FRANCE GALL







"L'anthologie"




フランス出身の女性シンガーによるベストアルバム。


60年代のフレンチポップスを代表する女性シンガーの一人で、そのロリコン野郎にとって
ドツボなルックス
から当時アイドル的な扱いをされており、実際歌唱力はまさにアイドルまんまな
舌っ足らずな稚拙さ
が目立ち個人的にも妙に小洒落つつも大人しすぎるフレンチポップスは
あんま好みじゃない
んだが、ここに紹介するフランス・ギャルの楽曲にはごく一部だがクサメタラー
卒倒モノのクサさを秘めたキラーチューン
があり、最近の歌謡ジャパメタアニソンメタルを
好む層にもオススメ可能なのだ!


本作は日本で編集されたベストアルバムで、他にも数多くのベスト盤や企画盤が世に出ており
その数たるやX並である(爆)。基本的な音楽性はガーリーさ漂うコケティッシュなポップスなんだが、
そんな中にあってジャズの要素を色濃く漂わせた曲もありこの辺がアートの国フランスらしい部分で、
日本でよくあるなんちゃって歌謡ジャズ風では無く本格的なムードを放っているも、俺が紹介したいのは
代表曲である“夢見るシャンソン人形 (Poupee De Cire,Poupee De Son)”
“恋のためいき (Polichinelle)”の2曲だ!共にTHERIONがカヴァーしておりそっちで知った
メタラーも多かろうが、
元曲は元曲でまたチープな中に何とも言えないクサさがあり、
むしろ辺境クサメタルのショボさ、垢抜け無さを好むタイプのクサメタラーならば抗い難い
魅力を感じるであろう!
前者は誰もが一度は耳にした事があるであろう有名曲だが、
改めて聴いてみると超シンプルなのに相当にクサいメロディーが目立っており、後者に至っては
フルートやチェンバロが飛び出しまるで初期の頃のDARK MOORを彷彿とさせるクラシカルな
様式美系のクサメロを披露しておる!
他にも“審判のテーマ (J'Entends Cette Musique)”
落ち着いたアレンジの上にイングヴェイもプレイしたアルビノーニのアダージョのフレーズを
歌っており、60年代にして鋭いセンスを感じさせてくれるだろうか!?
他にも11曲目“涙のシャンソン日記 (Attends Ou Va T'En)”キャッチーさのある哀愁を帯びた
ハーモニカとヴォーカルが印象的な佳曲で、25曲目“ハロー、天国のムッシュー(Allo Monsieur La-haut)”
クラシカルな格調高さを見せるピアノ優雅さを見せておりこれも良いな・・・!

ちなみに余談だが、多数の楽曲を提供したセルジュ・ゲンスブール歌詞に相当の皮肉や毒を
込めている事で有名
らしく、“夢見るシャンソン人形”ではアイドルなんざ所詮
歌うだけの飾りモンだ!
というメッセージを込め、さらに本作には収録されていない曲だが
“アニーとボンボン (Les Sucettes)”は表向きこそアメちゃんの歌だが
実際はフェラチオの歌である(爆)。こういう部分が70年代のフレンチプログレ
バンドデシネ(フランスのコミック)でも見られる、アート気取りの裏で息付く
フランスらしいダーティーさ、毒だろうな・・・!実にロック、パンクな姿勢
好感が持てるが、まぁイマドキのアイドル共は皆ヤクザに身体売って
チンポコの味もクスリの味も知り尽くした上で
世に出て来ているんでこういう皮肉は
無意味だろうが(爆)。



色々書いたが、クサメタラー的にはやはり“夢見るシャンソン人形”“恋のためいき”の2曲が
全てだろう!前者はあろう事か日本語ヴァージョンもあり、そっちは拙い発音も相まってクサさが倍増!
かつて同郷のHEAVENLYボーナストラックでやけに日本語ヴァージョンに拘っていたんだが
そのルーツがここにあると言えなくも無いだろうか!?ヘタウマと言うか下手糞歌唱
2フレーズしかない単純極まり無い楽曲展開だがこのクサメロは
時代を超えて語り継がれる珠玉の輝きを放つのだ!









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満足度 72% お気に入り曲 Poupee De Cire,Poupee De Son  Attends Ou Va T'En
Polichinelle  Allo Monsieur La-haut







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