IN LEGEND







"Ballads N' Bullets"




ドイツ出身のピアノメタルバンドによる1stアルバム。


VAN CANTOでドラムをプレイするBastian Emigが結成したネタ色濃いバンドで、サブジャンルが
数多いながらに何気に形骸化して久しいHM/HRピアノメタルなる新たなジャンルを生み出さんと
しているのかどうかは知らんが、
本作はギターレスでその代わりにピアノが全面的に押し出されており、
それだけに重さは皆無なんだが、ベースやドラムがちゃんとメタリックな質感を放っており全体的に
メランコリックゴシックに通じるロマンティックな優雅さを感じさせるのう・・・!ちなみに本バンドは
3ピース編成で、Bastian Emigはここではピアノとヴォーカルを担当しており多彩極まりない
マルチプレイヤー振り
を見せ付けているぞ!

1曲目から早速の持ち味であるピアノが登場、優雅でなめらかな響きを見せつつベースや
ドラム
も顔を出しギターが無いなりにベース、ドラムがHM/HR仕様のためそれなりには
メタリックな空気
も感じられ、ヴォーカルは今風な(?)マイルドな中音域メランコリック系の
ゴシックメタルに通じるムード
もあるだろうか!?2曲目は低音のピアノリフデジタル音や
ストリングス系の音色
も登場、これまたマイルドでメランコリックなムードが漂っており
ピアノが実に優雅だな・・・!後半ではVAN CANTO譲りのコーラスワークも披露しているぞ。
3曲目もまたギターの代わりと言わんばかりに低音を刻むピアノリフが聴けアップテンポで展開、
こういう曲調だと普通にギター入れれば良いのにとか思ってしまうが(爆)、デジタル音も登場し
ノリの良さを見せつつ
やはりピアノが美麗だな。後半はどこかポジティヴな印象もあるのう・・・!
4曲目は穏やかなピアノ、美麗なハモリを見せるコーラスが美しいバラード曲。途中からストリングスと共に
テンポアップ
するぞ。5曲目はライヴ歓声のSEに始まり軽快なノリでピアノ、エレクトロニカサウンドが登場、
アップテンポで展開し今風な印象も見せつつ哀愁、憂いが漂うメロウさも強いのう・・・!
6曲目はVAN CANTOの女性シンガーがゲスト参加しツインVoを披露するメランコリックな楽曲。
キャッチーな空気
も強くやはりゴシックメタル的な憂いがあるだろうか!?7曲目は軽快なリズムの
アップテンポ曲
で、ノリの良さも見られるがやはりピアノ主体のためメランコリックな
ほの暗い湿り気
があるのう・・・!後半はピアノ、デジタル音アトモスフェリックな空気を放つぞ。
8曲目はメロウな美しさが漂うピアノのみによるインスト。9曲目は低音ピアノリフに始まりどこか怪しげな
エキゾチックさ
を放っており、9曲目はロマンティックな美麗さ漂うピアノ軽快なリズム、
フィメールVo
も顔を出す劇的な楽曲となるぞ!11曲目もまた美しいピアノに始まり優雅かつ
勢いを放つクラシカルなクサ味も漂っており、
12曲目はピアノリフデジタル音が登場、
もしギターがあればモダンな印象があっただろうが、ピアノなんでそういう空気は無く
穏やかなパート
も聴けるぞ。13曲目は本作初の爆走パートがあるが、やはりバッキングがピアノなんで
アグレッションは薄くすぐにマイルドなミドルテンポになるのう・・・。14曲目も穏やかな印象のある
ミドル曲
だが、ピアノの使い方がギターのバッキングと同じなんでそこが特徴的だろうか!?


ギターの代わりをピアノが成しており、優雅な弾き回しのみならず強引な低音ピアノリフ
無理矢理放り込んでおり流石にそういう部分ではギター入れればいいと思うんだが(爆)、
それでも発想自体は面白いためもっと洗練させて、無理にギター無しに拘らず必要な所では
バッキングでギターを入れつつピアノメインにすればさらに良くなりそうだが、実験的な
バンド
故にあえてギター無しに拘っているのであろう・・・!全体的にメランコリックゴシックに
近いロマンティックな湿った哀愁があり、
ピアノ云々関係無くそういったほの暗い情緒ある
楽曲を好むリスナー
であれば楽しめる1枚である!




