INSOMNIUM







"One for Sorrow"




フィンランド出身のメロディックデスメタルバンドによる5thアルバム。


最近のメロデスバンドのような派手な疾走感、キラキラしまくりのシンセや
テクニカルなギター
といった要素やメタルコアのような重々しいビートダウン、
アグレッション
は無いが叙情性に満ち溢れた落ち着きのあるメロデスサウンド
持ち味とし大人のメロデスと賞されているバンドである!本作は彼等の通算5作目に
あたるアルバム
で、Century Mediaに移籍して初のリリースとなっており
2012年には日本デビューも決定しているようだ。

1曲目は早速北欧情緒漂う叙情的なシンセ、クリーンギターの音色がメロウな
ムード
を演出、軽めのバンドサウンド、呟きVoも顔を出し続く2曲目はミドルテンポ
これまた派手ではないが叙情ムードを醸し出す北欧らしい退廃美を感じさせる曲で
昔ながらのガテラル系の潰れたようなデスVoクリーンVoのコーラスも顔を出し
ギターは結構ピロピロしている箇所もありテンポアップするパートもあるぞ。
3曲目は疾走パートで幕を開けるも落ち着きもあるミドルテンポも顔を出しギターリフは
昔ながらのメロデスライクな叙情性を放ち北欧土着の民謡色濃いメロディーも聴けるのう・・・!
結構長めの曲だがテクニカルではなくメロディー、雰囲気重視のアレンジになっているな。
後半がまた叙情的でたまらんわい!4曲目はタイトに刻まれるリフ軽快なノリを見せつつも
やはりリードギターは叙情的極まりないメロを奏で疾走感もある曲だ。中盤でアコギ、
シンセによる物静かなパート
も顔を出しこの辺も北欧らしい冷気に満ちているぞ。
ギターソロもメロディー重視で実にエモーショナルである!5曲目はシンセ、アコギに始まり
退廃ムード満点の重厚なバンドサウンドが登場しアップテンポで展開、勢い以上に叙情性を
醸し出している
のが特徴か!?後半ではクリーンVoも顔を出しこの辺はAMORPHISに
近いムード
があるな。6曲目は北欧メロデスらしさ満点の叙情リフと共に疾走!
途中のスローになるパートがまたエモーショナルでメランコリックじゃのう・・・!
後半はバックでストリングス音も顔を出し味付け程度だが良いな。7曲目はアコギ、
ストリングス
で幕を開けこれまた実に叙情的な空気を放ち穏やかなドラムも登場、
アンビエント系に通じる雰囲気重視の繋ぎのインストで8曲目はこれまた退廃感漂うムードが
エモーショナルなスロー曲でヴォーカルはかなりのゲロゲロ声で唸りギターは
メロウなフレーズを奏で盛り上がりも見せるが全体的にメランコリックな曲調である。
途中のアコギ、泣きのギターもまた良いな。後半は多少テンポアップしその後は
クリーンVoも顔を出し上手くは無いがメロウさを出しておるのう・・・!
9曲目はこれまたメランコリックな雰囲気漂うサウンドでミドル〜アップテンポになり
クリーンVoも登場、デスVoとコーラスを見せ北欧土着系のメロディーを歌うぞ。
10曲目はこれまたアトモスフェリック風の出だしから重厚なドラムが登場、ヴォーカルは
クリーンで低音呟きも聴け曲調としてはバラード寄りだが北欧の大自然の情景を思い起こさせる
壮大な叙情性を放っておりへヴィサウンド、デスVoも顔を出す雄大なスロー曲だ。


疾走パートも勿論あるがミドル、スローテンポ北欧土着の民謡ライクなメロ、
寒々しさ、退廃的なムード
を演出する事に念頭を置いた楽曲アレンジ、絶叫でも咆哮でもない
昔ながらの潰れたゲロゲロのデスVo
メタルコアとは異なるクリーンVoが印象的で
AMORPHISに通じる空気を感じさせてくれるスタイルを見せているぞ!プロダクションの軽さ
逆に昔ながらの北欧メロデスライクなムードを放つ事に一役買っており逆に好印象か!?(爆)
疾走感も心地良いがミドル、スローパートこそ真髄と言えそうな良質の叙情派メロデスである!




