KAIZER







"Vicious Circle"




日本のヴィジュアル系メロパワ、メロスピバンドによる1stアルバム。


初期ヴィジュアル系ライクなムードを強烈に醸し出すルックスが懐かしい気分に
させてくれるバンド
で、本作は1999年にリリースされたアルバムらしく、
その音楽性はV系では無く普通にメロパワ、メロスピ系のHM/HRとなっており、
メイクこそしているもののどちらかと言ったら初期XやAION、GARGOYLE辺りの
線で攻めている
と言えよう!

1曲目は時代を感じさせる極めてチープながらも勇壮さを放つシンセによる
オーケストレーション
が聴け、その後は音質こそショボいもののメタリックな
音作りになり疾走!
だがVoはV系らしからぬハイトーンで歌うものの、
相当にピッチがアレ凄まじくヘナチョコである(爆)。2曲目はどこか正統派な
ギター
で幕を開けミドルテンポで展開、3曲目はノリの良いリフ、跳ねるベースと共に
勢い良く疾走するがVoは声量までも不足しており実に弱弱しいな・・・!
4曲目は音数の少ない淡々としたバラードで、ただでさえアレなVoダメさ加減
余計に目立ってしまっており実に苦しい事この上無い!(爆)5曲目は怪しげなムード
醸し出すもリフ自体は正統派な印象がある無駄に長いスロー、ミドル曲。
6曲目はスラッシーな勢いを見せる爆走チューンで、Xを思わせる雰囲気があるな。
7曲目はSEで始まりRIOTの“Thundersteel”を彷彿とさせるドラマティックなギターフレーズと共に疾走する
メロパワ、メロスピチューンである!ギターソロも劇的なクラシカルフレーズ
クサメタラーをガッツポーズさせてくれる本作トップクラスのキラー振りを見せ付けているぞ!
8曲目は軽快なアップテンポでどこか都会的な印象もある90年代ジャパメタ臭濃い
曲調
だな。9曲目はこれまたSEで幕を開け大仰で勇壮なギターが登場、エピック的な
空気
を醸し出しいかにもメロスピ、クサメタルな疾走感を放つぞ!10曲目はリリカルなピアノ、
チープなシンセ
怪しい語りが聴けSKYLARKっぽさが漂う、ショボくも叙情的で
ファンタジック
な、中途半端にプログレッシヴな長めのインストになるのう・・・!


ここ最近VoだけV系でそれ以外は完全にHM/HRヴィジュアル系メタル
増えているが、彼等は90年代のバンドだけにヴォーカルもキチンとHM/HRの
流れを汲んだハイトーンを披露しており、
どちらかと言ったらお化粧系ジャパコア
言ったほうがいいかも知れんな・・・!だが売れずに人知れず消滅したバンドだけあって
アラも相当に多く、演奏は悪くないんだが音質はペラッペラで楽曲も冗長さが目立ち、
特にVoが相当に稚拙で足を引っ張りまくっており、おそらくこの
シンガーの力量不足が原因で売れなかったんだろうなぁ・・・!(爆)
今だったら逆にB級メロスピ好きのマニアッククサメタラーに愛されそうか!?







満足度 77% お気に入り曲 HUMAN WINGS  SOMETHING WRONG
ELEGY  LITTLE CYBER  BURNING BLOOD







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