Gothic Marionette







"Nemesis"




日本のシンフォニック・ファンタジックプロジェクトの1stミニアルバム。


ついに彼等の音源を纏めてレビューする日がやって来た!デビューした瞬間(その前?)から
シンフォニックメタラー、クサメタラー及びゴサーの間で話題沸騰!
豪華絢爛、壮麗極まりないオーケストレーション、重厚なクワイア
が織り成す甘美なる
シンフォニックサウンド
は曰く「RHAPSODY OF FIRE1曲目のイントロみたいな曲ばっか
集めたアルバム
」等と称され喜ばれるも評判とは裏腹にアルバムの流通はすこぶる悪く常に
品切れ、品切れソールドアウトのクワイア状態!(爆)着実にアルバムを重ねていくも
このままではQUELLA VECCHIA LOCANDAの2nd“IL TEMPO DELLA GIOIA”のレコードみたいに
プレミアがついてバカ高くなってしまうのでは・・・!?そんなこんなで数多くの
入手出来なかったリスナーをやきもきさせてきたがここに来てようやくアルバムが
大量に生産され我々の手元にも届くようになった
という訳だ!

その音楽性はまさしく上記した様なRHAPSODY OF FIREの1曲目とか、繋ぎのインストの
ようなオーケストラ曲
といった塩梅で基本は打ち込みだろうがチープさは無く大仰にして
荘厳、重厚なシリアスさ
を見事に表現出来ておるわい!1曲目は早速のホーンが鳴り響き
戦場を思わせる勇壮なクワイア、オーケストレーション
が登場!しかしあっという間に終わる
短いイントロ
で続く2曲目は台詞で始まりグレゴリオ聖歌タイプのホーリーなクワイア
チャーチオルガンが顔を出し様式美ムードを演出、RHAPSODYと言うよりANGRAタイプで
チェンバロも聴けソプラノVoも顔を出し3曲目は語り、ストリングス、ソプラノにクワイア、
チャーチオルガン
も登場、Sound Horizon色濃いムードもあるがRHAPSODYフォロワーの
バンド群
よりもイントロ、繋ぎとしては遥かに高いクオリティーを持っているな・・・!
4曲目は出だしからやはり超大仰なクワイア、ホーンバトルメタルなムードを醸し出すも
すぐに語り、オルガンが登場しそして再びバトル!バトル・メタル!あっという間に終わり
続く5曲目はまるでレクイエムのような重厚なクワイア、オーケストラが鳴り響きダークな
ゴシカルさを演出する!
中盤からはテンポも上がりチェンバロも煌びやかに舞い実に大仰な
派手さ
があるな・・・!さながらデスVo、絶叫の無いELENDと言った所だろうか・・・!6曲目は
穏やかなシンフォニックさを醸し出す明るめの曲だがやはりシンフォニック
ムードがプンプン漂っており完成度が高いだけにこの語りがやはり余計に感じられてしまうなぁ・・・!


メタル要素は一切無くホーン、ストリングスによるオーケストラ、重厚で荘厳なクワイア
チェンバロ、チャーチオルガン、ソプラノVoがメインで普通のヴォーカルは無くいかにも
アキバ系なジャパニメーション幼女語りがその代わりを務めているが海外、本場
ヨーロッパ
でも通用しそうなシンフォニック・オペラティックゴシックとして
かなりの完成度を誇っている!サシャ、ミロがマジで放っておかなそうな音像だな・・・!
一度ドイツに音源送ってみたらどうだろうか!?(爆)1曲1曲が短くミニアルバムと言いながら
あっという間に終わってしまうのが実に惜しいわい!こういう作りなら語り無しにして
アルバム1枚1曲50分位の大作
をやったらマジで欧州デビュー出来そうだな・・・!
RHAPSODYの1曲目と言うよりは日本のELENDと言えそうな、デビューした瞬間から話題になるのも
頷ける恐るべきポテンシャルである!まさしく胸に迫り来るクワイア・ハリケーン!(爆)




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満足度 80% お気に入り曲 全部







"Tyche"




日本のシンフォニック・ファンタジックプロジェクトの2ndミニアルバム。


メタル要素は皆無ながら本場ヨーロッパのゴスシーンでも即座に通用しそう
超本格的シンフォニックゴシックサウンドを展開しデビューするや否や瞬時に
話題沸騰
となった本格的シンフォニック・ファンタジックプロジェクト
待望の2ndミニアルバムである!前作は1曲1曲がまさに繋ぎであっという間に
終わるアルバム構成、
ヴォーカル無しで代わりにアキバ色濃い恥ずかしい台詞満載
アラやツッコミ所もあるがそれ以上に将来性を感じさせる凄まじいポテンシャルがあり
実に驚かされたが、続く本作は前作のスタイルを踏襲しつつもちょいとムードが
変わっており
コンセプトに合わせたのかバトル・メタル要素は無く民謡要素が目立ち始め
さらに打ち込みではあるがメタル色を醸し出すバンドサウンドも登場、サンホラ的
シンフォニックメタル(もどき)
により接近した印象があるのう・・・!

