HOT WATER MUSIC







"Light It Up"




フロリダ出身のエモ/ポップパンクバンドによる8thアルバム。


1993年にデビューした古株バンドで、この手のエモ、ポップパンクシーンでは
かなり知られている実力派らしく、2006年に一旦解散するも、2008年に
再結成しRise Recordsと契約、本作は復活後2作目にして通産8作目のアルバムで、
音楽的にはエモ、ポップパンクとされてはいるが、洗練された今風ポップパンクとは
異なる、エモ黎明期から活動しているバンドらしい怪しいエモさが漂っており、
メロコア的なノリ、多少ハードな音作りにヘタウマながらかなり味のある
オッサン臭いしわがれたダミ声Vo
エモさ個性を漂わせており、近年多々見られる
優等生的ポップパンクには無い、いい意味で荒い印象があり楽しめるな。

1曲目は多少ハードさを見せ軽快なノリで粗雑なダミ声Voエモさを放つアップテンポで、
2曲目はメロコア然としたいかにも頭の悪い疾走感を放っており、3曲目はどうにも
明るくなり切れない90年代エモ特有のモヤモヤした陰りと共にキャッチーさが見られるな・・・!
4曲目はポップパンクに接近した判り易いキャッチーな曲で、5曲目もまたポップパンク路線だが
ルーズな印象も強く、6曲目はスローテンポガレージロックのラフさ
90年代エモの暗さ、哀愁を漂わせているな・・・!7曲目は昔のメロコア然とした
軽快さのあるアップテンポとなり、8曲目はシンプルなリズム熱唱するVoエモさを強烈に発散、
青臭いシンガロングも目立っているな・・・!9曲目はメロコア寄りの軽快なアップテンポで、
珍しくギターソロも登場、当然シュレッドは無くメロディーをなぞるプレイである。
10曲目は淡々とした曲調にダミ声Vo渋さを演出、最早ブルージーとすら言えそうな空気があるが
曲自体はポップパンクだな。11曲目はポップパンクの煌びやかさが見られるアップテンポで、
Voは憂いが漂っており良いな。12曲目は渋くも淡々としたミドル曲だ。


ポップパンクの判り易さ、キャッチーさにメロコアの頭の悪さ、そして90年代エモの
明るくなり切れないモヤモヤした陰り、暗さを内包し、味のあるダミ声Voが独特の
雰囲気を放つベテランで、上記したよう2000年代以降の洗練されつつも没個性な
ポップパンク勢
とは一線を画するサウンドを聴かせてくれるぞ!90年代エモ特有の
薄暗さ、怪しさ
も良いが、やはりこのダミ声Voが美味しいバンドだろうな・・・!




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満足度 78% お気に入り曲 Light It Up  Show Your Face
Overload  Hold Out







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