IT DIES TODAY
"The Caitiff Choir"
アメリカ東海岸バッファロー出身のメタルコアバンドの1stアルバム。
エモいジャケが思わずジャケ買い意欲をそそり実際に俺にそうさせた(爆)バンドで、
スクリーモかと思っていたが実際にはメタルコア要素が強くゴリゴリと言うほどではないが
へヴィさのある今風のバンドサウンドでズンズンと展開し思ったほど北欧メロデス要素は
薄くミドル〜アップテンポメインで奇をてらわない王道の要素を持ちハードコアの
要素も感じさせる音作りが施されているがクリーンVoパートはスクリーモに近いな。
1曲目はノイジーなイントロからモダンというかいかにもメタルコアな
へヴィサウンドが登場しアップテンポでズンズンと展開、ヴォーカルは
デスVoというかハードコア寄りの吐き捨て咆哮で途中からテンポアップし
その後は定番のビートダウンも聴けるぞ!2曲目はサビでクリーンVoが聴け
スクリーモ的なムードも醸し出すアップテンポ曲。3曲目はメタリックだが
ノリの良さを出しそこまでゴリゴリではなくヴォーカルは呟くようなクリーンで
歌っており上手くは無いな・・・。4曲目はメタルコアというかハードコアに
近いアップテンポとビートダウンを織り交ぜた曲でアグレッシヴだが音が悪い分
それほど凶悪さが無いなぁ・・・!いかにもパンクなアウトロー気取りの割に
ヘナチョコなクリーン声も顔を出すぞ(爆)。5曲目は若干メタルコアに近い
ハモリリフを見せそして疾走!本作中最もストレートなメタルコアといった感じで
クリーンVoも聴け珍しくギターソロも登場し一応は弾ける事をアピールするぞ!
6曲目はちょいメタルコア風の叙情味あるリフが聴けクリーンVoと共に軽快さを出す
アップテンポ曲。7曲目はメタリックなキレを持ったリードギターに始まり咆哮と共に疾走!
爆走というほどではないが本作中特にメタルコアに近い感じでクリーンVoはやはり
気だるさに満ちたエモ、ニューメタル風の無気力歌唱だ(爆)。途中でやはりビートダウンも
とってつけたように顔を出すぞ。8曲目はイントロから早速疾走しつつも
すぐにテンポが下がり中盤以降はビートダウンだ。9曲目はメタルコア的なギターで
アップテンポになりつつもすぐにテンポダウンしたりサビでクリーンVoになったりする定番の曲調で
10曲目はちょい明るめのギターが聴けへヴィさが減退しエモ、スクリーモに
接近した感のあるアップテンポ曲。サビなんかバックのギターの音色も含めて
まんまエモ、スクリーモである!11曲目はちょいと退廃的なムード漂うスロー曲で
すぐにテンポアップするもまたエモ/スクリーモなパートになるな・・・!中盤は
アコギに加え何とストリングスの音色も登場しスローパートを盛り上げているぞ!
メタルコアと呼ぶにはバンドサウンド、シャウト共に弱めだがスクリーモと
呼ぶほどにぺラくはないどっちつかずのムードを持っておりプロダクションの
軽さが余計にアグレッションを削いでしまっている印象があるな・・・!
ビートダウンは結構ゴリゴリしているが形骸化の印象は否めず北欧メロデス要素は
無いが特にこれといった長所、個性は無くありがちなバンドで終わってしまいそうな
危うさが目立っておるわい!ギターソロもほぼ無くこの辺はストレートなハードコアに
通じる要素か!?メロディーにももっとフックが欲しい所だな。
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満足度 68% お気に入り曲 Severed Ties Yield Severed Heads A Threnody for Modern Romance
Freak Gasoline Fight Accident The Caitiff Choir: Revelations
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