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"Pushing the Senses"




イギリス出身のエモ/UKロックバンドによる5thアルバム


イギリスから現れた叙情的な美メロ、繊細なアレンジを武器とする
日本人ベーシストを擁したエモ/UKロックバンドによる5作目の
アルバムである!かつてメンバーの死を経験しているがそれにめげる事無く
それ以降もアルバムをリリースし精力的に活動を続けている。
イギリス出身という事でUKロックの扱いを受けているが
音楽的にはシンセも導入した完全メロディー、美しさ重視
所謂美旋律ビューティフルエモで、いかにもブリティッシュらしい
湿り気を終始湛えた音作りが施されておりクリーンな音色の
ギター、PROCOL HARUMや日本のGOING UNDER GROUNDを思わせる
純朴なオルガン系シンセ、儚い声で歌うVoと全ての音が
叙情的な美を放っておる!どうやら初期の頃は
もっとへヴィな音作りをしていたようだが本作を聴く限りでは
そういったモダンへヴィネス系の重さは皆無だ。

1曲目からさっそくヨーロピアンな湿り気を撒き散らす
泣きのミドル曲で美しいヴォーカルの声質、シンセ、
クリーンな音色のギターがまさに叙情派ビューティフルエモ
音世界を構築しているぞ!ピアノのような音色が聴ける4曲目も
素朴な味わいがあって叙情を求めるリスナーならグッと来る
ものがあるだろう・・・!珍しくトレモロピッキングの
ギターソロ
も登場する。5曲目はギターリフが飛び出し
アップテンポでロック的な勢いを感じさせるがやはり
全体的な雰囲気は叙情エモである!ヴォーカルの声質が
大きいだろうが明るくなりきれないほの暗さがあって
そこが俺みたいなリスナーにはタマラン所だな(笑)。
8曲目も湿った哀愁エモながらバンドサウンドはそれなりに
目立っておりオルタナ系列の勢いを感じさせてくれる!
9曲目は素朴さ全開のストリングスが聴ける哀愁漂いまくりの
泣きのバラードでやはり牧歌的な雰囲気は凄まじく
ヨーロッパの片田舎の寂れた教会が脳裏に浮かぶ、
情景を呼び起こす曲である!


ビューティフルエモだけあってロック、パンクの激しさ、
衝動性は皆無なれど終始湿り気を帯びたバンドサウンドによる
ひたすらに素朴な美を追求した音世界が何とも
言えないメランコリックさ
を放ちまくり実にグッとくるのう!
ただやはりこの手のスタイルらしく雰囲気はいいものの起伏が
あまり無く
メロディー自体も日本人好みのクサメロとかは皆無で
あくまでもエモ的な美メロなので聴き手によってはダレを
覚える
やも知れんのう・・・!良くも悪くもこの手のスタイルらしい、
曲の殆どがバラードと言い切ってしまえるアルバム構成なので
1曲1曲を抜き出して聴くとかなり好印象だが全曲通して
聴くには適さない、
そんな1枚なのかもな・・・!?




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満足度 77% お気に入り曲 Feeling A Moment、Tender、
Pushing The Senses、Pilgrim Soul、Pain On Pain







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