KALEDON







"Chapter 5 A New Era Begins"




イタリア出身のクサメタルバンドによる5thアルバム。


何気に10年くらいは活動しているベテランなれど、初期作はあまりにもチープで
ショボい出来
からマニアックなクサメタラー、クソメタラーにのみ愛され続ける
イタリア産のバンドである!どうやら本作でヴォーカルが交代したようで、音楽的には
B級クサメタルと思わせておいていきなりのハモンド入り70年代ハードロック風の曲やら
叙情バラードやら妙にポップな曲が顔を出したりと相当に意外な仕上がりを見せているのう・・・!

1曲目は擬似ライヴ的な出だしからハモンドオールドスクールなHR風味漂う
リフ
が登場、やけに淡々としたムードを放つミドル曲で何故かメロスピでは無い!(爆)
2曲目は荒野のSEアコギ、泣きのギターが顔を出す哀愁漂うエモーショナルな
バラード
で実に柄に合わん事をしておる!(爆)途中女性Voも顔を出しリードVoも
上手くは無いが下手でも無く歌い上げておるのう・・・!
3曲目はストリングス系の
シンセ
妙なポップ感を演出、その後はドラムがやけにストロングなツーバス連打
披露するも全体的に妙なほのぼの感があるなぁ・・・!4曲目も淡々としたスローな
出だし
からテンポアップストリングスシンセが登場、エピックメタル的な
空気を醸し出すミドル曲になるぞ。
5曲目はこれまたバラード風の出だしだが、その後は
テンポアップしなかなかにドラマティックなメロパワとなるのう・・・!ソロパートは
ハモンドとシンセがやけに目立っておるわい!
6曲目はこれまたワイルドでノリの良い
リフ
ハモンドが聴けるハードロック系の曲。これまたシンセソロがやけに自己主張しており
まるでプログレのようだ(爆)。
そして7曲目がようやく待ちに待った疾走メロパワ
見せかけてその後はプログレ的シンセを交えつつ淡々とした展開になってしまう
インストである!(爆)
8曲目はミドルテンポ勇壮さを放つエピックメタル系で、
途中ストリングスのオブリに加えテンポアップクサさを見せるぞ!9曲目はクラシカルな
ピアノ
シンセが絡みドラマティックなムードを演出、まぁ全体的には淡々とした曲調
どこかプログレハード的な側面もあるか!?10曲目は正統派ライクなリフシンセが乗り
ようやく疾走メロパワとなってくれるぞ!シンセもまたクサくサビもお約束の展開
やはりこの手のバンドにはこういう曲をやって貰いたいモンじゃて・・・!


B級メロスピ、クサメタルを期待したんだが、そうではない曲がやけに目立っており
クサメタラー視点だとかなり肩透かしになっちまうアルバムだろうなぁ・・・!
シンガーの交代で過去作と比べるとかなり良くなってはいるんだが、肝心の曲が
微妙では何の意味も無いではないか・・・!





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満足度 60% お気に入り曲 The End Of The Green Power  Greatest Heart  Return To Kaledon







"Legend of Forgotten Reign-Chapter 6 The Last Night On The Battlefield"




イタリア出身のクサメタルバンドによる6thアルバム。


初期の頃はクサメタル通り越してクソメタルなレベルの劣悪なB級メロパワ
プレイしていたが、ヴォーカルが変わってからの前作はそれなりに質は向上させては
いる
ものの、何故かオールドスクールなハモンド入り70年代ハードロック妙に
明るいポップな曲、テクも無いのにプログレ風な曲
に走ったりと実に散漫な仕上がりを
見せていた・・・!
それに比べると本作は前作のようなハモンドを残しつつもかなり
メロパワ方面に戻って来ている
印象があるぞ!