1曲目はストリングスが緊迫感を放つイントロで続く2曲目は笛(?)のような音、
ピアノ、SE
が聴け語りも登場、さらに前作には無かったヴォーカルも顔を出し
これはまぁ語り同様いかにもアキバ系、アニメライクな声質だがチャーチオルガン、
ソプラノ
も聴けバックでは台詞が交錯サンホラ色がプンプン放たれそしてクワイア、
オーケストレーション
が登場!3曲目はチャーチオルガン、クワイアがやはり聖歌ライクな
ホーリーさ
を醸し出しLACRIMOSAに通じる空気を放ちそして何とバンドサウンドも登場!
打ち込みでオーケストラとはうってかわってチープなのが気になるがソプラノ、クワイアは
やはりたまらんわい!
リードVoも全てオペラVoがやって欲しい・・・と思うのは俺が
メタラーだからか!?(爆)
4曲目はソプラノ、鐘の音緊迫感を放ちレクイエム的な
クワイア
が登場!ホーンも顔を出し1stに通じる華やかな盛り上がりっぷりも見せてくれるぞ!
5曲目は恥ずかしい台詞で幕を開け牧歌的な民謡(?)ムードを醸し出す音作りになり
ヴォーカルはこういう曲調にマッチしている感じだな。6曲目はヴァイオリンが
宮廷音楽ライクなムード
を演出、どこかメランコリック退廃的な雰囲気があり
ヴァイオリンの音色
はやはり打ち込みっぽさが強く出ているなぁ・・・!7曲目は
ハープの音色メロウなムードを醸し出し語りも聴け祈祷っぽいクワイアが登場、
やはりこの曲も民謡的な雰囲気が感じられるのう・・・!


打ち込みバンドサウンド、ノーマルな女性Voと言った新機軸も盛り込まれアルバムの
ボリュームは増しているが1stで聴けたバンドサウンド、メタル要素に頼らない
超本格的な壮麗荘厳大仰シンフォニックゴシック風味
は減退しているな・・・!
民謡スタイルに接近したのも大きな方向性の変化である!俺はメタラーだが
メタルサウンドに頼らず重厚なへヴィさを出せる部分に凄みを感じていたため
本作の方向性は万人受けにはなったかも知れんが個人的にはあんまピンと
来ないかなぁ・・・!
1stは語りに目を瞑ればマジで日本のELENDになれそうな
才覚
がバリバリ感じられただけにのう・・・!




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満足度 70% お気に入り曲 運命の車輪







"星空の瞳"




日本のシンフォニック・ファンタジックプロジェクトの3rdミニアルバム。


1stはまさしく日本のELENDと呼べそうな超本格的大仰シンフォニックゴシックサウンド
実に本格的なムードを醸し出し恐るべき才覚を剥き出しにしていたが続く2ndで民謡的な
キャッチーさ
ノーマルな女性Vo、打ち込みバンドサウンドを導入、ボリュームは増したが
ちょいと丸くなった印象もあった・・・!まぁ1stもまだ実験作みたいな荒削り感が強く
そういう面では確実にクオリティーアップしていたわけだが凄みのようなものはやはり
1stのほうが圧倒的だった・・・!まぁそれはさておき待望の3作目である!本作は何と
ギターにゲストプレイヤーを迎え生のメタルサウンドに接近!さらに今回は繋ぎの小曲は無く
曲数は減ったがコンセプトが先に立った感は無くなりまっとうな曲構成になったと言えるか!?

