ETHEREAL SIN







"The Psalms Of Forgotten Saga"




日本のシンフォニックブラックメタルバンドによるEP。


一部のクサメタラー界隈で話題となった国産シンフォニックブラックである!
結成は1997年意外とキャリアがあるもののリリースされた音源は少なく、
今は廃盤となっているが以前にアルバムもリリース、その時は何と女性シンガーが
フロントに立っていた
ようだが今では女性Voはコーラスのみである。本作は4曲入りのEP
音楽的にはシンセオーケストレーションが壮大さを放つメロディー重視の
シンフォニックブラック
だが、他とは異なるスタイルとしてメンバー全員による
クワイア風のコーラスワーク
が挙げられ、女性ソプラノVoをメインに厳かな
聖歌風コーラス
デスVoのバックで自己主張しておりブラックメタルなのに
ホーリーな雰囲気を演出しておる!


1曲目はパーカッシヴなリズムクワイア系のシンセ、笛、チェンバロ風の音色等
オーケストレーション
厳かさを演出、映画のサントラのような壮大さを見せる
イントロで2曲目はブラスト、トレモロで疾走し音は軽くドラムなんかいかにも
自主制作っぽい感じ
だがメロディー重視のムードがあり、デスVoはブラックメタルらしい
吐き捨て系
だがそこにソプラノ系のコーラスも被さり途中でギターソロも登場、
HM/HR然とした速弾きを交えたプレイ
を披露するぞ!3曲目はシンセと共に勢い良く
疾走
しつつもやはりメロディアスさがありギターも早速速弾きを披露、デスVoは低音
披露するがそこは埋もれ気味になっておるなぁ・・・!中盤、そしてラストでもギターソロが顔を出し
速弾きが結構上手いのう・・・!4曲目はアコギソプラノVoで幕を開け語りも登場、その後は
例によってトレモロ、ブラストで爆走シンセはチープだがシンフォニックさも演出、
胡散臭い語りのような呟きクリーンVoも途中で顔を出し中盤はマーチング調のドラムと共に
コーラス系シンセ、ギターリフ重厚さを演出、さらにチャーチオルガンも顔を出し
実にドラマティック
じゃのう・・・!ギターソロもシュレッドで鋭く切り込みタッピングも披露、
後半はまたアコギ、ソプラノVo、語りになり今度はプリミティヴ風に疾走、
悲鳴のような声
も聴けるがこれはヘナチョコじゃのう・・・!(爆)


デプレッシヴ、プリミティヴ系とは異なる音の悪さこそ惜しいもののそれ以外は
完全メロディー重視ドラマティックなシンフォニックブラックである!
この手のメタルとしてはギターソロが目立っており速弾きがなかなかに達者なのも印象的だな。
アラも色々と目立つ今後に期待出来るバンドだと言えよう!




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満足度 72% お気に入り曲 Comes at the Stormy Night  Blacken the Angel Hearts







"THE ABYSS WILL ALSO GAZE INTO THEE : RICORDO"




日本のシンフォニックブラックメタルバンドによるリメイクアルバム。


ライヴパフォーマンスも以前お目にかかった、国産シンフォニックブラックメタルの
本格派バンド
1stアルバム今のメンバーでリレコーディングしたリメイク盤である!
当時は女性シンガーがフロントに立ちシャウトを披露していたようだが、本作での
女性メンバーはシンセ件ソプラノのバックコーラスのみで、ブラックメタルにあるまじき(?)
ホーリーな聖歌隊系コーラスワーク
クサさと異彩を放っている彼ら。1stアルバムは
俺は未聴だが果たしてどのようなリメイクに仕上がったのであろうか!?

1曲目は早速のダークで重厚なオーケストレーション、流麗なハープ怪しげな
呻き声のようなスキャット
が顔を出しオルガン、語り、ソプラノVoも登場するイントロで、
続く2曲目はドラマティックなギターフレーズと共に疾走!音質はまだ良くは無いがブラックメタルとしては
聴き易い音作り
でギターリフ、ストリングスシンセがクサさを放っておるわい!得意のソプラノコーラス、
クワイア
も顔を出しシンフォブラックとして質が高いのう・・・!中盤はピアノがメロウさを演出し
英語の語り
も聴け、その後はギターソロに突入だ!2曲目はキャッチーさすら感じさせるギター、
シンセ
をバックに疾走しいい意味でブラックメタルらしくない雰囲気を醸し出しておるわい!
初期CHILDREN OF BODOMと言うかKALMAH辺りに通じるムードもあるだろうか!?ギターソロも
バリバリの速弾きバックのシンセもクサいのう・・・!4曲目はチープながらも厳かなムードを醸し出す
シンセオーケストレーションが聴ける短い繋ぎで、5曲目はチャーチオルガンも顔を出しリフワークは意外と
正統派HM/HR的
になるもその後はブラスト、トレモロで爆走!喚きデスVoのバックでソプラノVoや
コーラスワーク
が乗りホーリーさを演出しておるのう・・・!6曲目も大仰さ漂うオルガン、ギターで幕を開け
疾走するがギターはブラックメタルらしからぬフレーズを弾いており面白いな。ピアノも効果的な
使われ方
をしておりセンスを感じさせてくれるわい!後半のソプラノVoメランコリックかつ
実に美しいぞ!7曲目はストリングスシンセ、語り、ソプラノスキャットが聴ける繋ぎで、
8曲目はクリーンギターのアルペジオで幕を開けオルガン、ストリングスも登場、退廃的かつ
美麗な空気を醸し出し
その後はギターがパワーメタル的な切れのあるリフを披露しブラストで爆走だ!
途中オペラティックな朗々としたクリーン歌唱本作中唯一の日本語詩を歌うのも
フックになっており面白いのう・・・!9曲目は何とアコギ女性Vo民謡的とすら言えそうなムードを放つ
叙情的で穏やかな楽曲となるぞ!ブラックメタルどころかHM/HRでも無いがこれはこれでクサくて良いな(笑)。
こういうセンスを持ち合わせている事自体が大きな強みだと言えよう!