1曲目は早速のキラキラしたシンセと共に疾走するメロスピである!やはりこの手の
バンドはこういう方向でストレートに攻めるのが良いな・・・!中盤のハモンドは
前作の流れを汲んでいるだろうか!?
2曲目は正統派寄りのリフ勢いを見せる
アップテンポチューン
で、チャーチオルガンハモンドも顔を出し途中から唐突に
メロパワ的なリフ
と共に疾走!ツインリード勇壮なキャッチーさを放っているな。
3曲目は勇壮なムードを放つリフ、リズムシンセが乗りエピックメタル的な空気を
醸し出しつつ疾走するぞ!
4曲目は妙に落ち着いた曲調となり淡々と展開、シンセフレーズ等
プログレメタル的なムードがあるがやはりテクが無いので説得力が感じられないなぁ・・・!(爆)
5曲目は怪しげな出だしからストロングで勢いある刻みリフが顔を出し爆走する
スラッシーなメロパワ
となるぞ!ヴォーカルはデスVo未満のダミ声で、シンセの使い方等中途半端だが
どこかシンフォニックブラック風
だな。6曲目はシンセを取り入れた正統派ライクな
アップテンポのエピックメタル
で、途中からメロパワ的に疾走しシンセもシンフォニックさを放つぞ!
7曲目は怪しげなフレーズで幕を開けハモンドと共に淡々としたミドルテンポになり、
どこか気だるい印象もあるんだがそれでもコーラス等やはり勇壮さはあるな。8曲目もまたミドルテンポで、
リフやハモンド等前作で聴けたようなオールドスクールな印象もあるが、ストリングスシンセ
どこかエキゾチックな壮大さを演出しておるのう・・・!9曲目はミステリアスさ漂うシンセが聴け
その後はメロパワ的に疾走!サビのコーラスも王道の飛翔系で実にストレートである!


ひたすらに散漫だった前作と比べて焦点が絞れており、彼ら本来の持ち味である
エピック要素入りのメロパワ、メロスピ方面に戻って来ており溜飲を下げさせてくれる
仕上がりになっているな・・・!勿論全体的にはまだまだB級もいい所で、プロダクションも
軽く
ヴォーカルだって決して上手いとは言えずやはりヘナチョコ系なんだが、メロスピと
言うよりもメロパワ
なんでリフがしっかりしているのが美点だな。




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満足度 77% お気に入り曲 The Way To Home  Power In Me  Surprise Impact
May The Dragon Be With You







"Altor: the Kings Blacksmith"




イタリア出身のクサメタルバンドによる7thアルバム。


初期の頃はB級以下レベルのショボいクサメタル・・・クソメタルをプレイしていたが、
中期頃にはシンガーを代え、何故かオーソドックスなハードロックになったり
プログレ化したりと低迷期を迎えつつも何だかんだで今日まで生き残っている
イタリア産クサメタルバンド
による通算7作目のアルバムである!何気にベテランの
領域に足を突っ込んでいる感
が漂っているが、その音楽性は前作同様レベルアップした姿での
原点回帰
となっており、シンセシンフォニックさを放つエピックな勇壮系の
メロパワ、メロスピをプレイしているぞ!


1曲目は怪しげなシンセソプラノVoのスキャットが顔を出すイントロで、
続く2曲目はペイガンメタル辺りにも通じる勇壮なフレーズが顔を出し疾走!
エピック風味
も内包したクサさ溢れるメロパワ、メロスピになるぞ!テクニックは
まったく無さそう
ながらもメロディー重視の姿勢を見せるツインリードがまた良いな。
続くシンセソロも聴き所か!?3曲目もまた漢メタル的な勇壮さを感じさせる疾走曲で、
ギターリフは正統派ライクな面があるが疾走感はまさしくメロパワ、メロスピである!
ヴォーカル
相変わらず垢抜けないがそこがマニア好みか!?これまたローテクの
ギターソロ
に続き多少は達者なシンセソロが顔を出すのう・・・!4曲目はショボめのコーラスに始まり
エピック的な勇壮さを持ったシンセストリングスが登場!淡々としたミドルテンポだが
その後すぐに疾走パートになり、サビも判り易い王道のメロスピ系である!5曲目はマイルドかつ
どこか明るめのクリーンギター、リードギター
が顔を出し稚拙なヴォーカルが歌い上げる
穏やかなバラード。
やはりこういう曲だとヴォーカルがアカンな(爆)。6曲目はこれまた泣きの
リードギター
叙情性を放つ出だしからシンセと共に軽快さを放つミドル曲になるぞ。
オーソドックスの明るめなハードロック風だがシンセストリングスだけはクサいな(笑)。
7曲目はシリアスさを感じさせるリフ、シンセが聴けるなかなかに劇的なミドル〜アップテンポ曲。
8曲目は怪しげなシンセを纏いつつ疾走するメロパワチューンで、シンフォニックなシンセ
目立っているがパワフルさも感じさせてくれるのう・・・!ギター、シンセのソロバトル勢いがあるな。
9曲目はこれまた勢いのあるリフ、シンセで疾走するメロパワだが、何とゲストヴォーカル
ファビオ・リオーネが参加しており格の違いを思い切り見せ付けまくっておる!(爆)
まるで大人と子供よ!何故こんなにも違うのであろうか・・・!?