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 80% お気に入り曲 Elekbo  At Her Side  Vortex
The Healer (Remedy)  Stardust  A Hanging Matter







"Stones at Goliath"




ドイツ出身のピアノメタルバンドによる2ndアルバム。


VAN CANTOのドラマー、Bastian Emigによる実験色濃いバンドで、ギターの代わりにピアノを入れ
バッキングからソロまで幅広くピアノサウンドで行う風変わり極まりないバンドによる2作目である!
完全ギターレスなんで流石に音は軽く薄い印象もあり、力技過ぎるピアノリフ等無理している感が
見られつつも音楽的にはメランコリックゴシックに通じる湿ったほの暗い情緒があり、キワモノ臭くも
音楽的にはしかとした面があるのう・・・!


1曲目はデジタルシンセ、ピアノが軽快さを放ち男臭いコーラスも登場、アップテンポで展開し
怪しげな空気も醸し出しフィメールコーラスや短いながらハモンドソロも聴けるぞ。後半がまた
神秘的なムードを放っており、さらにホーミーっぽい声まで登場する!2曲目もまた軽快なノリのアップテンポで、
ピアノに加えデジタルシンセも目立ち神秘的な透明感も見られつつサビはキャッチーさがあるぞ!
3曲目は穏やかかつ美麗なピアノ、エモーショナルなヴォーカルが聴けるバラード風の楽曲となり、
フィメールコーラスも聴けサビ付近でテンポアップキャッチーかつ壮大な美しさを放っているな・・・!
4曲目はコーラスがシンフォニックなホーリーさを放つも、その後はデジタルシンセが目立った
今風の軽快な曲
となり、ピアノがギターリフの代わりを務めているが前作よりも自然に楽曲に
溶け込んでいる
印象があるか!?5曲目もまた美麗なピアノで幕を開けフィメールコーラスも登場、
壮麗さがありつつ淡々とした部分もあるがキャッチーで軽快なリズムも顔を出すのう・・・。
6曲目は怪しげな空気を醸し出すヴォーカル、デジタルシンセがインダストリアル寄りのムード
演出しているが、へヴィなギターが無くピアノが目立っているので美麗さがあり、サビではバックで
ストリングスも登場しシンフォニックな印象もあるな。中盤以降のスキャットクサさを放っているぞ!
7曲目はイントロでエレクトロニカ音、ピアノトランスっぽさを放つも、その後はそういったチャラさは無く
穏やかかつ美麗でキャッチーな曲調
となるのう・・・!8曲目はメランコリックさ溢れるピアノ、ストリングス
渋さ漂う低音ヴォーカルエモーショナルバラード。メロディーがかなり良く高品質である!
9曲目はダークな神秘的空気を纏ったほの暗い曲調で、ピアノだけで無くシンセ類雰囲気作りに
一役買っているな。
途中から疾走フィメールVoも登場するぞ!10曲目も淡々とした中にピアノが美しさを放つ
冷気漂うバラード系
だが、途中からテンポアップフィメールVoと共に厚めのコーラスが聴けるのう・・・!
11曲目はニューウェイヴ風暗めかつ淡々とした軽快なリズムが聴け、デジタルサウンドも目立ちつつ
サビはキャッチーさがあるな。12曲目もピアノ、シンセ、ヴォーカルが美しいバラードで、
13曲目はメロウな中にポジティヴさがあり軽快な疾走感も見られ、さらにフィメールコーラスが
ホーリーな美麗さ
を演出!14曲目はジャジーなオシャレ感を醸し出す軽快なロックチューンで、
途中で短いながらハモンドソロも顔を出すぞ。


面白いながらにまだ強引さ、無理矢理感も残っていた前作と比べてこなれてきた感があり、
ギターレスのピアノメタル
というネタ要素以上に楽曲の良さが出てきた印象があるのう・・・!
まぁ当然ギターが無いんでへヴィさ、メタリックさは薄いんだが、このまま楽曲クオリティーを
向上
させていけばそれも気にならなくなるかも知れんな。ギターが無い割には今風のデジタル系シンセが
多用され、
サビ等前作以上にキャッチーになって来ており意外とイマドキ系な印象があるも、
前作にもあったメランコリックゴシック風の憂いがあるので嫌味に感じないのも好印象である!




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 83% お気に入り曲 Envoys of Peace  Threatened  King of Apathy
Monuments for Eternity  The Voodoo Girl  On the Morrow







もどる


inserted by FC2 system