日本のゴスロリバンギャよ、これがゴスだ エミリー・ザ・ストレンジ







日本のゴスロリバンギャよ、これがゴスだ
エミリー・ザ・ストレンジ







エミリーは退屈をぶっ潰す
全てを失っても恐れない
むしろ「失せろ!」と叫ぶ
彼女が愛するのは“ダークサイド”






日本にもヴィジュアル系、バンギャからガチのゴシックメタルまで、ゴシック、ゴス的な
世界観を愛でる層は多数存在するが、所謂バンギャルーツのゴスロリ系ホンマモンのゴス
言わせればファッションだけのポーザーらしく、その源流は日本の初期ヴィジュアル系にも
影響を与えてきたポジティヴパンク、ニューロマンティック系の所謂ゴシックロックと呼ばれる
バンドである!BAUHAUS、THE CURE、SIOUXSIE & THE BANSHEES等が代表的な存在となっており、
THE SISTERS OF MERCYなんかはゴシックメタルの元祖であるPARADISE LOSTにも影響を与えており、
“Walk Away”をカヴァーしていたりする事からもその関係性が伺えよう・・・!

ゴスとは音楽、ロックだけに止まらずあらゆるカルチャーの中にいちジャンルとして存在しており、
映画でも吸血鬼モノとかはゴシックホラー等と呼ばれており、まぁゴシックメタル同様退廃美、
美醜の両立
があれば極論ではあるが大体はゴシック的なムードが出るモンだろう(爆)。

そんなゴスだが、アメリカを始めスクールカーストではナード、ギーク(所謂オタク)達と
並んで底辺
とされ、イケてる勝ち組連中からは蔑まれ、日の当たらない影に生きるしかない
負け組の一つとされている・・・!ちなみに言うまでも無いが、日本のスクールカーストにおける
勝ち組がヤンキーなのに対し、アメリカの勝ち組はジョックス(体育会系)で、日本の体育会系も
かわいがりという名の後輩イジメが問題視されてはいるが、アメリカのそれは比べようが無いくらい
ワルなヤンキー
で、チアリーダーという名の腐れ淫売ビッチどもとワン公みてぇにファックしまくり、
二言目には「ファゴット!(オカマ野郎)」と他人をディスり自身のマッチョ振りをアピール、
レイシズム甚だしくドラッグも当たり前のようにキメ、
それでいてアメリカ文化における
フットボール(アメフト)は勝ち組の象徴で、親や教師は皆そんなならず者集団であるジョックスを
「これこそ本物の男、アメリカの男かくあるべし」と褒め称えるのだ・・・!

日本でもヤンキー、チーマー、ストリートギャング等はならず者とされているが、その一方で
更正して社会に出た元暴走族なんかは畏敬の念を持って扱われるし、悪がクールだと言うのは
人類のDNAに深く刻まれているのかも知れんなぁ・・・!

我々にとってありがたい事に、そんなジョック共もプロのフットボール選手になれなかった場合の
将来は悲惨の一語、とにかく頭が悪く学が無いためブルーカラーの肉体労働者にしかなれず、
トレーラーハウスで酒浸りの日々、場末の安いストリッパーと同棲するも、出来たガキは
育児放棄もしくは八つ当たりのDVで虐待し、哀れガキは将来のシリアルキラーに育つ・・・
といった寸法で、チアリーダーのクソビッチ共セレブに取り入る事が出来なければ
せいぜい場末の安いストリップバーで働くしかなく、元ジョックスのチンピラ客とデキても
ガキを保険金目当てで殺そうとする程度の将来しか無いのだ!
ザマーミロ!

その一方でギーク、ナード達総じて知能が高く、また抑圧され続けてきた反動もあり
ITやカルチャー界隈で大成する者が多く、映画監督コミックライター、アーティストとして
名を上げるケースが目立っており、それはゴスも例外では無くアート、ファッション関係や前述の
ゴシック系バンドとして成功したり、やはり映画やコミックで活躍する例も後を絶たないのだ!
ニール・ゲイマンティム・バートンが代表的か!?

ちなみに近年はエモ、スクリーモ系のファッションが海外ではゴスにかなり接近しており、
日本では両者は完全に別物として認知されているが向こうではほぼ区別が付かず、どっちも
似たり寄ったりなモンだとしてよくネタにされていたりする・・・!サウスパークでもゴスが
一時エモに傾倒する話
があったし、知る人ぞ知る名作コメディー“聖トリニアンズ女学院”では
ゴスファッションの女子エモと呼んでいたなぁ・・・!


