Il Divo







"Il Divo"




多国籍メンバーで構成されたオペラ/クラシックコーラスグループの1stアルバム。


非常に有名なコーラスグループなんでどうもただのポップスだと
軽視されがちだが彼等はそこいらの小便アイドルなどとはわけが違う!
サラ・ブライトマン同様クラシックの手法をポップスに持ち込んだ
実力者の集まりで、彼等のプレイする音楽性はまさに濃厚オペラ!
朗々としすぎな超本格的ベルカント歌唱にて歌い上げられる
クラシカルでシンフォニックな楽曲は確かに曲展開の判り易さ、
キャッチーさ
こそポップスのそれだがメロディー、雰囲気自体は
まさにクサい音楽をこよなく愛するクサメタラー、プログレッシャー、
ゴサー
にも喜ばれる可能性を秘めた強烈なパンチがあるぞ!まさに
Concerto GrossoがオペラVoを従えて現代に蘇った感のあるアルバムである!

1曲目から早速凄まじくメランコリックなストリングスにアコギが
どこかスパニッシュというか、冬のソナタばりにクッサイ叙情性
演出しヴォーカルもオペラティック要素入りの歌唱、コーラスを
披露する非常に濃い楽曲である!2曲目はちょいと明るく穏やかになり
ポップスに接近する
もシンフォニックさ、ヴォーカルの濃さはやはり
健在
で3曲目もやはり穏やかながら見事な伸びのあるベルカントである!
4曲目は再びメランコリックさが前面に出た曲でアコギによる純朴な
調べ
に穏やかなヴォーカルがスパニッシュ系の哀愁を放つクサメタラー向けの
楽曲
である!やはりオペラティックさ丸出しのコーラス(クワイア)が良く
その後のストリングスの盛り上がりも聴き所だ!5曲目はピアノ、
ストリングスの調べがConcerto Grossoを思わせる穏やかな曲。
6曲目は再びアコギが聴ける哀愁バリバリの曲で途中から本作で
初めてのドラムが登場しユーロロック色が濃くなるな(笑)。
ストリングスもクサく盛り上がりたまらんわい!7曲目は穏やかさが
前面に押し出された曲
でストリングス、ピアノにドラムも入り
昔の歌謡曲っぽい雰囲気もあるな。8曲目はアコギ主体のメランコリックな
泣きの哀愁チューン
でオペラティックではないスタイルで切々と歌う
ヴォーカル
もまた良いのう!9曲目もピアノ、アコギ、ストリングスが
もの悲しさを演出し今度はオペラティックなVoが歌い上げコーラスは
どこかホーリーな雰囲気もあるな。10曲目はピアノとか細い
ストリングスが聴け、さらに穏やかなドラムも挿入されユーロプログレに
通じる空気
を感じさせるのう・・・!11曲目はストリングスが
かなりのクサさを放ち盛り上がるイントロに続き濃厚な哀愁が凄まじい
クサメロキラーである!12曲目はシド・ヴィシャスもカヴァーした(爆)、
有名なスタンダード“My Way”のカヴァー。後半はホーンまで入り
かなり壮大なアレンジとなっているぞ!


ポップス然とした明るく穏やかで判りやすい曲もあるがやはり
個人的にはスパニッシュ、Concerto Grosso、韓流クサクサチューン
通じる哀愁バリバリの濃厚でクッサイマイナーキーの曲がキラーだ!
特に1、11曲目はDragon Guardianの勇者アーサー氏に是非とも
聴いて頂きたいタイプの楽曲
だと言えよう(笑)。流石に
クラシック、オペラをルーツとするだけにただのアイドル共には無い
確固たるスキル、センスがあるぞ!バンドサウンドは殆ど皆無だが
変に打ち込み、電子音に走らずクラシックの生楽器で構成された
アンサンブルがまた好感を持たせてくれるわい!難点はプロダクションに
厚みが無く
折角の生オーケストレーションの盛り上がりが弱い部分だろうか!?




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満足度 80% お気に入り曲 Unbreak My Heart、Passera、
Every Time I Look At You、The Man You Love、Hoy Que Ya No Estas Aqui







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