Gravel







"生キテイタ神従者・・・"




日本のヴィジュアル系バンドの1stミニアルバム。


M3にて音源をリリースしていたヴィジュアル系バンド
4曲入りミニで、音楽的には最近のメタリックでへヴィな
V系ではなく昔の、ダークでドロドロしつつもスカスカで
耽美な疾走感
を持ったポジパン流れの歌謡ビートロック
プレイしているとの事である!どうやらドラムだけがおらず
打ち込みで後はシンセも含めて生でプレイするメンバーが
キッチリいる
ようだな。

1曲目はオルガン音が荘厳さを出しいかにも昔のV系と
いったダークでライトなスカスカ音でブラストっぽく疾走、
弱弱しいシャウト(デスVo)も登場しいかにもな語りも聴けるぞ!
クリーンVoはかなり癖が強く爬虫類系の声質で上手くは無く
デス声同様非常に弱いがまぁ聴けない事も無くメロディーラインも
クサさがそれなりにありギターソロはツインリードで
メロディー重視のフレーズ
を聴かせてくれるぞ!2曲目は
バッハのフーガっぽいオルガンとチルボドを思わせる
オーケストラヒット
が聴けるダークで妖しい曲。スカスカさが
いかにも昔のV系ってな塩梅の曲だ。ギターソロが結構いいな。
3曲目はメロディアスなギターで始まりピアノのバッキングも聴け
ギターもそこまでスカスカではなく多少ハードロック寄りになる
キャッチーな雰囲気の曲。ベースソロも聴け意外とスキルのある
アンサンブルが楽しめると言えよう!4曲目はノイジーな音に始まり
まるでmidi打ち込みみたいなチープなフレーズに絶叫シャウトが乗る
BASKET OF DEATHみたいなノイズゴア風の曲だ!だがやはりシャウトの
質感や音の組み立て方は初期Dir en greyの“残-ZAN-”の影響が濃いな。


90年代のV系黎明期を知るオールドスクールファンなら
ニヤリとできるのではないだろうか!?プロダクション的にも
当時を思わせる感じでVERSAILLES最近のDir en grey辺りから
V系を知ったリスナーにとっては非常にスカスカで未完成の音
感じるかも知れんが昔のV系はすべからくみんなこんなモン
だったんだよ(笑)。
メロディーラインはなかなかにキャッチーで
センスを感じさせる
のでこのまま解散せずアレンジ能力を磨いて
欲しい
ものである・・・!








満足度 69% お気に入り曲 神従、straurophobia







"未完成の「兎」と「羊」"




日本のヴィジュアル系バンドの2ndミニアルバム。


M3にて音源をリリースしておりV系と言っておきながら
メンバーのルックスはそこまで派手じゃなかった(?)ような
気がするオールドスクールタイプのヴィジュアル系バンドによる
2作目のミニアルバムで、本作も前作同様4曲入りだが前回と違い
1曲目がイントロなので実質3曲となっておりシングルと見て
いいだろうな。音楽的には前作同様昔風のスカスカな耽美
ビートロック
を踏襲しているもののシャウトが消滅
アグレッションが無くなってしまった印象があるな。
ヴォーカルも相変わらず弱く特に高音が厳しいのう・・・!

何気に自分達のライヴ日程の告知が混じった(爆)語りが聴ける
ノイジーなイントロに続く2曲目はこれまたシャリシャリした
ギター
に始まり軽いサウンドで疾走する王道を行く昔風の
V系ポジパン耽美歌謡ビートロックである!音質は当然良くは
無いが1stよりはマシになっているもののヴォーカルは相変わらず癖の
強い爬虫類ヘナチョコヴォイス
でギターソロ前の声なんかズッコケて
しまう
もそのギターソロはテクニック的に向上している感が
あるな。バッキングもなかなか面白い。3曲目はなぜか結婚式の
曲のSE
で始まり疾走開始!やはりスカスカなV系ロックだが
メロディーはなかなか良くサビのフレーズ、バックのシンセは
非常にチープだがクサメタラーがグッと来るものがあるかも
知れんな!メロディー重視のギターソロもこの手のバンドとしては
なかなかに悪くない。4曲目も怪しいSEに導かれ
ダークな歌謡ポジパンが展開するがバックのシンセが音色こそ
ショボくもフレーズ、アレンジ的にはなかなか良いな。
ヴォーカルは弱さが目立つも女性シンガーがゲスト参加している。