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満足度 86% お気に入り曲 全部







"Shadows Of The Dying Sun"




フィンランド出身のメロディックデスメタルバンドによる6thアルバム。


チャラいメタルコア、ポストハードコアが幅を利かせ、メロデスバンドも
モダン化が進む昨今において、潔いまでに昔ながらの北欧叙情慟哭系の
メランコリック
極まりないメロディックデスメタルをプレイする、まさしく
メロデスの良心と言えるであろうフィンランド産のバンドである!
本作は通産6作目のアルバムで、北欧土着の民謡的な叙情メロディー
大切にした、湿り気とメロウな泣きに満ち溢れた音作りは本作でも健在で、
派手さアグレッションとは無縁だが、メロディックデス本来の
持ち味、魅力を存分に堪能出来る1枚
に仕上がっているのう・・・!

1曲目は早速北欧らしい湿ったメロウなバンドサウンドが聴けるシンプルな
スロー曲で、2曲目もまた叙情性漂うギターフレーズに続きクリーンVoも登場、
3曲目は疾走感ある叙情メロデスとなるが、穏やかさも見られ北欧情緒に満ちた
メロディー
がたまらんわい!4曲目は北欧らしい寒々しさを放つブラスト、トレモロが聴け、
荘厳なメロウさが見られるな・・・!5曲目は叙情ギター、クリーンVoが目立ち
ピアノも顔を出す北欧らしいスロー曲で、6曲目は多少ダーティーな印象のある
疾走チューン
となり、7曲目は寒々しいブラスト、トレモロに始まるも、穏やかでメロウな面も
強く押し出されており、8曲目はクリーンギターも交え軽快さと共にメロウさを醸し出す
アップテンポ曲だ。9曲目は穏やかさ漂うスロー曲で、泣きのギターが実にメロウで良いな。
10曲目は低音呟き系のVoゴシック風味を漂わせつつ盛り上がりも見られるぞ。
11曲目は叙情ギターが目立ち盛り上がるミドル〜アップテンポ曲だ。


基本的に過去作と変わらない、北欧らしい寒々しいメランコリックな
情緒
を何よりも大切にした、本物の北欧叙情慟哭メロディックデスメタル
なっており、この手のサウンドが好きなら本作でも十分に満足出来るだろう!
方向性が変わらぬバンドをしてマンネリとよく揶揄するが、彼等にそれは
当て嵌まらんだろう!
何故ならこういうサウンドを今の時代に出してくれる
バンドは彼等位しかいない
のだからな・・・!




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満足度 84% お気に入り曲 Revelation  Black Heart Rebellion
Collapsing Words  The River  Ephemeral  Out To The Sea







"Winter's Gate"




フィンランド出身のメロディックデスメタルバンドによる7thアルバム。


北欧メロデスを今に体現する、メロデス界の良心と言えるフィンランド出身の
実力派バンドによる通産7作目は何とシンガー、ニーロ・セヴォネンが執筆した
コンセプト
を下敷きとした、40分の大作1曲のみが収録された大胆極まりない
1枚である!
そのコンセプトとなるストーリーも母国フィンランドで多数の
アウォードにノミネート、受賞する
という快挙を遂げており、ただただ先人の
敷いたレールの上
を辿ってマスかくしか無いチンケでショボい同人ゴシック、
オタクファンタジー
とは一線も二線も画す世界観を堪能出来よう・・・!

そんなわけで1曲のみの本作、北欧情緒漂う美麗なシンセが次第にフェードインし
続けてブラストで爆走、叙情的なリードギターに続いてアコギやシンセ、
クリーンVo
も聴けるんだが、流石に大作だけあって途中端休め的な穏やかなパートも登場、
非HM/HRな静かさが見られるのう・・・!後半もまた美麗で美しいピアノが顔を出し、
北欧情緒をこれ以上無い程に演出、ギターソロもかなりエモーショナルに泣いており
ラストは再びブラストで劇的に爆走!その後アコギ、ピアノがメロウに締めるぞ。


1曲40分という、言わばART OF LIFE的な1枚なんだが、ART OF LIFE同様大作
ありながらも変にプログレッシヴな冗長さ、難解さを取り入れる事無く曲展開で
聴かせてくれる仕上がり
となっており、1曲のみのアルバムという変則的な作風ながら
過去作で見せてくれた良さをそのまま聴かせてくれるぞ!大作と身構えず
これまでの彼等の音源を楽しんで来た北欧メロデス好き
であれば
普通に楽しめる1枚だと言えよう・・・!




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満足度 84% お気に入り曲 Winter's Gate







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