FALLS OF RAUROS







"The Light That Dwells In Rotten Wood"




アメリカ出身のフォーク/アンビエントブラックメタルバンドの3rdアルバム。


ここ最近増えてきた感のあるシューゲイザー、アンビエント/アトモスフェリック色濃い
穏やかなブラックメタルバンドである!
本作はどうやら3作目にあたるようで過去作は知らんが
本作の方向性はノイジーでスカスカなバンドサウンド、エコーのかかった絶叫タイプの
デスVo
こそブラックメタルだが基本的にスローテンポで穏やかなマイルドさが強く
暴虐なブラストビートトレモロリフアグレッシヴに爆走するような事は
殆ど無く
非常に穏やかな空気が漂っており時折顔を出すアコギフォーク的な味わいを見せ
ギターは退廃的なメロディーを紡いでおりそこまでマニアックになる事は無く
意外な聴き易さもあったりするな。


1曲目はアコギがどこか乾いた純朴なムードを醸し出し軽いドラムも登場、中盤付近から
退廃的な穏やかさを感じさせるギターも聴けるインストで最後の最後にブラックメタル的な
軽さを持ったバンドサウンド
が聴け続く2曲目はそのままスカスカなサウンド退廃的な
メランコリックさ
を演出、音作りは確かにブラックメタルエコーかかりまくりの
絶叫デスVo
も顔を出すがやはり穏やかなムードが漂っており暴虐性、アグレッションは
薄い
のう・・・!ギターソロというかリードギターも途中で顔を出し淡々としたメロディー
紡いでおりツインでハモったりもするぞ。中盤はベースが聴けクリーンギター、パーカッシヴな
ドラム
叙情的かつ雄大な大自然的ムードを演出する!3曲目はこれまた穏やかなアコギ
幕を開けパーカッシヴなリズムも顔を出しそしてトレモロが登場しバンドサウンドになるが
やはりメランコリックな退廃ムードを醸し出すスローテンポで展開、その後は珍しく
ブラックメタルらしい疾走感
も見せるが基本的に音がスカスカ過ぎるのであまり迫力と言うか
勢いが無いなぁ・・・!(爆)
リフやリードギターは結構ドラマティックで良いな。後半は再び穏やかになり
アコギ、クリーンギターウィスパーアンビエントムードを醸し出すのう・・・!
ラストはバンドサウンドがスローテンポでスカスカながらドラマティックな大仰さを見せる
15分くらいある大作である!4曲目はアコギが暗く物悲しいメランコリックな
ムード
を演出しシンセも怪しさを見せる短い繋ぎで5曲目もアコギが聴けパーカッションが
雄大さを出し
ベース、ドラムが淡々と登場、トレモロにバンドサウンドが盛り上がり
リードギター
メロディアスなフレーズを紡ぐスロー曲だ。絶叫シャウト
エコーが強すぎるもののなかなかに説得力があり途中でテンポアップしドラマティックさ
感じさせるのう・・・!中盤はドラムがかなりの手数の多さを見せテクニカルな部分も垣間見れるか!?
そんな中で淡々とメロディアスなフレーズを紡ぎ続けるギターも良い仕事しとるのう・・・!
6曲目も暗いムード満点のアコギが聴けピアノも登場、ただひたすらに
沈み込むようなダウナーな空気を放ち続けメランコリックさのある
泣きのギター
も登場する叙情的なインストだ。


ブラックメタルでありながら暴虐さとは間逆のスタイルであるシューゲイザー、アンビエント、
アトモスフェリック要素
を大胆に取り入れたポストブラック勢がここ最近かなり目立っており
Alcestとかがその代表格なんだが、中にはあまりにも穏やかになりすぎてもはや
ブラックメタルどころかメタル、ロックかどうかも怪しいようなバンドがチラホラ
見受けられたりもするが彼等FALLS OF RAUROSスローテンポながらバンドサウンドが
キチンとブラックメタルしており、
その上メロディー退廃的なメランコリックさを持ち
この手のブラックメタル初心者にも優しい親切なサウンドを出していると言えるだろう!




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満足度 74% お気に入り曲 Banished  Awaiting The Fire Or Flood That Awakes It  Silence







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