前置きが長くなったが、そんなゴス界隈でカリスマとされているのが今回紹介する
“エミリー・ザ・ストレンジ”である!アメリカ、サンフランシスコのアーティスト集団
コズミック・デプリロブ・リーガーバズ・パーカーが生み出し、ステッカーとして
世に出した所キャラクタービジネスとして大成功し、絵本やコミック、小説に加え何と映画化の話まで出ており、
映画化が実現したら史上初のステッカーの映画として歴史に名を残すとか言われているようだ・・・!
ちなみに絵本版はかつて宇多田ヒカルが翻訳した事でそれなりに話題になったらしいが、
ここで驚くべきなのはうちのサイトで宇多田ヒカルなんていう単語が
出て来た事
だろう(爆)。後にも先にも今回だけだな(笑)。


俺が知っているのはダークホースコミックからリリースされたコミックス版で、とりあえずは
アメリカンコミックなんだが所謂スーパーヒーローモノでは無い、オルタナティヴコミック
呼ばれているジャンルに属しており、内容的には特にストーリーがある訳では無く、基本は雰囲気モノ
ダークで退廃的ながらもどこかシュールでコミカルなファニーさを称えた絵本的なギミックを持った
短編集となっており、その黒と赤が大半のドギツい色彩最初は面食らうだろうが
次第に慣れていき愛すべきキャラクターである事が認識出来ると言う、
アメリカンカートゥーンの基本を忠実に守った(?)姿勢が見て取れよう・・・!






ゴスでパンクでよく判らん少女エミリー愛猫4匹と共にダークでシュールな
雰囲気漂う世界観
我が道を貫き通すのが基本で、斜に構えたサブカル野郎、
ダークな空気に酔ってる俺カッコいい
と思いこんでるだけのポーザーな中二病の
クソガキ
からしてみたらキュート過ぎるかも知れんが、エミリーの魅力はそんな所には無いのだ!
この強烈なヴィジュアルが生み出す目に痛い濃さこそが持ち味で、そういう意味ではあの
ボブ・マーリーの息子、ジギー・マーリー原作のコミック、マリファナマン
近いのやも知れぬ・・・!あれも実にパンチの効いた強烈なコミックスだったなぁ・・・!






俺もガキの頃こういう絵ばっか描いてはオフクロに「もっとマトモなの
描きなさい!」と怒られてたよ(笑)。







リコリスとは、アメリカのガキが好んで食うクッソまずそうで身体にも
悪そうな菓子の一種
で、例によって例の如く日本人には合わないようで
「漢方薬」だの「タイヤのゴム」等と称されるレベルのようだ(爆)。






アメコミ、カートゥーンの定番(?)ニンジャとも闘いを繰り広げるぞ!
って言うかこのニンジャ軍団、随分といい加減だな(爆)。






世界初のカンガルーニワトリ!
コケコッコルー!







ゲームの中の世界にだって突入するぜ!まるでシュガー・ラッシュだな(笑)。
ドンキーコングマリオ、パックマンがいる中






シュガー・ラッシュにも出てたQバートがここでも登場!やっぱ海外じゃ
超メジャーなゲームなんだろうなぁ・・・!






ちなみにこのコミックだが、邦訳版に限ってだが写植のクオリティーが半端では無く、
海外コミック史上最も写植に拘った一冊
と言えるレベルで、フキダシの中からその他の文字等
手書き風味を出したり、デジタルな部分もそういう字体にする他、可能な限り擬音までもが
わざわざ日本語に直されておる!
まぁ拘りすぎて逆に読み辛くなっている箇所も見受けられ
本末転倒な感もあるが、判り易さより拘りを追求する姿勢がエミリーらしい部分だろうか!?






コレなんか完全にすごいよ!マサルさん状態だな(爆)。



上記の通り、ゴスシーンは音楽・・・ロックとも密接な結びつきがあるため、本作にも
オジー・オズボーンマリリン・マンソンからTHE DAMNED等ミュージシャン、バンドが
ゲスト出演したり、ロックネタがあったりとなかなかにコッチ側(メタル側)に
寄っていたりする
んで、ある意味我々には馴染みやすいと言えるだろうか!?









ブラックなレコード!だがブラックメタルに手を出していない辺りは
まだまだヌルいだろうか!?(爆)






「いつでも お好きな時にチェックアウト出来ます
でも 決してここからは出られません」

ホテル・カリフォルニアネタが炸裂!



ちなみに前述の映画化についてだが、何とあのクロエ・グレース・モレッツエミリー役で
主演を張る
という話が出てから大分時間が経っており、もうクロエは初代キック・アスの頃のような
幼女じゃなくなっちまった
ため難しいだろうなぁ・・・!ただエミリーはある意味東洋人的とも言える、
アメコミらしからぬ顔の薄さなんで日本人でもコスプレし易いだろうか!?






エミリー・ザ・ストレンジは日本じゃ知る人ぞ知る存在って程度だが、海外じゃゴスの
スタンダード、ゴサーでエミリーを知らない奴はモグリ
と言われている程なんで、日本人でも
ゴスを名乗るのであれば是非とも触れて頂きたい!特に日本のチャラい「萌え〜、萌え〜」なんて
言ってるANIMEやらMANGAやら、もしくはそれっぽいヴィジュアル系だけでゴスを
知った気になっているような連中
にはな・・・!ありきたりな曲ばかりの同人ゴシック
エミリーの世界観を知れば他とは異なる個性が身に付くかもな!?

エミリーの魅力を文章だけで伝えるのはクソ難しいんで、是非とも実際にコミック版等を
手に取って読んで頂きたい
所である!キッチュでファニー、キュートかつ
ゴスでダークで超シュールな世界観、
例えるならお笑いコンビ、よゐこの
ネタをゴス仕様にした
ような感じか!?(爆)












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