FREQUENCY DRIFT







"Personal Effects Pt.2"




ドイツ出身のシンフォニックプログレッシヴロックバンドによる2ndアルバム。


プログレ界隈においてはテクノの元祖ジャーマンプログレ、クラウトロックで知られる
ドイツから登場した叙情派プログレバンドで、音楽的には気だるい女性ヴォーカル
フロントに沿え、シンセやピアノ、生のストリングス等を導入したシンフォニック系の
プログレサウンド
を披露しており、バンドサウンドはそこまで目立っている訳では無い
部分的にHM/HR的な音作りを見せているな・・・!

1曲目はSE、台詞等がどこかポストロック的な空間系ムードを演出するイントロで、
続く2曲目は雰囲気を保ちつつ生のストリングスが登場、その後はバンドサウンドや
気だるさのある女性Vo、ピアノ
も顔を出しアンニュイな叙情性を演出するのう・・・!
後半はパーカッシヴなドラムハードロック寄りのギターも登場するぞ。ドラムが
どうにも打ち込みっぽさがあるのが気になるか!?その後はまた叙情的なムードが
放たれるな・・・。
3曲目は正統派HM/HRのような哀愁漂うツインリードが登場するも
バックが貧弱なんでB級クサメタルのようにしか聴こえないんだが(爆)、その後はまた
気だるい女性Voが顔を出し淡々とした展開になるぞ。中盤はストリングスに続き
ブルージーな味わいのあるギターフレーズ
エモーショナルさを放つのう・・・。
4曲目はギター、シンセ怪しげな空間系ムードを演出し女性Voも登場する雰囲気重視の
アトモスフェリック曲
で、5曲目もまた淡々とした空気を醸し出しており女性Voとクリーンギターが
メインを張り、
中盤以降はエモーショナルな泣きのギターソロが登場するぞ!6曲目はハスキー系の
パンチを効かせた女性Vo
に引っ張られギターがどこか80年代風のノリの良さを見せ始める
軽快な曲で、どこか古臭いダンサブルさもありソウルミュージック、R&Bの影響もあるか!?
ただ中盤はストリングスクラシカルな繊細さを見せ優雅な叙情性を放つのう・・・!
7曲目は叙情的なピアノ、オペラティックな歌い回しの女性Voクリーンギターが顔を出す
優雅さ漂うクラシカルなバラードだが、中盤からは土着的な怪しいパーカッションが登場し
儀式的なムードを演出するぞ。8曲目はアンビエント、アトモスフェリック要素の強い
雰囲気重視の曲
になるが、女性Voは大仰に歌い上げており歌唱力の高さを見せつけ、
さらにチェンバロ系の音色も顔を出し中盤以降はハードロック色濃いギターソロも聴けるぞ!
9曲目はピアノ、ストリングスが本作としては珍しくファンタジックな色合いを演出する
叙情的なバラード系の曲
で、女性Voもそんな雰囲気にマッチした歌い回しを披露しており良いな・・・!
中盤のフルートやハープもまた美しいのう・・・!


泣きのギターやストリングス、ピアノ、シンセ気だるい女性Voが乗る叙情性重視の
シンフォニックプログレ
で、よくあるファンタジックなムードよりは怪しくアンニュイな
雰囲気を見せており、
部分的にギターがハードロック寄りのサウンドを放つのも特徴だが
ポストロック、アンビエント系の空間系ムードも強くこの辺は好みが分かれそうだな・・・。




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 77% お気に入り曲 6.16 a.m. Deceit  7.42 a.m. Conflict  5.48 a.m. Lasting Effect







"Ghosts"




ドイツ出身のシンフォニックプログレッシヴロックバンドによる3rdアルバム。


気だるくも確かな歌唱力を持った女性シンガーをフロントに立てたシンフォニック系の
プログレバンド
で、前作はストリングスピアノ、笛シンセを多用した壮麗な音作り
見せつつもどこかダークで怪しげな印象があり、同時にアトモスフェリック、アンビエント系の
要素も強く目立っていたが
本作の方向性もそれに近いものがあり、気だるくも淡々とした
雰囲気モノ
の側面を見せつつどこかオシャレ寄りになった印象があるか!?

1曲目はSEメランコリックなピアノ、ガットギターが聴ける哀愁バリバリのイントロで、
続く2曲目はが登場しアトモスフェリックな要素を見せる穏やかさのある出だしから
HM/HR系のギターも顔を出すが、やはり基本は落ち着いたマイルドなムードの曲調で
ウィスパー系の女性Vo
も聴けツインVoで絡み合い、中盤やラスト付近でヴァイオリンソロ
登場、ギターもハードロック的な音色泣きを見せているのう・・・!3曲目はブルージーなムードを醸し出す
ギターで始まり今風のデジタル加工が施された女性Voも登場、その後はどこか70年代ハードロックに
近いフィーリング
を放っているな。4曲目はアトモスフェリックなムードを漂わせつつメロウなピアノも登場、
その後はソウルミュージックR&Bを思わせるギターのカッティングも顔を出しムーディーな
曲調
になるのう・・・!中盤から盛り上がりを見せ始めさらにハードさのあるギターも聴け、
後半はHM/HR色濃いギターソロが登場する!5曲目はクラシカルな叙情性を見せるメロウさ満点の
ガットギター(?)のソロ
による短い小曲で、6曲目はそのままガットギターフィメールスキャットが乗り
淡々と展開するが、途中からモダンさすら感じさせるハードなギターが顔を出しメタリックになるぞ!
7曲目はこれまた淡々とした穏やかで物静かな楽曲となるが、途中でハードさのあるギターソロ
顔を出しヒステリックなフレーズを披露するのう・・・!後半はヴァイオリンソロ淡々とした穏やかさを見せるぞ。
8曲目も穏やかなヴァイオリンに続きピアノ、女性Voメロウさを放つバラード系で、
後半はスペイシーなシンセメタリックなリードギターが聴けるぞ。


