Il Bacio Della Medusa







"DEUS LO VULT"




イタリア出身のシンフォニックプログレッシヴロックバンドによる3rdアルバム。


往年のプログレ大国イタリアから登場したバンドで、本作は十字軍をテーマにした
コンセプトアルバム
らしく、音楽的にはメロトロンフルートを取り入れたいかにも
イタリアな濃厚極まりない情熱的な哀愁
を放ちまくる昔ながらのシンフォプログレで、
本作は2012年にリリースされたアルバムらしいが、そんなイマドキ要素を微塵も
感じさせないオールドスクールな作り
を見せているものの、バンドサウンドは意外と
ハードロック色が濃く、胡散臭いサックスフリーキーに暴れまくる変態的な側面
持ち合わせており、ただメロウなだけでは無い一面も見せているな・・・!

1曲目はメロトロン、アコギイタリア語まる出し情熱的かつ哀愁漂いまくりの
泣きのヴォーカル
が聴ける、いかにもイタリアンプロック激情メロウプログレで、
2曲目は穏やかかつ緊迫感漂うメロトロン、フルート古臭さ漂う哀愁を放つが、
バンドサウンドなかなかにハードさがありクラシカルかつ大仰なオルガンも登場!
3曲目はチープながらも行進っぽいムードを放ちつつかなりほのぼのとしたミュージカル風の
曲調である(爆)。
4曲目はアコギ、フルート、メロトロンが登場し、母国語Voもまた
哀愁を放っており大げさな盛り上がりも見せるのう・・・!5曲目はエキゾチックさのある
オーケストレーション
シンフォニックさを演出するが、その後はハードロック要素の強い
バンドサウンド
が顔を出し何と疾走!まぁパワーメタルにはならずどちらかと言ったら
RAINBOW
辺りに通じる様式美HRで、ヴォーカルもハイトーンで暑苦しく歌い上げておるわい!
6曲目はテルミンに始まる淡々とした退廃的なハードロックとなるが、その後はフルートが登場し
胡散臭さ満点の遊園地ムード
を演出!ヴォーカルもまた怪しげなシアトリカル歌唱
相当にインチキ臭くそこが味になっているな(笑)。7曲目はプログレであるにも関わらず、
ホラー系パンクに通じるチープな怪しさを見せ付けるダークなシアトリカルチューンとなるぞ!
ヴォーカルもいちいち暑苦しく大げさに歌い上げており中盤は疾走するのう・・・!


イタリアンプログレらしいクラシカルかつ濃厚な哀愁、叙情性へヴィシンフォと言うか
ハードロックらしいワイルドかつフリーキーなアンサンブル、そしてミュージカルに
通じるムード
のある大仰でシアトリカルな巻き舌母国語Voが織り成す濃い世界観が
特徴のバンド
で、メロウなパート70年代プログレらしくて非常に良いんだが
それ以外の要素が相当に大げさ冗長な印象もあるな・・・!トータル時間は短く30分ちょいしか
無い
んだが、これくらい濃い世界観だとこれ位で逆に丁度良いか!?70年代イタリアンプログレを
愛するプログレッシャーにオススメのバンド
だな。




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満足度 78% お気に入り曲 Indignatio, infedeli in Terra Santa  Simplicio  Deus lo Vult







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