ESSENCE OF SORROW







"Reflections of the Obscure"




DIVINE FIREのギタリスト率いるスウェーデン出身のモダンパワーメタルバンドによる1stアルバム。


DIVINE FIREのヤニ・ステファノヴィック元SONATA ARCTICAのキーボーディストである
ミッコ・ハルキン
RANDOM EYESのシンガー、クリスチャン・バルリンを呼び集めて
結成したバンドのようで、曲の半分でマッツ・レヴィンがヴォーカルを取っているようだ。
音楽的にはDIVINE FIREとそんなに差の無いゴリゴリにヘヴィでダークな緊迫感を見せる
重厚なパワーメタル
となっているが、あっちのようなメロパワ的な疾走感ネオクラシカル系の
様式美要素は薄く、
基本はミドルテンポミステリアスなプログレメタル的な
スタイル
を見せているのが特徴だろうか・・・!?

1曲目から早速DIVINE FIREに通じる重々しいヘヴィさを見せるリフが聴ける
ダークな質感を持ったパワーメタルだが疾走はせずミドル〜アップテンポで展開、
シンセも顔を出し中盤はミステリアスさを見せちょいプログレメタル風にもなるぞ。
2曲目はシンフォニックなシンセ、クワイア重々しいヘヴィリフが顔を出し
シリアスなダークさを放つミドル〜スロー曲。後半のギターソロ付近がやはり
プログレメタル然としておるのう・・・!3曲目はデジタル系シンセピコピコしつつ
疾走感を見せるストロングなアップテンポチューン
シンセソロも聴けるぞ。
中盤以降はやけに重苦しいスローテンポになるがギターはなかなかに劇的だな。
4曲目はこれまたドラマティックさのあるギターが聴けるもスローテンポでマイルドな
印象があるのう・・・!
中盤はこれまたプログレメタル風だがその後のギターソロは
構築美があり良いな!
5曲目はストロングなヘヴィサウンドによる重厚なアップテンポで、
ヴォーカルはノリの良さ
を感じさせるぞ。ドラマティックなメロディーをハモるギター
聴き所だな。6曲目はこれまたデジタル風のシンセゴリゴリのヘヴィリフが聴け基本はミドルだが
テンポアップするパートもあるぞ!インストパートはやはりプログレメタルだな。
7曲目は珍しいワウを効かせたギターで幕を開けるがその後は従来通りのシリアスな
ヘヴィさを放ち、
Aメロはクリーンギターマイルドさを見せるがやはりその後のリフは
ゴリゴリなヘヴィさ
があるのう・・・!ヴォーカルメロディー彼らにしてはなかなかに
キャッチーか!?
8曲目は怪しげなムードを放つプログレメタルながらミステリアスな
叙情性を秘めたヴォーカルパート
も聴けるぞ。9曲目はメロウなピアノデジタルリズムが聴ける
穏やかなインストバラードで、一部で顔を出すギターリフを除き
珍しくヘヴィさも無いがベースだけはやはり妙に重々しいのう・・・!
後半の泣きのギターソロが良いな・・・!


DIVINE FIREから疾走感ネオクラ要素を取り払いプログレメタル要素を増強したような
雰囲気を見せており、元々ヴォーカルメロディーにフックの無かったDIVINE FIREの
要素をそのまま受け継いでいるため、本作もただヘヴィでミステリアスなだけで
メロディアスさがろくに無く、
さらにミドル〜スローテンポがメインとなっており
クサメタラー視点ではあんま楽しめない1枚になっちまっているなぁ・・・!
クリスチャン・バルリンのヴォーカルはこういうヘヴィさ重視の音作りだとどうにも線が細く
物足り無く感じてしまう
が逆に重苦しいバンドサウンドだからこそこのマイルドな
甘さのある歌唱が引き立つ
とも言えるか!?雰囲気自体は物凄く良いんだが今一歩
何かが足りない、
良くも悪くもDIVINE FIREとまったく同じ印象を抱くアルバムである!(爆)




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