前作がシンフォニックでありつつダークで怪しくアンニュイな気だるさを見せており、
クラシカルな格調高さも内包していたのに対し、本作はアンビエント、アトモスフェリックの
要素が濃くなり
同時に淡々とした中にオシャレ感、サッパリ感を見せるようになってしまい
個人的な好みからは遠ざかってしまった印象があるなぁ・・・!アルバム後半で大人しいながらも
一応は叙情的な楽曲が聴けるが、クラシカルさ、優雅さが無くなったのが惜しいのう・・・!




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 70% お気に入り曲 Ringshine  Dance







"Laid to Rest"




ドイツ出身のシンフォニックプログレッシヴロックバンドによる4thアルバム。


女性ヴォーカルモノドイツ産シンフォニック系プログレバンドで、前作はプログレらしい
クラシカルさ
が減退しポストロック、アンビエントに接近したスタイルとなっており
個人的にはイマイチピンと来ない仕上がりになってしまっていた・・・!そして気になる
本作の方向性
だが、過去作以上に大作志向になり10分越えの長い曲で締められているが、前作とは異なり
エキゾチックな怪しさ、胡散臭さアンニュイな気だるさを見せつつシンセや
ピアノ、ストリングス
等がシンフォニックな叙情性を放ち、それなりにメロディアスな面も
見られるようになってきたな・・・!


1曲目は淡々としつつもエキゾチックな怪しさを放つヴァイオリンに始まり女性Voも登場、
穏やかでマイルドかつメランコリックな印象があり、そこそこハードなギターも聴けるぞ。
途中またヴァイオリンのソロとなり怪しげなフレーズを披露するのう・・・!ピアノを
バックにしたギターソロ
はどこかブルージーさのある泣きを見せており、その後は
ヴァイオリン、笛が唐突にエキゾチックな中東フレーズを奏で始め後半は怪しく
盛り上がるぞ!
2曲目はアトモスフェリック系の淡々としたムードを醸し出し
女性Voも登場、爽快感の中に神秘性を感じさせるのう・・・。途中からギターやベースが
軽快さを見せ
中盤はヴァイオリンピアノメロウさを演出、後半はまた穏やかで大人しくなるぞ。
3曲目は民謡ライクなムードを見せピアノ、女性Voも登場、ウィスパー美麗さを感じさせる
バラード調のメロウな曲調だが、途中からファンク的なカッティングが顔を出しスペイシーな
シンセソロ
も聴け、その後はパーカッション、ストリングス土着的かつクラシカルな空気を放つぞ!
後半の女性Vo、ストリングス厳かさ、シリアスさがあり良いな・・・!4曲目は怪しさ満点のヴァイオリンが
カオティックさ
を放ち、淡々としつつもどこか都会的なオシャレ感を見せメタリックなバンドサウンド、
泣きのリードギター
も登場するぞ。バラード的な要素が強く、フルートソロが相当に哀愁が漂っており良いが
穏やかなジャズっぽいムードもあるか!?後半は急に雰囲気が変わりギターと共にダークな緊迫感を見せ始めるぞ!
5曲目は儀式的な空気を放ちつつブルージーなギターストリングスも登場、シンフォニックで
叙情的なムード
を放ち笛もメロウさを見せ淡々とした曲調になるが、バンドサウンドそれなりに
ハードさ
を放ちゴシック色濃いメランコリックチューンながら盛り上がりもあるか!?
中盤以降のストリングス、オーケストレーション映画のサントラのような大仰な展開を見せるぞ!
6曲目は祈祷のような女性Voに始まり、ピアノストリングス淡々としたアンニュイな
気だるさ
を醸し出し、途中からアンビエント風かつシンフォプログレ系の叙情性も見せる
シンセパートに突入、中盤はギターが盛り上がりを見せるぞ。


過去作と比べてより大作志向になり、曲数が減った1曲1曲が長くなったがその分前作で希薄だった
メロディアスさ、叙情性
が幾分か戻って来ておりアンニュイでメロウ女性ヴォーカルモノの
シンフォニックプログレ
として楽しめる感じに仕上がっているな・・・!まぁそれでもダレる部分はダレるし、
メロディーよりも雰囲気を味わうべきバンド
だろうな・・・!




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 76% お気に入り曲 Dead  Cold  Ice







もどる


inserted by FC2 system