1曲目はいかにもELENDライクな地獄のようなクワイア、オーケストレーション
こっ恥ずかしい日本語アニメ語りが登場するもその後はクワイアベルが鳴り響きそして
生のメタルギターが顔を出し疾走開始!メタラーにウケる音作りに接近しており
ベースも唸り女性ヴォーカルも登場、バックではSEも目立ちやはりサンホラ要素が
かなり強く
正直ただのフォロワーに陥った感プンプンなんだがまぁしょうがない。
中盤はオルガン、クワイアに語りが聴けるパートになりやはりサンホラライクだな・・・!
2曲目はサックス、ウッドベースオシャレなジャジーさを演出、まぁこういう曲も
サンホラでよくあるタイプなんだが・・・!(爆)リズムはプログレ的なテクニカルさがあり
なかなかに面白いな。3曲目は語りに始まりホーン、クワイアが顔を出し彼等らしい超大仰
シンフォニックサウンド
になり鐘の音ソプラノも登場、まさしくフィルムスコアサウンドよ!
その後は穏やかでメロウなムードを醸し出しまた語りも登場する。4曲目は無音のトラック
5曲目は2ndのような民謡っぽさを感じさせる曲調だがソプラノが打ち込み感丸出し
まるでデモのような雰囲気があるな・・・。途中盛り上がるクワイア、オーケストレーション
志方あきこライクじゃのう・・・!


メタラーの意見を取り入れたのか生ギターをフィーチャーしメタル要素を増強したはいいが
そのため余計にありがちなサンホラフォロワーに成り下がった印象があるなぁ・・・!
俺はメタラーだしこういうシンフォニックメタルも大好きなんだがこの手のスタイルは
東方同様今やありがち過ぎて食傷気味になりつつあるため余計に1stのようなメタルサウンドに
一切頼らないELENDライクな音作り
を見せてくれた個性が恋しくなってしまうのう・・・!
単なる俺のワガママかも知れんが1stの方向性で進化したら一体どうなっていただろうか・・・?
フランス、パリのJAPAN EXPOにでも呼ばれていたんだろうか・・・!?まだ早いか!?(爆)
シンフォニックメタルになるならBRIDE ADORNED位やって頂きたいモンである!
アルバム1枚で消えちまったのが実に惜しいバンドだったなぁ・・・!




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満足度 72% お気に入り曲 礼拝堂の天使  星空の瞳







"Nadir-寝台で語られる後日譚-"




日本のシンフォニック・ファンタジックプロジェクトの4thミニアルバム。


最初期はオーケストレーション、クワイアのみで超大仰なシンフォニックサウンド
展開し個性を出していたが次第にバンドサウンドも取り入れ典型的サンホラスタイル
シフトしてきた感のある速攻ソールドアウトの常連による最新ミニアルバムで、前作に
おいてついに生のギターサウンドを導入してきたが続く本作もやはり基本は語り、
セリフ
媚びたアニメ声もバンバン登場し苦手な人は苦手だろうがオーケストラ
過去作に漏れず実に本格的バンドサウンドも適度に顔を出しやはりサンホラっぽさが強いな。

1曲目はピアノこっ恥ずかしいセリフが顔を出し2曲目は得意の大仰なオーケストラ、
クワイア
が聴け重厚で荘厳なムードを放ちチャーチオルガンも登場、やはり恥ずかしい
セリフ
が全編で目立っているがクワイアも本格的じゃのう・・・!3曲目はホーンに
オルガン、波のSE
で始まりクワイア、ホーンと共にベース、ドラムが聴けアップテンポになり
メタリックではないがサンホラに接近し女性Voも登場!アコーディオンカスタネット
顔を出しメロディーはクサさがあるぞ!語りやセリフも中盤目立つがドラマティックな
曲展開
を見せているのう・・・!4曲目はオルゴール、セリフが聴ける繋ぎで5曲目は
これまた恥ずかしいセリフが目立ちつつも穏やかなムード漂うポップス色濃い曲
笛やパーカッシヴなドラムも聴けヴォーカルはいかにも媚びた声質である。
中盤のセリフ後はノイジーなギターサウンドも顔を出しテンポアップ、シリアスなムード
醸し出されるがその後はまたポップ化するぞ。6曲目はこれまたセリフのみのトラック。


全6曲入りだがやはりSE的な短い繋ぎが多くオーケストラやクワイア等といった
サウンド作りは超本格的なんだが楽曲で勝負するよりもコンセプトの表現に
心血を注いでいる
感じがしてこの辺が我々楽曲重視のメタラーとは相容れない
部分かも知れんなぁ・・・!
マジでヴォーカル曲をやれば相当なモノに仕上がる
素養、才能がある
だけにこのスタイルではポテンシャルを発揮し切れないのでは
ないだろうか!?一度語り、セリフは最小限(もしくは無し)にしてマジの曲を揃えたフルアルバム
出して頂きたいモンじゃ!我々が聴きたいのは「物語」ではなく「音楽」なのだ・・・!