絶叫シャウトが消滅しより普遍的なメロディー重視のV系
歌謡曲に接近した感がありその点がちょいと微妙だったな・・・!
かといってメロディーが強化されたわけでもないため
持ち味を一つただ失っただけのような気がするわい!
ヴォーカルの弱さも前作以上に目立ち要修行といった所だろうか・・・








満足度 60% お気に入り曲 真紅の花舞い散るあの丘で、
傀儡人形







"懺悔ノ終幕 〜神従者ガ通リ過ギタ痕〜"




日本の90年代初期ヴィジュアル系バンドのベストアルバム。


V系ながら活動の場所がM3やコミックマーケットという
珍しいバンドである!どうやら本作は彼等の第一期の
ベストアルバム
で、上記したシングル曲もリレコーディングされ
さらに新曲も2曲ほど収録されているようだ。音楽的には
最近のモダンへヴィ系、エクストリームメタル要素は一切無い
昔のダークなポジパンの流れを汲んだオールドスクールな
V系ど真ん中
と言えるスタイルを持っておりスカスカな
プロダクション、アレンジ
等どれを取っても90年代V系である!

ストリングスシンセ、ピアノが叙情性を演出するイントロに
続く2曲目は上記のシングルに収録されていた曲で
やはり90年代のヴィジュアル系黎明期のバンドを思わせる
歌謡耽美ビートロックでそういった音が好きなら楽しめるだろう!
音の軽さ、アレンジの隙間、ヴォーカルなんかまさにそんな感じで
昔を思い出すのう・・・!結構ギターが頑張っているな。3曲目は
オーケストラヒット、シンセが目立ち初期Dir、黒夢風の
シャウト
も登場、アグレッシヴさを感じさせるがやはり音は軽い。
4曲目はピアノが聴け疾走、いかにも打ち込み臭さ満点
ヴォーカルもまだ弱いがメロディーはなかなかにクサくセンスを
感じさせてくれるのう・・・!
5曲目はドラムで始まりベース、
ギターが若干のカオティックさを演出しシャウト、オルガン音も
登場、やはり疾走しておりアレンジもなかなかに凝っているな。
6曲目もやはりテンポの速い初期V系でヴォーカルはまだ弱いが大分
安定してきており
この手のサウンドを歌うに適した声だと言えよう!
7曲目はクリーンギターで始まりシンセが盛り上げバンドサウンドは
多少のHR要素を見せ始める数少ないスロー曲。8曲目はシンセが
シンフォニックさを演出しシャウトも登場、ドラマティックに疾走する
アグレッシヴな曲だ!Metis Gretelを古くしたような曲調でサビも
なかなかにクサくその後のギターもクサメロを披露、V系が聴ける
クサメタラーにも喜ばれそうだな・・・!9曲目はキラキラしたシンセと
軽めのギターがアグレッシヴに舞う疾走チューンだ!
やはりメロディーはクサく日本人好みの歌謡メロディーを聴かせてくれるぞ!
そして最後にシークレットトラックが収録されており音はさらに
スカスカになるがドラムが爆走しシャウトが主体の“親愛なるデスマスク”直系の曲。
だがサビはクリーンVoでメロディアスになるが全体的にライヴでの煽りを意識した
アレンジになっているな。最近のV系はみんな完全に
メタル化
してこういった曲あんまやらなくなったよなぁ・・・(笑)。


90年代の初期V系スタイルを見事に踏襲しておりこの手のサウンドとしては
アレンジやメロディー等なかなかに練られており最近のDir辺りを
愛聴しているメタラー層にはやはりウケないだろうが昔の
耽美ビートロックを愛する、ヴィジュアル系=ホストもしくはオカマではなく、
ファッションは黒一色ワイパン(袴みたいなズボン)を履き髪は
ダイエースプレーで半端に盛るのではなく完全に逆立て、そしてメンバーに
一人(おもにドラマー)小太りがいるイメージを未だに捨て去れない
アラサー世代にはかなり喜ばれそうな音を出しているぞ!まぁやっぱ
俺はメタラーなんでヴィジュアル系にはDirやVERSAILLESみたいな音を
求めてしまう
がこういった昔のポジパンV系として考えると十分に
良質
だと思うぞ!殆どの曲が疾走しているしな!あとは音質だが
まぁこの軽さ、スカスカさこそ初期V系だしなぁ・・・難しいところじゃのう・・・!