長いキャリアを誇りつつもギターやヴォーカルどうにも垢抜けない感満点で
稚拙な感じ
なんだが、曲の出来は良くエピック風味漂う大仰な勇壮さ、シンフォニックさ
見せるメロパワ、メロスピがメインとなっておりチープさも味のうちとして楽しめる
見事なB級クサメタル振り
を見せつけておる!ヴォーカルメロディーが総じて弱いものの
往年のメロパワ、メロスピ好きなら聴いて損は無い1枚であろうな・・・!




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満足度 83% お気に入り曲 Childhood  Between The Hammer And The Anvil  My Personal Hero
Screams In The Wind  A Dark Prison







"Antillius: the King of Light"




イタリア出身のクサメタルバンドによる8thアルバム。


初期から中期まではキャリアの割りに一向に成長しないB級以下のクサレメタル
プレイし続けてきたが、そんなクソメタルバンドでも流石にアルバム7〜8枚も
重ねればイヤでも成長する
らしく、前作ではまだまだB級である事に変わりは無いが、
大分マトモなシンフォニックメタル
に仕上がっており、とりあえずクサメタラーで
あれば普通に聴いて楽しめる位の水準
には到達していた・・・!そして通産8作目の
本作
も、成長後でマトモになった(?)シンフォニックでエピックなクサメタル
プレイしており、前作が楽しめたクサメタラーであれば本作も大丈夫じゃろう!

1曲目はシンフォニックなイントロで、続く2曲目は意外と落ち着きのあるミドルテンポで
エピックメタル然とした勇壮さを演出、
3曲目はクサく壮麗なオーケストレーション
幕を開けパワーメタル的に疾走!後半がまたクサさを放っておりシンセソロも聴けるぞ。
4曲目はアコギ、クリーンギターが穏やかさを放つバラード。ヴォーカルの力量の無さが
モロに出ちまってるが、
バンド側も判っているのかサビでは女性Voがごまかしてくれるぞ(爆)。
5曲目はチープなホーンに始まり淡々としたムードを演出、力量不足なのに半端に
プログレメタルっぽい事をやろうとする、この手のバンドの悪い癖が出ているが(笑)
その後は疾走するぞ!メロディーはつまらんがサビ等メロスピ要素が強く、
リフの刻みはジャーマン的
だな。6曲目は妙にポジティヴで明るいギターが聴け疾走!
7曲目はなかなかにシリアスな空気を放つストリングスシンセが登場し、その後は何と
ブラストで疾走しており劇的な印象もあるのう・・・!8曲目はパワーメタル的な
ギターフレーズ
で疾走し、中盤以降は神聖さを演出するコーラス系シンセが挿入されるぞ。
9曲目はダーティーさのある正統派寄りで、サビは疾走し劇的さを放っておる!
10曲目はアコギが穏やかさを放ちスローテンポで展開、エピックメタル的な雄大さがあるな・・・!
11曲目はSEに始まり淡々とした空気を放つが、その後はパワーメタル的な疾走曲となるぞ。
12曲目は叙情的なアコギで幕を開け疾走したりメロウさを放ったりする9分の大作だ。


前作に続いてB級ながらに大分成長したエピック系のシンフォニックメタル
なっており、まぁ何だかんだでB級メタルなんでクオリティー重視のメタラーには
オススメ出来ないが、
クサメタラーであれば本作レベルのクオリティーであれば
過不足は無かろう!音も軽くヴォーカルも声量には乏しいが、特に破綻している
ワケでは無い
のが好印象だな。相変わらずメロディーにフックは無く物足り無さが残るが
クサメタラーであれば楽しめるじゃろうて・・・!




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満足度 79% お気に入り曲 Friends Will Be Enemies  The Evil Conquest
Light After Darkness







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