスキ
スーパーヒーローに憧れるあまり通販でコスチュームを購入、
スーパーヒーロー“キック・アス”を名乗り街を徘徊し正義のために闘おうと奮闘すると言った内容で、
ここまで聞いただけだとよくあるコメディーモノ、オタクにスポットライトを当てた青春モノ
印象があるだろうが本作はそうではない!まぁそういう要素もあるが実際はコメディー的な面白さ、笑いの中に
自己犠牲とは、真のヒーローとは、正義とは何か、そして復讐とその結末
意外なまでにちゃんと描いており考えさせられる部分を持ちつつそれを一級品の娯楽作品として仕上げているのだ!





「パリス・ヒルトンになりたがる女子は沢山いるのに、スパイダーマンに
なりたがる人は何でいないんだ?」



そんな素朴な(?)疑問を燻らせ続けたデイヴは遂に一念発起しネット通販でコスチューム、
マスクを購入
し家で着用、鏡の前でポーズを決める!これだけならただの頭のイカれた
コスプレ野郎
で終わっていたが、「殺人鬼が妄想じゃ物足りなくなるように」
デイヴもコスチューム姿でついに街へと繰り出してしまう・・・!そんなわけで緑の
トラックスーツ
に身を包み背中には2本の棒を装備した彼はオーラ皆無の猫背で街を歩き、
そこで車上荒らしを敢行するチンピラを見つけ正義の血が疼き闘いを挑むも即効でナイフで腹を刺され、
そしてよろけている所を派手に車で轢かれ(!?)病院送りになり長期の入院(!?)、運良く治り
復活した彼は全身の骨が金属で補強されたまたま痛みに強い肉体を手に入れた!
「まるでウルヴァリンみたいだ」
と判りやすく喜ぶデイヴ。普通ならトラウマになりもう2度と
ヒーロー活動なんてやりたがらないモンだが彼はすぐにキック・アスとして復帰、またしても夜中に
街を歩き回るがそこにギャングから逃げてきた男が走ってきてぶつかり転等、そのままギャングに
ボコされ始めそれを見たキック・アスは男を助けるためギャング3人に対し敢然と闘いを挑む!
キック・アスはタフになったがそれでもただのナード小僧なんでボコボコにされるも必死で応戦し
ついにギャングを追い払う事に成功!それを見ていた野次馬がケータイで動画を撮っており
それをYoutubeにアップしたらあっという間に知名度が上がりキック・アスは一躍時の人として
超有名になる・・・
といった塩梅のストーリーが展開されこの辺は面白くも非常に熱く80年代の
ジャンプ黄金期に育った年代の人間ならばグッと来るものがあるのではなかろうか!?





「1人の人間を寄ってたかって痛めつけて、それを見て見ぬ振りしている
人達も許せない!だから僕はヒーローになったんだ!」



こうして自分にも自信がついたデイヴはバラ色の学園生活(古い?)を満喫、なぜかゲイに
間違われつつ
も意中の彼女ケイティと接近しつつキック・アスとして世のため人のために街を歩きコスチュームのまま
コンビニに入って買い物したり
しながら日々を過ごしているが、そんな中ケイティがかつて付き合いのあった
ヤク中のイタ電に困っているとキックアスに依頼、それを受けた彼はそのアジトに単身乗り込むもやはりただのギーク少年なんで
ピンチに陥ってしまう・・・!だがそこに新たなヒーローが姿を現し日本の言わずと知れたあのバンド
名を変えさせた事で知られるLA出身のXと並んでLA最初期のパンクバンドとされるThe Dickiesの
“Banana Splits”
をBGMにヤク中と仲間のギャングを気持ちいいくらい虐殺しまくるのだ!(爆)





「オマンコ野郎ども!」


ハマーン・カーンのような髪型(ウィッグ)にマスク・オブ・ゾロのようなアイマスクで顔を隠し
ゲルググ(スカコアバンドじゃないよ)が如きナギナタを手に、WATCHMENMr.インクレディブル
散々危険性が指摘されてきたマントを羽織い素晴らしすぎる言葉遣い、圧倒的体術を魅せる
幼い少女(幼女?)ヒーローが登場!彼女が多くの映画ファンをロリコン&マゾに目覚めさせた本作の
実質的主人公と言えそうな存在・・・HELLOWEENで言う所の“EAGLE FLY FREE”、
RHAPSODY OF FIRE
で言う所の“EMERALD SWORD”、SONATA ARCTICAで言う所の
“SAN SEBASTIAN”レベルの人気を誇る、本作を観た誰もが絶賛彼女の事を悪く言う人間を
見たことが無いほど
の境地に達している愛され殺人マシーン、ヒット・ガールである!彼女の登場で本作は
「ひ弱なナードが憧れだけでヒーローになり奮闘するほのぼのシニカルコメディ」から
「血みどろ殺戮バイオレンスアクション」へと、まるでジョックス(体育会系)の
マッチョマン
ニューハーフ化するかのような変貌を遂げるのだ!(爆)

リアルでアメコミマニアニコラス・ケイジ演じる父親ビッグ・ダディ手製のコミックで
洗脳
されながらハウ・トゥ・キルを仕込まれ、ギャングを皆殺しにしヤクやカネを奪い生計を立てる
ろくでなし親子だが(爆)そのオリジン(ルーツ)は至ってシリアス、元警官だった
ビッグ・ダディがギャングに嵌められ投獄されてしまい、その間に女房は絶望し薬を飲んで自殺するも
腹の中にいた娘は無事に生まれ、相棒の警官に育てられ出所後に引き取り復讐のため
娘に防弾チョッキ着せて45口径で撃ったり誕生日プレゼントにバタフライナイフを
2本プレゼント
したりして
本格的な殺人術を叩き込みギャング狩りを行う
親子のヒーローコンビとなった・・・というのがこの2人の闘う動機なんだが原作(コミック版)は
異なっておりネタバレは避けるが何というか・・・実に悲惨な動機だったりする(爆)。