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満足度 75% お気に入り曲 傀儡人形〜洗礼の章、神従、Iris







"So white love story -冷たい肖像-"




日本の90年代初期ヴィジュアル系バンドの3rdシングル。


前作のベストアルバムで第1期が終了し心機一転、名刺代わりの
本作
より彼等の第2期がスタートする訳だが音楽的に特に
大きく変化するということは無く90年代風歌謡ポジパン
耽美ビートロック直系のV系
プロダクションも
含めて今に再現
しているぞ!

1曲目はストリングス系シンセが北欧っぽさを出しギターもタイトさを
増したリードフレーズ
を披露、ヴォーカルも説得力を増し
音楽性が大きく変わることは無いが着実に進歩しているのが
見て取れるな。サビはポップさを感じさせこれまでにあった
ダークさは薄れている。2曲目はアグレッシヴな疾走チューンで
絶叫シャウトに怪しいファルセットも登場、ヴォーカルの裏で
アウアウと喚く辺りいかにも昔のV系だがバンドサウンドは
厚みを増しているな。サビはキャッチーさがありインストパートは
ちょっとした変拍子風のリズムも飛び出すぞ!3曲目はさらに
HR/HM寄りになったギターリフが聴けシャウト、台詞がこれまた
親愛なるデスマスク的な雰囲気を放ちまくる短い疾走曲。


プロダクションは相変わらず軽いながらも厚み、説得力を増しており
良くなっているがちょいと高音部がキンキンしすぎている傾向があり
デカい音ではあまり聴けんのう・・・!演奏、ヴォーカルは成長の
後が伺える
が全体的に以前のダークさ、怪しさは減退し良くも悪くも
キャッチーになった印象があるのう・・・ジャケの影響か!?
まぁ3曲目みたいなコアな曲もあるし軟弱化したなんて事は無いだろう。




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満足度 69% お気に入り曲 Cry for Christ







"JYL WEIβ"




日本の90年代初期ヴィジュアル系バンドのミニアルバム。


過去にデモ2枚、それらを纏めたベストアルバム1枚、そして前回リリースされた
シングルが1枚ありどうやら本作が1stミニアルバム扱いらしい。
90年代の最初期ヴィジュアル系を今に再現する貴重な(?)バンド
ダーク耽美スカスカポジパン、ビートロック
披露しておりデモの頃は流石にチープさがあったが当時雨後のタケノコの如く
存在していた無名の、演奏下手糞で曲もつまらん三流V系バンドと比較すると
キャッチーさ、曲のアレンジなど遥か上を行っていると言えよう!

1曲目はストリングスシンセに始まりいかにもV系な語りが聴け
軽めのバンドサウンドが登場、バラード系の出だしでヴォーカルは
やはりこの手のバンドらしく非常に癖が強く、ベースがいかにも打ち込みっぽい
ショボさ
があるのが残念だがキラキラしたシンセも登場しギターソロは
泣きのメロディーを奏でるプレイとなっているぞ。2曲目はキャッチーな
出だし
で疾走し煌びやかなシンセも聴け弱弱しいシャウトも披露、
スカスカではあるがアレンジは結構凝っているな。3曲目はチャカチャカした
カッティング
シンセ、打ち込みリズムが登場しヴォーカルメロディーは
キャッチーだがどこか昔のアイドル風の雰囲気がありこっ恥ずかしさも
覚えるのう・・・(爆)。
4曲目もキャッチーなアップテンポでシンセ、
ギターのカッティングも印象的である!ギターソロも途中から二本重ねられ
ツインリード
の様相を醸し出しその後はどこかタンゴ、ワルツ調のアレンジになり
なかなかに面白いのう・・・!5曲目はポップで明るい部分が出た
ミドルテンポ曲。ギターソロは泣きのプレイでバックのピアノも印象的だ。
6曲目もポップでキャッチーなJ-POP的印象が強いがツインリードも登場し
ギターの音は本作中最もHR/HM寄りで打ち込みベースもソロっぽいパートがあり
目立っておるのう・・・!曲のアレンジもツボを突いておりポップだが良質だぞ!


