GHOST CRIES







"MELUM PRIMUS"




日本の女性Voシンフォニックブラックメタルバンドによる1stアルバム。


ここ近年圧倒的なレベルの高さを見せており、世界レベルが当然のように存在している
ジャパニーズエクストリームメタルシーン
にまた新たな有望株が現れた!彼等GHOST CRIES
2008年に結成されたバンドで、前にEP等をリリースしており本作が初となる待望の
フルレンスアルバム
のようだ・・・!音楽的には7弦ギター2本5弦ベース、シンセ
導入しつつも今風メロデス、メタルコアでは無くシンフォニックブラックとなっており、
ブラストシンセオーケストレーションを交え禍々しくも劇的さを放ってはいるが、
女性Voがなかなかの曲者で、今風メタルコアでは無い昔ながらの邪悪な吐き捨てデスVo
良いんだが、クリーンVoがやけに普通(?)と言うかJ-POP風で、日本語詩で気だるく
歌っており
これが個性なのだろうが賛否分かれそうなスタイルかも知れんなぁ・・・!

1曲目は出だしから早速のシンフォニックブラックとなりシンセを交えつつブラストも披露!
喚きデスVo
オルガンも顔を出し劇的さを放っているが、サビ(?)で急に女性クリーンVoが
日本語詩で歌い始めるぞ!
2曲目はギターが細かいピロピロを披露しつつこれまたブラスト、
トレモロ
で爆走しピアノ、グロウル、クリーンVoも登場、ギターソロはメロディアスだな。
3曲目はクリーンVoで幕を開けるもその後はブラストで爆走するシンフォブラと化すぞ!
4曲目はテクニカルさを前面に押し出しており、ベースのスラップ、Djent気味のリズム
印象的だがシンフォニックさもあるな。5曲目はピアノに始まり禍々しくもテクニカルで
劇的さ
を放ち、怪しげなギターも聴け疾走もするぞ!6曲目はシリアスな厳かさを醸し出し
ブラスト、トレモロで爆走!クリーンVoも目立っているがシンフォブラ要素も強く、
ツインギターのソロ
も聴き所である!7曲目は退廃的な空気を醸し出しつつこれまた
シンフォブラ的に疾走、ギターが何気に細かくシンセ、ピアノも劇的さを見せており、
この曲はクリーンVo皆無でデスVoオンリーなのが良いな!8曲目はテクニカルさと共に
泣きのハモリも見せるギターが聴け、あまり疾走せずに緊迫感を醸し出すのう・・・!
9曲目は非ブラックな空気を醸し出すピアノ、シンセ、クリーン女性Vo
マイルドさを放つバラード風(?)で、10曲目はカオティックさすら醸し出す
禍々しさ、テクニカルさが印象的なエクストリームメタル寄りシンフォブラックである!


シンフォニックブラックと言うかFLESHGOD APOCALYPSE日本人的な感性で
解釈したかのようなサウンド
を披露しており、禍々しくも劇的なシンフォブラ要素は非常に良く
デスVoも邪悪さが十分あり好印象なんだが、このMay J.みたいなクリーンVoはどうにも
音楽性にマッチしておらず個人的には微妙に感じられるわい!これでソプラノ系だったら
普通に良かったんだがな・・・!メタルコアであればこういうクリーンVoでもいいんだろうが、
ブラックメタルというジャンルにはあまりマッチしていないように思えるな。
とは言え音楽的なクオリティーは相当に高く、演奏もヴォーカルも上手くプロダクションも良く
こういったクリーンVoのミスマッチ感を楽しめるリスナーであればかなりの良作だろう!
ある意味NOCTURNAL BLOODLUSTの女性Vo版、シンフォブラック版かも知れんか!?




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満足度 83% お気に入り曲 Ruthless Triumphal Parade  Volcano
Redemption  Elegy For The Abnegators  Most Ugly Meteor Shower







"Deorum Festum"




日本の女性Voシンフォニックブラックメタルバンドによる2ndアルバム。


鳴り物入りでデビューしそこそこ話題になった新人エクストリームメタルバンドによる
通産2作目のフルアルバムである!荘厳でドラマティックなシンフォニックブラック
J-POP風の女性クリーンVoを導入し、賛否分かれるスタイルだがミスマッチ感を
武器とするバンドで、
本作も特に路線が変わったような事は無く前作の流れを汲んだ
サビでJ-POP化してしまう
劇的なシンフォニックブラックを踏襲しているぞ。

1曲目はシンセが壮麗さを放ちつつブラスト、トレモロで疾走し、野蛮なグロウル
顔を出すがサビはやけにマイルドな女性クリーンVoになるのう・・・!ギターソロは
勢いがあって良いな。
2曲目は怪しげなシンセに細かいギターフレーズが聴ける疾走曲。
3曲目はストリングスシンセソリッドなリフが聴ける疾走チューンで、4曲目はJ-POP丸出しな
クリーンVo
に始まるが、その後は劇的なシンフォニックさが見られ、疾走もするが
ミドルパートも多めだろうか!?5曲目は穏やかなSE的出だしからゴツめのリフに
怪しいシンセ
を交え、ミドルパートも目立ちつつ美麗だな・・・!6曲目はヘヴィでミステリアスな
空気
を漂わせており、怪しいフレーズが印象的だな。7曲目はチェンバロによる出だしから
変拍子リズムを交えつつクラシカルさがあるだろうか!?8曲目はシンセ、ギターが
劇的に盛り上がり疾走、9曲目は壮大な出だしから勢い良く疾走し、クリーンVoと
グロウルが交互に混ざり途中でタンゴ風の3連リズムになるぞ。10曲目は怪しげな
雰囲気
がありピアノも目立ち、Voはクリーンオンリーである。


前作の流れを汲みつつ演奏等よりタイトになった印象があるが、やはりクリーンVoが
賛否分かれるであろう
スタイルで、個人的にはJ-POPが苦手というのもあってやはり
好きにはなれず、「これでクリーンVoさえ無ければ」とか「ソプラノ系の
シリアスなVoだったら」
とか思ってしまうわい(爆)。クリーンVoが引っ込み気味なんだが、
そこはやはり否の声を反映した部分なのかも知れんな。ブラックメタルでありつつ
禍々しさ、邪悪さが少なく、どちらかと言ったら壮麗さ、荘厳さ、美麗さを重視しており、
この辺が日本人らしいセンスだろう・・・!全体的に前作よりスケールアップしており
楽曲の劇的さが向上、個人的にこういうクリーンVoが好きじゃないんで
評価は高くならないものの、それがOKなリスナーであれば前作以上に気に入るだろうな。




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満足度 80% お気に入り曲 クリーンVoパート以外全部







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