ENSLAVED







"In Times"




ノルウェー出身のヴァイキングメタルバンドによる13thアルバム。


1991年に結成され、当初はブラックメタル畑で語られるバンドだったが、
最初期からヴァイキングメタル的なスタイルを見せており、この手のジャンルの
先駆者的存在とされるバンドであるが、アルバムをリリースする毎に次第に
プログレッシヴロック的な手法を導入するようになり、近年ではOpeth
比較対象に挙げられ、10作目のアルバム“Vertebrae”ノルウェーにおける
グラミー賞
とされる、Spellemann Awardで見事受賞を果たしたようだ・・・!
俺は観ていないがLOUD PARK16にも参戦したようで、古くからのマニアを賑わせたようだが
最新作である本作のサウンドはブラックメタル的要素を見せつつもクリーンVoや
穏やかなパート
を大々的に導入しており、禍々しくも確かに近年のOpethに
通じる雰囲気
を見せているだろうか!?

1曲目は早速のブラックメタル然としたブラスト、トレモロ絶叫Voで疾走!
だがその後はクリーンVoと共にやけに穏やかでムーディーな展開になり
後半は近代ポストブラック風にもなるのう・・・!2曲目はこれまたやけに
穏やかで淡々としつつ妙にノリが良く、ニューウェイヴ感すら漂っており
後半は叙情的なトレモロが聴けるぞ。3曲目は怪しくもメロウで幻想的な
ギター
が顔を出し、その後はブラックメタル的な疾走曲となるが、クリーンVo等
かなりメロディアスでドラマティックである!4曲目はやけに穏やかな
中東ムード
が見られシンフォニックさもあり、中盤以降はブラックメタル的に疾走するぞ。
5曲目は10分以上ある本作最長曲で、プログレ的な浮遊感、幽玄さが見られ
ブラックメタル要素もあるが、途中のクリーンVoがやけに劇的でカッコいいぞ!
中盤では何とQUEEN的コーラスアコギも登場し、プログレの幻想美
見せ付けるのう・・・!6曲目はコーラスワークに始まりブラックメタル要素も見られ、
軽快ながら神秘的ですらあり、途中穏やかなクリーンギターが聴けるぞ。


ブラックメタル的なアグレッション、禍々しさを持ちつつも同時に穏やかで
マイルド
なプログレ要素を導入、さらには近代的なポストブラック的手法すら
織り込んでおり、ヴァイキングメタルとされつつも意外と勇壮で民謡的な
クサさは皆無、クサメタラー的にはピンと来ないバンドかも知れんが、
アーティスティックな印象は強くそこがOpethに近い所だろうな・・・!
プログレの影響下にあるためか、1曲1曲がやけに長く8分以上の曲のみで
構成されており、大作を苦手とするリスナーにも厳しいかも知れんな。
メロディアスな音よりもアート志向の音を好むメタラー向けのバンドか!?




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