FAIR WARNING







"RAINMAKER"




ドイツ出身のメロディアスハードロックバンドの2ndアルバム。


かつてドイツといえばHELLOWEEN、GAMMA RAY等といった絵に
描いたようなジャーマンメタル、メロパワというイメージが
あるが(今でも?)そんなドイツから珍しく産業ロック(死語)
登場!ウリ・ジョン・ロートの弟であるジーノ率いるZenoを前身バンドとしやがて
ジーノがミュージシャンを一時引退した事により他のメンバーを集め結成された、
まさにビッグ・イン・ジャパンを体現したかのような
バンドで、当時世界的にグランジブームでこういった
メロディアスな音楽の需要が失われていた時代だったため
仕方ないのだが日本では超大物としてリスペクトを集めたが
他の国では知名度皆無という壮絶な格差があった・・・!

ドイツ・・・ヨーロッパという国柄のため哀愁、叙情性
漂いまくり
の泣きのクサクサメロハーと思われるかも知れんが
どちらかといったらアメリカンな雰囲気の明るい曲が
多かったりする。だが本作は何といっても11曲目
“BURNING HEART”に尽きるだろう!この曲で聴ける
完璧に構築されたソロスカイギターじゃないほう・・・
つまりアンディ・マレツェクによるもので彼もまた
ただのサイドギタリストではない非凡なセンス、スキル
持った名ギタリストである事を主張しているかのようだ・・・!
この曲が無ければ彼はマリオに対するルイージ、
ケンシロウに対するジャギ、ガチャピンに
対するムック
のような立ち位置と認識されたままで
終わってしまっていたであろう・・・!(爆)


正直個人的にはイマイチピンとこない捨て曲もあるが
中古市場でかなり安く出回っているので“BURNING HEART”の、
ギターソロのためだけに買う
のもアリだ!




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満足度 77% お気に入り曲 BURNING HEART







"GO!"




ドイツ出身のメロディアスハードロックバンドの3rdアルバム。


日本でのみヒーローでその他の国では泣かず飛ばず
ビッグ・イン・ジャパンを極端なまでに表現する
ドイツが産んだメロディアスハードの代表的なバンド
FAIR WARNINGのおそらく世間一般では代表的な
アルバム
と認知されているであろう1枚である!音楽的にはまさに
絵に描いたようなメロハーでヨーロッパ出身の
バンドではあるがその楽曲が持つ雰囲気は哀愁、メランコリックさよりも
どこかアメリカンロックに通じる爽やかな明るさも目立ち
個人的には暗いほうが好みなんだが、そこはやはり
ヨーロピアンバンドなだけに何とも言えない独特の
明るくなりきれない陰りのようなものがありその点が
往年のブリティッシュロックを思わせオッサンリスナーにも
たまらない所
だろう(笑)。

本作もやはり特に壮絶なキラーチューンとして1曲目
“Angels Of Heaven”を俺は挙げたいッ!渋いカッティング、
突き抜けるようなコーラス、天駆けるスカイギター泣きの
美ソロ、
どれも俺の魂を鼓舞するものだ!同じスカイギターでも
ヴァイオリン的な音色、フレーズを追求するウリとは違い基本的に
HR/HMのプレイスタイルの中で突き抜ける高音、泣きを聴かせて
くれるのだがここではウリに接近したプレイを見せておりそれが好みだ(笑)。
どちらかと言えば明るさが主体ながらもこっ恥ずかしさすら感じさせる
美旋律がたまらん2曲目“Save Me”も名曲である!あとは
オーケストレーション、クワイアまで導入した壮大なシンフォニック
バラード
の10曲目“Eyes Of A Stranger”が特に好みだな。


まぁアルバム後半は失速し捨て曲も相変わらずあるのだが
ウリ仙人のそれとはまた異なるスカイギターの崇高なる調べ、
明るくも湿り気を帯びたキャッチーなメロディー、伸びの
凄まじい
上手いヴォーカルと聴き所は満載である!
メロハー好きには避けては通れないアルバムの一つか!?




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満足度 80% お気に入り曲 Angels Of Heaven、Save Me、
Eyes Of A Stranger







"Brother's Keeper"




ドイツ出身のメロディアスハードロックバンドの5thアルバム。


前作から長らく活動を停止し各メンバーがそれぞれ別のバンドを率い
動いていたがようやく再始動となり本作をリリース、
彼らもまた再結成バンドの一つと言える立ち位置におり
長らくブランクがあったわけだが得てしてそういうバンドは
全盛期のキレが失われてしまうのが常であった・・・
メタルゴッドJUDAS PRIESTですらそうなのだから仕方無い。
だが彼らの場合はそれに当てはまる事は無く往年の姿のまま
見事な復活
を遂げているではないか!楽曲は勿論の事
バンドのアンサンブル、演奏、ヴォーカルも衰えを
見せることは無く泣きのスカイギターも冴え渡っておる!