「アスキック(ボコボコ)に改名すべきだ」


そんなこんなで人生を謳歌するキック・アス・・・デイヴだったがヒット・ガールによる恐るべき
殺戮現場
生で、ライヴで、リアルタイムで目撃してしまい、さらにプライベートが
充実してきた
事もありヒーロー業を早くも引退する事にし、今まで自分をゲイだと
勘違いして慕ってきた(?)
想い人のケイティに正体を(ノンケである事も)カミングアウトしそれによって
なぜか本格的にデキてしまい童貞を捨て(爆)、ダチとつるんでいる時も
ムラムラしたらバックヤードに2人で駆け込み駅弁ファックしたりして青春を
堪能しているがそんな中新たな赤いコスチュームに実を纏ったヒーローが登場する!そいつの名は
レッド・ミスト!こいつの正体は実はギャングのボス、フランク・ダミコの息子で
自分達のシマを荒らし回るキック・アスを捕まえるため(本当はビッグ・ダディとヒット・ガールだが)
オトリとしてヒーローに成りすましただけなのだがコイツもまたデイヴ同様
アメコミ好きのナードな坊やだった(笑)。





「父さん僕にも仕事を教えてよ」
「ミートソースでも食ってろ」



それはともかく(仕組まれた)彼の活躍に世間は新たなカリスマの登場と酔いしれキック・アスから
次々に乗り換え誰もがレッド・ミストをリスペクトするようになってしまう・・・!こうなると
元祖ヒーローとしてデイヴも黙ってはいない!レッド・ミストと話をつけようと路地裏で彼に会うもオタク同士なんで
すぐに打ち解け(爆)
チームアップし彼の愛車ミストモービルでパトロールに出かけ
車内で音楽をかけ慣れないノリで変な踊りを披露したりする(笑)。


こうしてレッド・ミストは何とも頼り無さそうな雰囲気とは裏腹に上手い事キック・アスに接近、
さらにビッグ・ダディ、ヒット・ガールの2人の住処にも行くのだがそこから本作の雰囲気が一転
まだ多少のコミカルさを残しつつも壮絶なアクション、ドラマティックな展開、復讐劇
テンポ良く畳み掛けるように炸裂!まだ最新の映画なんで細かいネタバレは避けるが
とにかくクライマックスで見せるヒット・ガールのアクションがかなり凄まじく、
“夕陽のガンマン”
のBGMに乗せてスクールガールファッションでギャングのアジトに乗り込み
容赦なくブッ殺しまくるシーンのカタルシスたるやまるでDRAGONFORCEの
はっちゃけまくった疾走感、爆走が如し!






「パパとママとはぐれちゃったの・・・」
ビスッ!ビスッ!!




I don't give a damn 'bout my reputation!




これはクリリンのぶんだァーーー!!(嘘)



その結末は是非ともアナタ自身の目で確かめて欲しい!キック・アスのヘナチョコさも爆笑だが
やはり他でも多く言われている通りヒット・ガールのインパクトがあまりにも強烈過ぎて
本来主役であるはずのキック・アスが後半殆ど空気になっていたりとツッコミ所もあれど
本作は肩の力を抜いてあんま頭を使わず楽しめるジェットコースター的な
上質のポップコーンムービー
である!硬い事は抜きにして笑って観るのがオススメだ!
ちなみに本作はガキが出ているのにR15指定でそれなりにハードなバイオレンス描写もあり
そこがまた面白く本作の大きな持ち味となっているな(笑)。

スーパーヒーローは超人ではなく全員生身の人間で、もし我々の世界に実際にこんな事するヤツが
出てきたらどうなるのか
を描いた点ではWATCHMENに通じるものがあるがあっちのような複雑高度さ、
哲学、文学性は無く
あくまでもポップでキャッチーな娯楽作、ガキが人殺しするのは
道徳的にどうか等といった頭の固い意見もあるが世の評価も高く、サブカル系映画雑誌
“映画秘宝”
では2010年度ナンバーワンの座に輝いたりしておりその面白さは
折り紙つき
である!ちなみにナンバーワン女優は誰かって?んなモンヒット・ガール
(クロエ・グレース・モレッツ)
に決まってんだろ言わせるなこのハウスマヌカン!!(爆)
それと話は変わるが超オールドスクールなパンクバンドThe Dickiesが今聴いても意外なまでに
色あせてないコミカルポップパンクだった
のにも驚きである(笑)。BLACK SABBATHの“PARANOID”
カヴァーした事もあるようでセンスあるバンドだったのかね!?今も現役のようだしこれで人気出て
サマソニ辺りで来たりしてな・・・!“Banana Splits”演る時はバックでヒット・ガールが
ギャングブッ殺しまくる映像
流したらさぞ盛り上がる事じゃろうて・・・!オーディエンスは勿論
「オマンコ野郎」コールだ!(爆)






サイトからは観れんので直接Youtubeに飛んで見て頂きたい(爆)。


そういうわけで俺の中で本作は“トレマーズ”“ファイナル・デスティネーション”等に
匹敵する最高のB級映画の座に収まり、さらに勢い余ってクリストファー・ミンツ=プラッセ
(レッド・ミスト)が出てる“スーパーバッド 童貞ウォーズ”まで観てしまったほどだ(笑)。
アレはアレで面白かったぞマクロビン!!(爆)









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