アルバム後半に明るくポップでキャッチーな曲が目立ち思ったほどダークでは無い
基本は90年代の初期V系なんで意図的だと思われるがスカスカ極まるバンドサウンド、
この手のスタイルを忠実に再現した癖の強いヴォーカル等聴き手をかなり
選びそうなスタイル
を持っており、最近のV系メタル・・・VERSAILLES
摩天楼オペラ、もしくはDir en greyみたいなラウド系で語られるようになった
バンドからヴィジュアル系に入ったリスナー、メタラーには厳しいかも
しれんのう・・・!
良くも悪くも当時のV系を知るリスナー向けだがあの頃の
バンドと比べるとシンセのアレンジやメロディー等質は高いと思うので
昔のV系を知りたいと思ったならばブックオフの250円コーナーで今はすでに
絶滅した髪の毛超逆立ててワイパン(袴みたいなズボンね)履いて無愛想な
ツラ構え
で写真写ってる化粧のあんま似合わない昭和の兄ちゃん達がジャケの
アルバム探すよりもこっちを聴いたほうがいいだろう!まぁ打ち込み臭プンプンの
ベース
が目立ってるのが気になるが当時のバンドも音質、演奏はこれくらい
お粗末だったからなぁ・・・!(爆)





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満足度 70% お気に入り曲 邂逅 -tracert-、創世 -noah-







"朦朧の虜"




日本の90年代初期ヴィジュアル系バンドのミニアルバム。


昔ながらのポジパン、ニューウェイヴ直系暗く怪しくスカスカな
ヴィジュアル系スタイル
今に蘇らせるバンドの最新5曲入りEPである!
音楽的にはまさしく90年代に頭角を現し始めた昔懐かしいヴィジュアル系
そのもの
で最近のバンドのようなモダンな要素も無ければメタリックさも無く
極めてスカスカな音作りダークなムードを醸し出しており演奏もヴォーカルも
コンポーズセンスも極めてお粗末なバンドが当時は多かったが彼等はメロディーセンスが
なかなかに良質
で比較的キャッチーさのあるメロディーを聴かせてくれるのが特徴だ。

1曲目は洪水のようなノイズ呟くような怪しい声が聴こえるイントロで
続く2曲目はまさしく昔のV系ってなムードプンプン暗く怪しくも妙に
軽快なノリ
を見せライトなギター、絶叫シャウト喉で唸るような非常に
癖の強い典型的V系ヴォーカル
が聴けるがプロダクションは非常に悪く
ヴォーカルやリードギターが奥に引っ込んでしまっているのう・・・!
後半でベースも唸り始めるぞ。3曲目はキャッチーさのあるリードギターで
幕を開け
ヴォーカルもエコー強めで前に出ておりメロディーがやはりキャッチーで
バッキングのギター、ベースも目立っており
スカスカではあるがアレンジは
よく練られている
な。4曲目は怪しいギターフレーズに始まり疾走、絶叫シャウトが
よくあるタイプの展開
を見せこれまた昔のV系らしい語りも登場、今では考えられないが
最初期のDIR EN GERYこんなタイプのスタイルじゃったのう・・・!笑い声に
喉で唸る怪しい歌唱
もまさしくそんな感じだ。5曲目は明るさを感じさせる
曲調でキャッチーさの強いメロディーを聴かせてくれるポップ寄りの疾走曲だ。
サビがフックあり良いのう・・・!


プロダクションが実に劣悪で過去作と比べても特に悪くなったような印象があるが
楽曲自体は変わらず昔のヴィジュアル系の王道をブレる事無く貫いており
あの頃のダークなポジパン直系の怪しいV系が好きなら十分に楽しめよう!
スカスカに見えて何気にギターのオブリがしっかりしている所なんかは
メタラー視点でも好印象だろうな・・・!




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満足度 70% お気に入り曲 M帰還  in sult-Vipper  Suffer scare syndrome







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