HOLLOW HAZE







"Poison in Black"




イタリア出身のプログレッシヴ/メロディックメタルバンドによる4thアルバム。


WHITE SKULLBROKEN ARROW等で活動してきたギタリスト、Nick Savioによるバンドで、
本作は通産4作目となっており音楽的には元々はプログレッシヴメタルを志していたようだが、
アルバムを重ねる毎に次第に正統派メロディックメタル路線にシフトしていったらしく、
シンフォニックさのあるシンセをバックに配しつつバンドサウンドはメロディックメタル
言うよりは正統派パワーメタルに近い印象があり、ヘナチョコVoが多いイタリア産にあって
正統派らしいストロングさに満ち溢れた、かなり上手いシンガーが堂々とした歌い回しを披露しておる!

1曲目はシンフォニックサウンドナレーション、リードギターが聴けるイントロで、
続く2曲目はヘヴィでソリッドな音作りにオルガン、オーケストレーション等が聴け、
ヴォーカルも正統派らしいパワフルで説得力ある歌唱を披露しておりかなり上手いぞ!
3曲目はミドルテンポで意外とブルージーな空気を醸し出し、中盤以降で
シンフォニックさも見られるな。4曲目はヘヴィなソリッド感を放ちベースによる
タッピング
も聴けつつかなり正統派っぽいアップテンポ曲である。ギターソロはワウが
目立っているな・・・!
5曲目はSEに続いてブルージーな退廃ムードを放つスローテンポとなり、
エキゾチックさのあるリフシンフォニックなストリングス類も聴けるぞ。
6曲目もまたストリングス、ホーン等が大仰さを放ちバンドサウンドも登場、壮麗な印象がありつつ
正統派然としたアップテンポ曲となるのう・・・!7曲目は怪しげなムードを醸し出すミドル曲で、
8曲目はヘヴィなストロングさが見られ疾走もするが、モダンなグルーヴィーさもあり
9曲目はクリーンギターほの暗さを醸し出しストリングス、バンドサウンドも聴ける
淡々としたミドル曲となるが、サビはメロパワ然とした疾走感もありプログレメタル風な
アンサンブル
も顔を出すか!?10曲目はかなり正統派なノリの良さを放ちつつヘヴィな
ダーティーさ
も見られるアップテンポとなり、11曲目は壮麗なストリングスに始まり
叙情的なムードが漂う穏やかな曲調である。12曲目はBLACK SABBATHの
“Headless Cross”のカヴァー
だ。


ほのかにプログレメタル臭が残るイタリアらしいしなやかな部分を残しつつ、
シンフォニックなシンセが目立ちながらも全体的にはかなり正統派パワーメタル
印象が強く、演奏、ヴォーカル、プロダクション等全てが一級品よくある
イタリアンB級クサレメタル
のようなヘナチョコ部分は微塵も無い実力派である!
まぁこの手のバンドの宿命か、メロディーにはあまりフック、キャッチーさが無く
そこがクサメタラーには受けない部分なんだが総じてクオリティーはかなり高いぞ!
ちなみに残念ながら本作でシンガーが脱退しており、続く5作目では何とあの
ファビオ・リオーネが参加し、6作目ではマッツ・レヴィンを始めとした
複数のゲストシンガー
が顔を揃えているようだ・・・!




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満足度 80% お気に入り曲 Tears Of Pain  Haunting The Sinner
Hit In Time  Voodoo Rites







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