GIGAN







"Undulating Waves Of Rainbiotic Iridescence"




アメリカ出身のプログレッシヴ/サイケデリックデスメタルバンドによる4thアルバム。


元HATE ETERNALのEric Hersemannによって結成されたバンドで、ゴジラに出てくる
怪獣の名前をバンド名に冠しており、本作は2017年リリースの通産4作目の
フルアルバム
となっている。音楽的にはテクニカルデスとされてはいるし、
そういう技巧的な要素も強いんだが、音作りはかなりノイジーでラフな印象があり、
ドゥーム、スラッジ的な引き摺るような粗雑な荒さも見られ、それいでいて
相当にカオティックアヴァンギャルドな面も強く、テクデスやデスコアのような
タイトでソリッドなヘヴィさは皆無だが、その代わりにサイケデリックで
実験的な変態性
を内包したプログレッシヴデスメタルと言えるだろうか・・・!

1曲目はスラッジ感漂う引き摺るようなノイジーさが見られつつ、ブラストで
疾走するパートも見られたりアヴァンギャルドなフリーキーさがあったりと
かなり荒々しくも暴虐な10分の大作。2曲目も変態的な粗雑さを見せるギターが登場、
これまた荒々しいブラストで爆走しており、3曲目はスペイシーさも見られつつ
やはり粗雑なカオティックさがあるぞ。4曲目もスラッジ的かつノイジーな
粗雑さ、ラフさ
に塗れた爆走アヴァンギャルドデスメタルとなり、
5曲目は相当に荒々しいスラッジなスローテンポで、ノイズだらけのバンドサウンドは
グロウルを除けばほぼ70年代サイケデリックロックだな・・・!
6曲目も雑で汚いギターが聴けるが、ブラストは相当に速く7曲目も塊のような
唸りを上げるノイジーさ
が目立ち、サイケデリックかつカオティックである。
8曲目もノイジーなサイケデリックさが強く、途中の淡々としたパートもやはり
グロウルが無ければ完全に70年代サイケプログレだな・・・!


テクニカルデスではあるが、タイトなソリッドさ、メタリックなヘヴィさよりも
粗雑で混沌としたカオティックアヴァンギャルド寄りの変態的フリーキーさ
前面に押し出されたノイジーでアシッドなサイケデリックデスメタル
なっており、プログレデスと呼べなくも無いんだが、悪く言えば音の汚い
粗雑なデスメタル
でもあり、リスナーを選ぶのは否めないだろうな・・・!
やってる事は面白いが、ヘヴィでメタリックなソリッドさ、硬質なタイトさ
エクストリームメタルに求めると雑過ぎて聴けないかも知れんな。




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