IWRESTLEDABEARONCE







"It's All Happening"




ペンシルヴァニア出身の変態カオティックハードコアバンドの1stアルバム。


絶叫シャウト、やけに上手いクリーンVoを見事に使い分ける
女性シンガーをフロントに据えたド変態カオティックハードコア
バンド
だ!本作以前にEPをリリースしていたが本作が彼らの
1sフルアルバムと言うことになる。どうやらCENTURY MEDIAの
イチオシバンド
らしい(笑)。

音楽的にはTHE DILLINGER ESCAPE PLANスタイルのゴリゴリに
激しいカオティックハードコアなのだがヴォーカルが女性と
いうことで個性が出ておりクリーンVoも出てくるが
絶叫シャウトも多く最近こういった女性ヴォーカルが
非常に増えたわけだが彼らもその流れに位置しているのだろう。
絶叫のキレっぷりも凄まじいが普通に歌っても上手いシンガー
3、4曲目なんかを聴けばそれは判るだろう!ハスキー
ポップス系のパワフルなパンチの効いた声をしているぞ!
曲展開はまさに変態以外の何者でもなくメタルコアというか
エモメタル的な叙情リフが出てきたかと思えば妙にコミカル
パートも現れ極悪ビートダウンも冴え渡る実にキチガイな音である!
テクノ系打ち込みリズム、メランコリックでクラシカルなピアノまで
飛び出す箇所もありそれらが変態不協和音カオティックパートと
交互に、矢継ぎ早に繰り出されるのだからかなりなんでもあり
風情を醸し出しているな・・・!先が読めない展開だ!コミカルな
要素も多くシリアスさよりもジョークに満ちたおもちゃ箱的な
スタンスを持っているのだろう。このいい意味でおバカな
部分が魅力
だと言えよう!


アンビエントなデジタルパートやスローパートなどが
続くとダレを覚えるもこの雑多な要素をゴチャゴチャに
混ぜ合わせた変態カオティック要素は大きな武器である!
これが洗練されるとダレるパートが無くなる代わりにこの
独特の味が薄れていってしまうんだろうなぁ・・・!
この方向性のままさらに変態度を高めるのが最良の
道だろう!個人的には打ち込み要素よりもバンドサウンドを
増やして欲しい
のう・・・!




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 79% お気に入り曲 You Ain't No Family、
Danger in the Manger、I'm Cold and There Are Wolves After Me、
See You In Shell







"Ruining It for Everybody"




ペンシルヴァニア出身の変態カオティックハードコアバンドの2ndアルバム。


クリーンVo、デスVo双方を自在に操るやけに上手い女性シンガーをフロントに据え
あらゆる要素をこれでもかというほどごちゃまぜにし闇鍋状態の忙しなさを放ち
話題を呼んだペンシルヴァニアが生んだド変態カオティックコア/エクストリームメタルバンド
待ってましたの待望の2作目である!本作も当然ながらそのスタイルは不変アグレッシヴな
メタルコア
から変態プログレ、テクノ、トランス、ピコピコした電子音、ジャジーに
穏やかなラウンジ系
やその他モロモロあらゆる要素を憚り無くミックス、演奏力も確かだが
ヴォーカルも相変わらず上手くアグレッシヴな絶叫、咆哮に加えまるでR&Bのような気だるい
ムーディーさ
を演出できる確かなパワー、表現力がありやはり只者ではないのう・・・!

1曲目は早速のピコピコ打ち込み音ファミコンみたいな音を出しそして絶叫シャウト、
変態染みたバンドサウンド
が聴けたと思いきや妙に爽やかで穏やかなパートも一瞬顔を出すぞ!
トランス系シンセ、気だるいR&Bみたいな歌唱を見せるパートがサビだろうか!?ベースも目立ち
ピアノも聴け短い中に様々な要素が放り込まれておる!2曲目はスローテンポへヴィかつ
プログレッシヴな変態さ
が放たれサビはメロディアスになりギターのオブリ、音の軽さ等どこか
THE HUMAN ABSTRACTっぽい所もあるが変態度は間違いなくこっちのほうが上である!怪しい
ウィスパー系歌唱
やらピアノやらもバンバン登場し後半はゴリゴリのビートダウンだ。
3曲目はワイルドなリフに始まり絶叫変態リズムMESHUGGAHっぽさを出したかと思えば
今度はクリーンVo、電子音が登場したり変態カオティックプログレになったりと相変わらずの
クレイジーな展開振りだな。中盤以降はR&Bライク確かすぎる歌唱力を見せコーラスもムーディーである。
4曲目はウィスパー歌唱シンセ、デジタルビートアトモスフェリックなムードを放ち
途中からバンドサウンドが登場するも気だるさは保たれているな。スキャットも上手いのう・・・!
5曲目はガテラル寄りの咆哮アグレッシヴなメタルサウンドが聴けつつやはり変態染みた
ギター
ピアノも顔を出しへヴィに展開するカオティックメタルコアだがそんな中で聴ける
クリーンVoがやはり光を放っているのう・・・!6曲目は電子音とバンドサウンド、絶叫と
クリーンVo
が入り混じる変態的デジタルメタルで途中クリーンギター、電子音、クリーンVoによる
怪しくも穏やかでなおかつ緊迫感あるパートが顔を出すぞ。7曲目はへヴィなギターによるハモリ、
咆哮タイプの絶叫に続きクリーンVo、電子音が変拍子に乗り変態ムードを強烈に醸し出し
ヴォーカルが実にパワフルで上手いぞ!8曲目はテクニカルな変態ユニゾン絶叫が聴ける
技巧的なカオティックメタルだがピアノ、クリーンVoが聴けるパートはなかなかの叙情性があるか!?
その後はやはりド変態プログレッシヴエクストリームメタルでさらにデジタルサウンドも登場!
9曲目はクリーンギター、デジタル音、クリーンVoに始まり咆哮、変態的バンドサウンドが後に続き
ビートダウン電子音が乗りそしてクリーン、デス双方のヴォーカルが絡み
ベースも目立ちギターはピロピロし始める!後半はスローでまったりしつつもやはり変態だな。
10曲目はアグレッシヴかつスローなカオティックメタルに始まりクリーンVo、電子音、
さらに妙にダンサブルなエレクトロニカ音のパートも登場するがその後はゴリゴリのビートダウンだ。
11曲目はへヴィなバンドサウンド気だるいクリーンVoが混ざりそしてビートダウンの上に
咆哮、ピロピロしまくりギター、電子音が乗っかりさらにエレクトロニカ要素
強くなりつつベースも唸り後半はビートダウンデジタルサウンドで幕だ。


本作もまた1曲の中で忙しなさ過ぎる程に激しい展開を見せメタリックになったかと思いきや
すぐにデジタルサウンドになり、そうなったかと思えばまたすぐにメタルに戻ったりまた
新たな違う展開を見せたりと実に忙しいアレンジになっている!1曲1曲が短い上に
情報量が多い
んでやはり本作も聴き疲れを起こしそうだし次々と展開が変わるんで前作同様
リスナーが1つのパートに馴染む前にすぐに次のパートに向かって行ってしまい
結果消化不良を起こしそうな点も相変わらずだが現代のカオティックコアを語る上で
彼らの存在を抜きにする事はもはや不可能である!変態メタルの最新型が聴きたければ
黙って本作に手を伸ばそう!(爆)




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 79% お気に入り曲 You Know That Ain't Them Dogs' Real Voice、
It Is "Bro" Isn't It?、Stay to the Right







もどる


inserted by FC2 system