FORCES UNITED







"III"




ロシア出身のメロディックメタルプロジェクトによる3rdアルバム。


EPIDEMIAのメンバーであるKirill Nemolyaevがマルチプレイヤー、
コンポーザー
であるKonstantin Seleznev、Sergey 'ID' Bogolubskiyの
両名と組んだプロジェクト的な存在で、本作は通産3作目に当たる
1枚となっている。音楽的にはクサメタルと言うよりはメロハー
通じるメロウな叙情性を漂わせたメロディックメタルとなっており、
疾走感は無いが正統派HM/HR的な音作りの中にロシアらしいほの暗い
憂いを醸し出す美旋律
が見られ、日本では無名ながら異様に巧い
実力派シンガー
が複数ゲスト参加している他、何とMark Boalsまでもが
参加しておりVoに関して滅茶苦茶充実しているアルバムと言えよう・・・!

1曲目は正統派HM/HRな音作りを見せつつメロハー、AOR的な要素
感じさせ、Voがかなり巧く力強い叙情性あるメロディックメタルで、
2曲目はデジタルシンセを交えアップテンポで展開、Mark Boalsが
強烈なハイトーンを披露する他グロウルも顔を出すのう・・・!
3曲目はチャーチオルガンに始まり怪しいシンフォニックさが見られ、
イマイチ音を作り込めていないモダン、ヘヴィ路線のスロー曲となり
女性シンガーによるダミ声、グロウル寄りのVoが目立っているな。
4曲目はピアノが美麗さを放つ女性Voバラード。5曲目は叙情性が見られる
クリーンギター等が聴け、マイルドなVoがエモーショナル
メロウ路線のミドル曲。サビがなかなかにキャッチーだな・・・!
6曲目は細かいギター、シンセロックテイストを感じさせつつも
朗々とした、これまた巧いVoが聴ける軽快なアップテンポだ。
7曲目は気だるく怪しいレゲエ風のカッティングギターが聴け、これまた
巧くも気だるいパワー系女性Voが聴けるスロー曲。8曲目は1曲目のアレンジ違いで、
やけに穏やかなオシャレポップス系の場違いなスロー曲に仕上がっており、
メタラーにとっては捨て曲だがVoがこれまたクソ巧いな・・・!


やや垢抜けない部分を残しつつもロシアらしいほの暗い叙情性、
憂い
を内包した正統派HM/HR寄りのメロディックメタルで、
楽曲自体は悪くは無いものの全体的に地味な印象が無くは無いが、
Mark Boalsのゲスト参加があくまでも要素の一つと言いたくなる位
無名ながら巧いシンガーがチラホラ見られ、特に1曲目と8曲目に
参加しているJarkko Aholaのパフォーマンスは正直言って
Mark Boalsを食う程のレベルとなっており、彼のバンドである
TERASBETONIもチェックしておかなければならんだろうな・・・!







満足度 78% お気に入り曲 More Real Than We All  We Fly Away  Go Back







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