EMILL BULLS







"Sacrifice To Venus"




ドイツ出身のニューメタルバンドによる7thアルバム。


DIE APOKALYPTISCHEN REITERのライヴでサポートを勤めた経歴のあるドイツ出身のバンドで、
音楽的にはとりあえずはニューメタルとカテゴライズされているらしく、どうやら初期の頃は
DJが在籍
しておりミクスチャー的なアプローチを見せていたらしいんだが、その後音楽性が
変わった
ようで本作ではニューメタル、ラウドロックと言うよりもグルーヴ重視のメタルコアと
言えなくも無さそうなスタイル
にシフトしており、モダンでタイトなヘヴィサウンドテンションの
高さを感じさせるシャウト、確かな歌い上げを見せるクリーン
を使い分けるヴォーカルと
オルタナティヴ要素よりもメタリックな部分が遥かに目立っておる!

1曲目は早速のヘヴィな音作り絶叫シャウトが乗りビートダウン的なスローテンポで展開、
かなりメタルコア、ハードコアに近いテンションを見せているが、サビはクリーンVoも聴け
ユルめの部分もアピールしているな・・・!
2曲目もゴリゴリにヘヴィな音作りシンセ
バックで登場、グルーヴィーなメタルコアと言えそうなムードがありヴォーカルのダミ声も
カッコ良く
サビも濁った声で歌い上げており歌唱力の高さを感じさせるな・・・!中盤では
ギターソロも聴けキッチリと速弾きを披露しているぞ!3曲目はハードコア色濃いダミ声の
シャウト
バンドサウンド憂いを帯びた邪悪なヘヴィさを放っておりテンションも高いぞ!
4曲目はうって変わって穏やかなエモさを放つマイルドな曲調になり、クリーンVoもかなり
落ち着いた歌い回し
を見せておるのう・・・!5曲目は湿ったピアノに始まり再びモダンなヘヴィサウンドが登場!
それでいてどこか暗く陰りを帯びておりサビは叙情性漂うエモいキャッチーさがあり良いな。
6曲目は何と疾走するアグレッシヴなメタルコアチューンで、リフはニュースクール寄りの
胸を焦がす叙情性
を感じさせサビはテンポダウンダミ声寄りのクリーンVoになり、まぁ定番だが
疾走パートがかなりカッコ良く、
2度目のサビも強烈なメランコリックさがあり流麗なギターソロも登場、
かなりのキラーチューンに仕上がっているわい!7曲目もまんまメタルコアな勢いとヘヴィさを感じさせる
ゴリゴリの音作りアップテンポになり、サビのクリーンVoがまた相当にエモくメロウじゃのう・・・!
8曲目はシンガロングエモさのある淡々としたバンドサウンドが聴けるマイルドな曲調だが、
煽るようなダミ声が聴けテンポアップもするぞ。9曲目もシンガロングが聴けるが、さらに
ヘヴィかつデジタル寄りの音作りに接近しノイジーな部分もあるな。サビは相当に
キャッチー
じゃのう・・・!10曲目はエモいムードを発散するギター、コーラスに始まる
淡々としたマイルドな曲調で、Aメロで大人しく歌いサビで声を張って歌い上げるクリーンVoが
確かな上手さを感じさせメロディアスなギターソロも聴けるぞ。11曲目はいきなりの
ハイテンションな早口ダミ声
が登場し変態っぽさも見せるグルーヴ重視のヘヴィチューンだ!
12曲目は細かいギターの刻みが聴けグルーヴィーなノリの良さを感じさせるアップテンポチューンで、
リフワークはメタルコアに通じるフレーズを披露しておりサビがまたキャッチーで良いのう・・・!
ギターソロ
も顔を出し細かいフレーズを披露しつつメロディアスさも見せてくれるぞ。
13曲目は本作中最もヘヴィさを放つドゥーミーなスローチューンで、クリーンVoはポストロック風の
穏やかな歌い回し
を披露しており激情ハードコアに通じる壮大なムードも感じられるな。


上記したようニューメタルと言うよりも殆どメタルコアと呼んだほうがしっくり来る
サウンド
を提示しており、ゴリゴリにヘヴィシャウトもかなりテンションが高いが
同時にエモい叙情性、キャッチーさも見せており、最近のチャラいデジタルサウンドばかりが
無駄に目立ったピコリーモ、イマドキ系メタルコアバンド
よりも遥かにシリアスなメタラー好みの
楽曲を聴かせてくれるバンド
である!これでも初期の頃はDJ、ラップ入りでチャラかったと言うのが
信じられんのだが(笑)、音楽性の変化が吉と出た好例だな。




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満足度 84% お気に入り曲 Hearteater  Paints Down  Rainbows and Butterflies
The Way of the Warrior  The Reckoning  Keep On Dreaming







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