1曲目の頭からさっそくクサさすら感じさせる泣きの
リードギター
が登場!曲調自体は変に今風にならず
80年代メロハーの王道を貫いた感がありシンセの
音色、コーラス等いかにもそれ風である!スカイギターの
泣きまくりソロも健在だ!2曲目も日本人好みの憂いと
キャッチーさを備えた良質のメロハーでシンセの音も
良いな。3曲目はマンドリンのようなトレモロ、唸るベース、
そしてどこかダークでシリアスな雰囲気を聴かせてくれる
緊迫感あるスロー〜ミドル曲。6曲目もダークさがあるが
曲調自体はどこかアメリカンな雰囲気も持ち合わせているな。
何と途中短いがラップ風(?)のパートも登場し若者に
無理に迎合しようとして結局敬遠される年寄りのようだ(爆)。
7曲目はどこかかつてのウリ・ジョン・ロートを思わせる
どこか怪しいオリエンタルな雰囲気を感じさせ派手な
シンセ、キャッチー極まるサビ、スカイギターが印象的である!
8曲目は叙情に満ちた哀愁のバラードでこういう曲づくりは
やはり上手いのう・・・!スカイギターの泣きも素晴らしい!12曲目は
陰りを帯びた哀愁の王道を行くメロハーで無難な
出来
だが好みだな(笑)。13曲目はいきなりアグレッシヴなドラムで始まり
このままメロパワにでもなるのかと一瞬思ったが曲調は従来の
彼ららしい王道メロハー
だった(爆)。


アメリカンな雰囲気の曲がありその辺は好みでは無いが
どの曲も流石ベテランなだけに非常に洗練されており
ワールドワイドな仕上がりとなっている!変に方向性を
変える事無く過去のスタイルを忠実に踏襲しているのが
強みとなったな!JUDAS PRIESTは基本アグレッシヴなので
老いによる衰えを隠せないが彼らの音楽性ならば還暦を
迎えようとも平気そうだ(笑)。
かつてはこういう音楽が
世界的にアゲインストで彼らも日本以外の活動場所が
無かった
訳だがそれでもこうして再結成し今なお現役で
いられる
と言うのは確かな実力があったからである!
数多くのメロハーバンドが今は亡きゼロ・コーポレーションから
リリースされまくったが果たしてその中で何組のバンドが
生き残れたのだろうか・・・!?





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満足度 78% お気に入り曲 Don't Keep Me Waiting、
Tell Me Lies、Way、All of My Love







"AURA"




ドイツ出身のメロディアスハードロックバンドの6thアルバム。


前作で再結成、復活を果たしたドイツが誇る、
MR. BIGと並んでビッグ・イン・ジャパンの代表的バンドの
一つFAIR WARNING。音楽的にラウドとは言えない
LOUD PARK09への参戦が決定しており今回はメロハー勢が
やけに増えている
感があるがスカイギターの音色を去年の
ウリ仙人に続いて生で味わえる絶好の機会、
聴き比べが今から楽しみである!

本作も従来の方向性を変化させる事は無く洗練された
普遍的なキャッチーさ
を持つメロディアスハードを
聴かせてくれるアルバムで相変わらず上手い
トミー・ハートのヴォーカル、冴え渡るスカイギターの
高音の泣き、
円熟味を感じさせるタイトなバンドサウンド
流石のベテランのスキルを感じさせてくれるのう・・・!
哀愁漂いまくりの泣きメロというよりは湿り気
持たせつつも幾分アメリカンなライト要素も強いという点も
従来どおりである。


3、5曲目を始め各曲で聴ける強烈極まるスカイギターの泣き、
8曲目のまるでQUEENを思わせるオーヴァーダブされた
ギターソロ
なんかまさに絶品という他無く
聴いてて思わず顔がニヤけて来るがこれらの曲を始め本作は
他のアルバムと比べてもバラードが多くあまりのかったるさ
飽きを覚える箇所も無きにしも非ずなのが難点だな・・・!
まぁバラードは哀愁寄りの曲が多く1曲1曲を抜き出して聴いたら
十分楽しめるだろうが特に中盤そういう曲が連続で続くのでそこで
かなりダレてしまうのう・・・!彼らもバラードに腰を
落ち着ける年寄りバンド
になっちまったのだろうか!?
LOUD PARKのセットリストがこんな感じだったらイヤじゃのう・・・!(爆)
再結成前のアルバムと比べてアルバム1枚に必ずあったキラーチューンが
無く
なっており悪くは無いがそこまで良くも無い曲で
纏まってしまっているのも気になるのう・・・!




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満足度 75% お気に入り曲 Here Comes The Heartache、
As Snow White Found Out







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