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満足度 67% お気に入り曲 寝台の会話U  少年兵のお話







"Nadir"




日本のシンフォニック・ファンタジックプロジェクトの1stフルアルバム。


ついに彼らが本気になってくれた!これまでは有り余る才能の片鱗を見せつけつつも
純粋な音楽よりも語りパートを重視しているかのようなアルバム構成で、
まるで身体はエロいのに顔だけ微妙、もしくは顔は良いが身体が
だらしない女のような印象
を常にクサメタラー達に与えてきた・・・!だがここに来てついに
本格的なフルレンスアルバムをリリース!得意の語りを見せつつも本気の
シンフォニックメタルで攻めてきたぞ!


1曲目は早速の語り、SEに始まり大仰さ満点のオーケストレーションが登場、その後は
バンドサウンドも顔を出し一気に爆走!RHAPSODY OF FIREハッピーツリーフレンズ
融合しその上でヒットガールがギャングをブッ殺しまくる時のBGMのような
ムードを演出!女性Voパートはいかにもサンホラ直系でサビはクワイアと共に再び疾走!完全に
クサメタラーを殺しにかかる超キラーチューンである!ギターソロはいかにも打ち込みな
音色
なれどメタリックなフレーズを披露しておるのう・・・!後半のクワイアはまるで
THERIONTHY MAJESTIEを思わせその後の勇壮なパートエピックメタル的だがさらに
ホーリーなクワイアも顔を出すぞ!2曲目は十八番の恥ずかしい台詞が聴けるトラックで
語りの内容もサンホラで聴いた事あるなぁ・・・!(爆)後半は壮麗で重厚なオーケストラも
登場し
その後は穏やかな女性Voポップスとなるぞ。3曲目は語りも聴けるがこれまた
大仰極まりないエピックなオーケストラが盛り上がり、その後は穏やかで牧歌的ながらも
エキゾチックなノリを見せるアコギのカッティングが聴けるが女性Voは微妙だな・・・!
後半は聖歌ライクなクワイアが聴けるぞ。4曲目も語り、SE緊迫したオーケストラが聴け
エピックなムードを演出、女性Voはなかなかにハキハキと歌い上げているが途中でまた
雰囲気が変わり優雅なオーケストラ怪しげな男の語りが聴けるぞ。後半もまたクワイア、
オーケストラに語り
で曲というよりはサントラ風だな。5曲目もまた語りと大仰で勇壮な
オーケストラ
が聴け女性Vo微妙さ満点の男Voも登場、中盤でまたムードが変わり
大仰なオーケストレーション、女性Vo
ミュージカルライクな空気を放つぞ。6曲目は
恥ずかしい台詞メインのトラックだが7曲目はホーンに加え久々にメタルサウンドが登場!
オーケストラ
と共に大仰に疾走するシンフォニックメタルとなるぞ!中盤は台詞も顔を出すが
メロディーはクサくたまらんのう・・・!8曲目はユルい語り大仰なチャーチオルガンが聴け
重厚なクワイアも登場する短い繋ぎで、9曲目はホーン、オルガン、波のSEで幕を開け
リズムは淡々としているがクワイア、オーケストラはいちいち大仰極まりないアレンジで
メタリックさは無いがシンフォニック
である!10曲目はオルゴール、波のSEに始まりピアノ、
媚びまくりのアニソン声質女性Vo
が聴けるバラード。途中で顔を出すストリングス系シンセ
また優雅でクサく良いな。その後はまるでお城系プログレのようである!(爆)クワイアもクサいぞ!
11曲目は前シングルに収録されていた語りトラックだ。


1、7曲目はガッツポーズ間違い無しの超絶シンフォニックメタルチューンで最高だが
その後はやはりオーケストラ、クワイアと語り、台詞メインサントラ的な構成を
見せ始め
バンドサウンドも消滅、HM/HR・・・クサメタルを期待すると肩透かしだろうし
個人的にも長すぎる語りが邪魔に感じられるが、安易なメタルもどきの
ありがちクサゴシックに陥らない姿勢
は良いのう・・・!シンフォニックメタルと言うよりも
サントラ的なアルバムだと思って聴くべきだろうな。サンホラフォロワーではあるが、サンホラの
悪い部分
までも引き継いでしまっているかのような印象も強く、また語りを抜きにしても基本的に
ヴォーカルが力量不足
な部分があるんで欲を言うなら語り無し&本格オペラ女性Voで
聴きたかった
のう・・・!別プロジェクトとかでもいいんで、いつの日か本作の
キラーチューンのような曲ばかりを集めたフルアルバム
を作って頂きたいモンじゃて・・・!




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満足度 76% お気に入り曲 幸運の女神ティケ  沈みゆく者達の物語







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