GUALBERTO







"La A La Vida, Al Dolor"




スペイン出身のプログレッシヴロックミュージシャンによる1stアルバム。


70年代前半にSMASHなるジャズロックバンドに在籍していたGarcia Perezによる
ソロ名義のプロジェクトらしく、本作は1975年にリリースされたデビュー作で、
音楽的にはアコースティックな音作りでフォークテイストを強く漂わせており、
アコギヴァイオリン、フルート素朴かつ美麗な叙情性を演出、
本業は上記のようにジャズロックなのだが、本作においてロック要素は極めて薄く、
ウィスパーVo
素朴なフォーク要素を醸し出しているんだが、アルバム後半では
シタール入りのエキゾチックな曲やプログレ寄りの曲が顔を出したりと
何気に幅広さもあるだろうか!?

1曲目はメロウなアコギが重なり叙情性を演出、ソフトなウィスパーVoも顔を出し
2曲目はアコギに加えヴァイオリンも登場、歌い上げるVoや70年代的な軽快さ
演出するリズムセクションも目立ち、3曲目はヴァイオリン、アコギ、Voがオールディーズ的な
古臭さ
を漂わせ、フルートの音色も聴けるぞ。4曲目はヴァイオリンに加え
シタール怪しさを演出、5曲目はバンドサウンドが顔を出し、大人しいながら
本作としてはロック要素が強く、プログレ的な怪しさも見られるな・・・!
6曲目はヴァイオリン、アコギがスパニッシュ的なエキゾチックさを演出、
さらにシタールやスキャットVoも聴けるぞ。7曲目はノイジーなギターが顔を出し
70年代サイケデリックプログレ感を演出、ヴァイオリンと絡み合い
8曲目もサイケ寄りのギターとヴァイオリンが聴けるインスト。9曲目も怪しげな
ヴァイオリンとアコギが絡み、プログレ的な雰囲気を演出するインストだ。


ヴァイオリン、アコギ等が目立ちつつもスパニッシュ的なクサさは薄く、
どちらかと言ったら70年代ブリティッシュ感漂うオールディーズ
印象があり、穏やかでマイルドかつ叙情性、メロウさが見られるだろうか!?
ただやはりフォーク要素が全体的に強く、もっとロック、プログレ寄りに
して欲しい
と言うのが正直な意見だな・・・!




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満足度 72% お気に入り曲 Cancion del agua (Water song)  Terraplen







"Vericuetos"




スペイン出身のプログレッシヴロックミュージシャンによる2ndアルバム。


SMASHのメンバーによるソロプロジェクト的な立ち位置で、
本作は通産2作目のアルバムにしてプログレッシャーの間で名盤と呼ばれている
1枚らしい・・・!前作はVo入りだったが、本作は完全インストとなっており
ヴァイオリン、アコギ等によるフォークテイストを残しつつもプログレ然とした
叙情的なシンセ、ジャズロック的アンサンブルが適度にプログレ、ロック要素を
演出しており、フォーク寄りで大人しかった前作と比べてスリリングさや劇的さ
かなり増え、ロック的な視点で楽しめるようになったな・・・!

1曲目はシタール、ヴァイオリンがかなりの哀愁を発散しており、シンセがまた
プログレらしい情緒を演出、やはり怪しげな感じで2曲目はクラシカル
絡みを見せるヴァイオリン、シンセ、クリーンギター等がマイルドながらスリリングで、
2曲目も緊迫感ある70年代的バンドサウンドヴァイオリン、
さらにチェンバロも顔を出し、クラシカルで様式美的な味わいがあるな・・・!
3曲目もそこそこハードなバンドサウンドが聴け、爽やかな印象がありつつ
ヴァイオリンが目立ち、4曲目はチェンバーロック的な怪しさが見られ、
アンビエントな浮遊感もあるな。5曲目は淡々としたマイルドなジャズロックだ。


Vo無しになった分各楽器がよりスリリングに絡み合うようになり、
穏やかでユルい牧歌的フォーク要素
が減退、ジャズロック要素
増したとされてはいるが、技巧のひけらかしでは無くあくまでも構築された
絡み合い
が見られ、メロディアスドラマティックな印象も強く
叙情プログレらしい憂い、泣きもしかとあるぞ!やはりプログレにおいてVoは
大して重要じゃないパート
だな(爆)。ただアルバム後半でメロディーの無い
アンビエント、ジャズロック
になってしまうのが惜しいだろうか・・・!




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満足度 79% お気に入り曲 Luz De Invierno  Continuando El Dialogo







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