ENFOLD DARKNESS







"Our Cursed Rapture"




アメリカ出身のテクニカルデス/ブラックメタルバンドによる1stアルバム。


テネシー州から登場したバンドによる2009年リリースのデビューアルバムで、
音楽的にはまさしくテクニカルデスブラックメタルそれぞれの要素を抽出して
美味しい所取りしたようなサウンドで、基本的にはデスコア風味のある
テクデス
だが、そこにブラックメタルのトレモロ、ブラストを放り込んだり、
さらにはメロディアスなギターフレーズも惜しみなく投入しており、質は高いが
没個性なバンドが多いシーンに一石を投じる仕上がりとなっているな・・・!
Voはブラックメタル寄りの喚き高音スクリーム主体である。

1曲目から早速テクデス風味漂う高速ハモリギター、絶叫Voと共に疾走するが、
1分程度で終わり2曲目も細かいギターが登場、ブラストトレモロも顔を出し
ブラックメタル風味もありつつマイルドなクリーンギターも顔を出し、さらに後半で
メロディアスなツインギターのソロも聴けたりとなかなかに忙しない展開である。
3曲目も結構メロディアスなギターが目立ち、そこまで禍々しく無いメロブラと
言えなくも無い曲調だろうか!?
4曲目は怪しいテクニカルさが見られつつ
ダニ・フィルスっぽいホイッスルシャウトも導入され疾走、これまた穏やかなパートもあり
5曲目もテクデス寄りの疾走チューンで、6曲目もテンション高めのVo
ダニっぽさを見せる疾走曲で、どことなくデスラッシュ的なソリッドさもあり、
ギターソロは怪しくもメロディアスだな。7曲目はかなり劇的なハモリを見せるツインギターに
ブラストで疾走!シンフォニックさの無いCRADLE OF FILTHと言えなくも無い曲調か!?
8曲目は叙情的なクリーンギターによる繋ぎのインストで、9曲目はスラッシーなソリッドさ
漂わせつつテクデス要素ブラックメタル要素も見られる8分超えの大作だ。


テクデスメロディックブラック要素を融合した、テクニカルかつ
メロディアスなエクストリームメタル
をプレイしており、ブラックメタル程の
スカスカさが無く、
テクデス寄りの聴き易いプロダクションが好印象だな・・・!
時にダニ・フィルスを思わせるテンション高めの喚き高音スクリーム
テクニカルな細かさを見せつつもメロディー重視なツインギターも良いな。
ブラックメタルと言うよりは叙情ギター多めのテクデスだと言えよう!




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満足度 85% お気に入り曲 全部。特に“Exaltations (Part II: The Epitome of Grief)”







"Adversary Omnipotent"




アメリカ出身のテクニカルデス/メロディックブラックメタルバンドによる2ndアルバム。


テクデスメロディックブラック美味しい所取りと言えなくも無い、
技巧的かつメロディアスなサウンドで、シンフォニックさの無いCRADLE OF FILTH
言えなくも無いドラマティックさを見せる実力派バンドによる通産2作目である!
方向性としては前作同様、テクニカルデスとブラックメタルを融合させ
時にデスラッシュ的なソリッドさを見せたり、メロデス、メロブラ寄りの叙情性、
メロディアスさ
を導入し、テクニカルさ以上にメロディーを重視したスタイルを
徹底しており実に好印象である!

1曲目はシンフォニックなイントロで、2曲目はブラックメタル然とした出だしから
テクデス要素も見られ、流麗なギターソロが登場、3曲目は叙情的な
ハモリギター
がメロディックブラック風味を演出、対位法っぽいツインギターが良いな・・・!
4曲目はテクニカルスラッシュ風味を漂わせ、5曲目は禍々しい雰囲気のスロー、ミドル主体で
6曲目は途中メロディアスなツインリードが聴けるメロブラ寄りの疾走チューンだ。
7曲目は穏やかで怪しいクリーンギターによるインスト。8曲目はシンフォニックさが見られ
壮麗さ、荘厳さを感じさせるドラマティックなメロブラ、テクデスである!9曲目はこれまた
勢い良く疾走しテクニカルさを見せ、途中クリーンギターが穏やかさを演出しており、
10曲目はテクニカルかつブラックメタル風味の強いブラスト、トレモロ多めで勢い良く疾走、
メロディアスなギターも聴けるぞ。11曲目はスローテンポだがギターには
スラッシュメタル風味があり、全体的に怪しげなムードが漂っているな・・・!
12曲目は叙情的なギターが聴けつつ退廃しており、スローパートも交えつつ疾走するぞ。
13曲目はプリミティヴ風味漂う出だしからブラスト、トレモロで疾走、
怪しさ
も見られる8分の長尺曲だな。


基本的には前作の流れを汲んだ、メロディックブラックとテクデスの融合だが、
デスラッシュ風味も強まり、疾走一辺倒だった前作と比べると曲数が増えた分
それなりには幅も広がった印象があるだろうか!?ただVoはかなりのブチ切れ具合
見せていた前作と比べると幾分か大人しくなった感じで、ダニ・フィルス感が
減退しており
そこは惜しい部分だな・・・!だがそれでも質の高さは変わらず、
前作が気に入ったリスナーであれば本作でも十分以上に楽しめるだろう!




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満足度 85% お気に入り曲 Lairs of the Ascended Masters  Liberator of Mages
Banishment  The Adversary, Omnipotent  The Test of Wisdom







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