上記のミニアルバムと変わらぬ方向性だがあっちよりもちょいと音は良くなった
印象
もあり、デスVoは弱めだがストリングスシンセギタークサいフレーズを
そこかしこで連発する、
極めてクサメタラー向けのシンフォニックブラック
プレイしており実にたまらんのう・・・!1stアルバムの時点で既に完成度の高い曲を
生み出していた
という証拠である!




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満足度 85% お気に入り曲 全部







"Millendium"




日本のシンフォニックブラックメタルバンドによる2ndアルバム。


エレジアックブラックメタルを名乗る日本のバンドによる、何と4年掛かりで
製作された通算2作目のフルアルバム
である!ブラックメタルではあるが思想では無く
音楽性を重視したシンフォニックブラック
をプレイしており、そこに日本人らしい
勇壮さとクサさを持ったメロディー
を導入、さらにソプラノVoクワイア系の
コーラス
を導入し独自性も見せてくれる高品質バンドだが、本作はどうやら
コンセプトアルバムとなっているらしく気合いの程が伺えよう・・・!

1曲目は物悲しいピアノフィメールVoが顔を出しストリングスホーン等も
聴ける重厚なイントロ
で、2曲目は勇壮さ溢れるクサいリードギターと共に
疾走開始!ブラックメタルと言うよりもまるでメロスピ、クサメタルのような
ムード
を放っているがヴォーカルはブラックメタルらしい高音喚きデスVoである。
ソプラノVo語りのような声も顔を出しシアトリカルさもあるな・・・!
ギターソロ
もなかなかに勢いのあるシュレッドを披露しておる!3曲目は早速の
ブラスト
に加え笛のような音色も顔を出し悲鳴のような声も登場、北欧辺りの
シンフォニックブラック
に近い荒涼とした寒々しさを演出しソプラノVo彩り
加えておるのう・・・!ギターソロもまたなかなかに構築美を感じさせてくれるな。
4曲目はストリングスシンセ雨のSEメロウなムードを醸し出す短い繋ぎで、
5曲目も早速のブラスト、シンフォニックなシンセ暴虐かつ劇的に突っ走り
怪しげなムード
も演出、クサめの大仰なパートも顔を出し中盤以降は淡々とした語りに
リードギター
が聴けるぞ。6曲目は叙情的なピアノに始まりソプラノVo、暴虐ながらも
淡々としたミドルテンポ
で展開するもその後はオルガンと共に疾走!
途中でCRADLE OF FILTH辺りに通じる怪しげなシアトリカルさも見られるのう・・・!
7曲目はトレモロリフに始まり北欧ブラックらしい寒々しさを放ちつつ爆走!
途中幽玄さのあるシンセに加え怪しさを放つコーラスワークも顔を出すぞ!
8曲目は勇壮さ、力強さを感じさせるリフ、リズムが聴けるブラックメタルにして
エピックなムードを醸し出すミドル曲である。ソプラノVo男コーラス
またどこかシアトリカルなクサさを感じさせてくれるな。9曲目は中世の田舎町を思わせる、
THY MAJESTIEに通じる短い繋ぎで、10曲目はアコギソプラノVoが乗り穏やかで
牧歌的な空気
を醸し出すもベース、怪しげな語り不穏さを演出、その後はブラスト、
トレモロ、シンフォニックなシンセで爆走するぞ!
中盤でまた怪しげな民謡調になり
へヴィなリズムも登場、チャーチオルガンがクラシカルな荘厳さを演出しており
ギターソロも顔を出すぞ!後半は悲鳴と共に再び爆走クワイア系コーラスも聴けるのう・・・!
11曲目もブラストで疾走するがリードギターオルガンも登場、ギターフレーズ
まるで正統派メタルのようだがやはり基本は禍々しくも壮麗なシンフォニックブラックである!
ラストで聴けるギターソロがまたメロディアスで良いぞ!12曲目はクサさを感じさせる
シンセ、コーラス
が聴ける大仰なアップテンポチューンで、やけにノリの良いリズム
どこかキャッチーだな・・・!中盤はメロウなピアノと共にブラストで爆走し勢いと共に
メランコリックさも感じさせるな。13曲目はまた叙情的なアコギドラム、クサいリードギターが聴ける
穏やかな出だしからやはりトレモロ、ブラストで爆走!コーラスやシンセ等クサさ満点
ソプラノVoも目立っているな。中盤以降の淡々としたコーラスパート
またかなりクサいのう!14曲目はメルヘンチックなオルゴールによる短い繋ぎで、
15曲目はクリーンギター泣きのリードギターが重なり穏やかかつ退廃的なムードを演出、
メランコリックかつエモーショナルなギターをメインに淡々と展開するインストの終曲である。


CRADLE OF FILTHに近い要素を持ったシアトリカルでドラマティックな
シンフォニックブラック
だが、ソプラノVoやクワイア、日本人らしいクサい
メロディー
が独自性も見せており本場海外に引けを取らない本格的なサウンド
放っておるわい!プロダクションも良好で聴き易いのも好印象だな。病んでる系が好きな
プリミティヴ系のブラックメタラーにはウケないだろうが、真に優れたクオリティーの高い
HM/HR
を求めているのであればその期待に必ずや応えてくれる1枚である!




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満足度 86% お気に入り曲 Finem Millennium  Wolvs howl in the Lunar Eclipse
Master's prophecy  Age of Asura  Solitude, Eternally...  Nocturnal Crimson Rain  Field of Sorrow







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